車の希望ナンバーを語呂合わせで決める|抽選対象13種類と42・49がない理由
車を買うときに、家族の誕生日や好きな言葉の語呂で希望ナンバーを選ぶ人は少なくありません。ただ、希望ナンバーには抽選にしか当たらない番号があり、ナンバープレートでは 4桁未満の番号が「・・12」のように点で埋めて表示されるため、思っていた見え方と違うこともあります。この記事では、ナンバープレートの読み方、全国共通の抽選対象13種類、払い出しで使われないとされる 42・49 などの番号、語呂合わせで番号を決めるときのコツと注意点をまとめます。
ナンバープレートの4つの要素と、選べる部分
ナンバープレートには、地名(使用の本拠地を管轄する運輸支局などの名前)、分類番号(3桁の数字)、ひらがな、そして大きく書かれた最大4桁の一連指定番号の4つが並んでいます。希望ナンバー制度で選べるのは、このうち一連指定番号です。地名は住所で、分類番号とひらがなは車の種類や払い出しの順番で決まります。
| 要素 | 例 | 決まり方 |
|---|---|---|
| 地名 | 品川・横浜・なにわ など | 使用の本拠地で決まる(ご当地ナンバーを含む) |
| 分類番号 | 300・500・580 など | 車の種類で決まる |
| ひらがな | さ・す・わ など | 自家用・事業用・レンタカーなどの区分と払い出しの順で決まる |
| 一連指定番号 | ・・12 / 46-49 | 希望ナンバーなら選べる |
ひらがなには使われない文字があり、「お」(「あ」と見間違えやすい)、「し」(「死」を連想させる)、「へ」(「屁」を連想させる)、「ん」(発音しにくい)は使われていません。レンタカーには「わ」「れ」が割り当てられるなど、ひらがなにも用途ごとの決まりがあります。
「・・12」の点は空いた桁を埋める記号
一連指定番号が4桁に満たないとき、空いた桁は「・」で埋めて表示されます。4桁の番号は、2桁ずつハイフンで区切ります。語呂合わせで選んだ番号が、プレートの上でどう見えるかは次のとおりです。
| 選んだ番号 | プレートでの見え方 | 語呂の例 |
|---|---|---|
| 8 | ・・・8 | はち・パン |
| 29 | ・・29 | 肉・福 |
| 315 | ・315 | 最高・サイコー |
| 4649 | 46-49 | よろしく |
| 1122 | 11-22 | いい夫婦 |
| 2525 | 25-25 | ニコニコ |
ハイフンで2桁ずつに分かれるため、4桁の語呂は前半と後半で区切れる言葉のほうが、プレートを見た人に伝わりやすくなります。「46-49」は区切りがずれて見えますが、「11-22(いい・夫婦)」「25-25(ニコ・ニコ)」は区切りと言葉の切れ目がそろっています。語呂合わせメーカーの「ナンバー・暗証番号」のタブに番号を入れると、プレートでの見え方をそのまま確かめられます。
全国共通の抽選対象は13種類
希望ナンバーは、一般の番号なら申し込めば取得できますが、人気が集中する番号は抽選になります。全国共通で抽選対象になっているのは次の13種類です。
| 桁数 | 抽選対象の番号 | プレートでの見え方 |
|---|---|---|
| 1桁 | 1・7・8 | ・・・1 / ・・・7 / ・・・8 |
| 2桁 | 88 | ・・88 |
| 3桁 | 333・555・777・888 | ・333 / ・555 / ・777 / ・888 |
| 4桁 | 1111・3333・5555・7777・8888 | 11-11 / 33-33 / 55-55 / 77-77 / 88-88 |
抽選対象の番号は、申し込みのあと定期的に行われる抽選に当たらないと取得できません。外れた場合は、次の回の抽選に申し込み直します。このほかに、地域ごとに人気の番号が抽選対象に追加されていることがあります。語呂合わせで選んだ番号が13種類に入っていなくても、申し込む地域の希望番号申込サービスで抽選対象かどうかを確かめてください。
42・49・42-19・42-56 が払い出されない理由
希望ナンバーを申し込まずに登録すると、番号は順番に払い出されます。このとき、縁起の悪い語呂になる次の番号は使われないとされています。数字の語呂合わせが、ナンバー制度そのものに組み込まれている例です。
| 番号 | 連想される語呂 |
|---|---|
| ・・42 | 死に |
| ・・49 | 四苦(しく) |
| 42-19 | 死に行く |
| 42-56 | 死に頃 |
これらは「順番の払い出しで使わない」という扱いで、番号そのものが存在しないわけではありません。希望番号として取得できるかどうかは、申込先で確かめてください。逆に、語呂合わせで番号を決めるときは、自分の選んだ番号が別の読み方でよくない言葉にならないかも一度見ておくと安心です。
語呂合わせで希望ナンバーを決める手順
- 1
使いたい言葉か数字を決める
家族の誕生日、結婚記念日、好きな言葉など、番号の元になるものを決めます。誕生日なら 11月22日 → 1122 のように月日の4桁にします。
- 2
語呂の候補を出す
数字が決まっているなら「数字 → 語呂」に、言葉が決まっているなら「言葉 → 数字」に入れます。たとえば「よいこ」は 415、「やさい」は 831 になります。
- 3
プレートでの見え方を確かめる
「ナンバー・暗証番号」のタブで、・315 や 11-22 のように実際の表示で読めるかを見ます。
- 4
抽選対象かどうかを確かめる
全国共通の13種類に入っていないかを確かめ、申し込む地域の抽選対象もあわせて調べます。
- 5
希望番号申込サービスで申し込む
販売店に頼むか、自分で希望番号申込サービスから申し込みます。交付の手数料や受け取りまでの日数は地域とプレートの種類で違うので、申し込み画面で確かめてください。
語呂のいい4桁を探すコツは、数字の語呂合わせの作り方で、誕生日や記念日を番号にするときの工夫は誕生日・記念日の語呂合わせで詳しく解説しています。
ナンバーと同じ番号を暗証番号にしない
車のナンバーは、駐車場や道路で誰でも見られる情報です。語呂のいい番号を気に入るあまり、キャッシュカードやスマートフォンの暗証番号まで同じ4桁にしてしまうと、ナンバーを見た人に当てられるおそれがあります。誕生日を語呂にしたナンバーなら、誕生日の4桁も同じ理由で暗証番号には向きません。
- ナンバーと同じ4桁、ナンバーの前後を入れ替えた4桁は暗証番号にしない
- ナンバーの元にした誕生日・記念日も暗証番号にしない
- 家族で同じ語呂の番号を使い回さない
暗証番号として推測されやすい4桁の見分け方は暗証番号に語呂合わせは危険?推測されやすい4桁と決め方にまとめています。
よくある質問
- 希望ナンバーで抽選になる番号は?
- 全国共通の抽選対象は、1・7・8・88・333・555・777・888・1111・3333・5555・7777・8888 の13種類です。ほかに地域ごとに抽選対象が追加されていることがあるため、申し込む地域の希望番号申込サービスで確かめてください。
- ナンバーに 42 や 49 がないのはなぜですか?
- 「・・42」は「死に」、「・・49」は「四苦」を連想させるため、希望しない場合の払い出しでは使われないとされています。同じ理由で「42-19(死に行く)」「42-56(死に頃)」も使われないとされています。
- ナンバープレートの「・・12」の点は何ですか?
- 4桁に満たない番号の空いた桁を埋める記号です。1 なら「・・・1」、12 なら「・・12」、123 なら「・123」と表示し、4桁は「12-34」のように2桁ずつハイフンで区切ります。
- ナンバープレートのひらがなで使われない文字は?
- 「お」「し」「へ」「ん」は使われていません。「お」は「あ」と見間違えやすく、「し」は「死」、「へ」は「屁」を連想させ、「ん」は発音しにくいためとされています。
- 語呂合わせで希望ナンバーを決めるには?
- 誕生日や好きな言葉を4桁以内の数字にして、プレートでの見え方と抽選対象かどうかを確かめてから申し込みます。数字の語呂合わせメーカーなら、語呂の候補、プレートでの見え方、全国共通の抽選対象かどうかをまとめて確かめられます。
この記事で紹介したツール
あわせて読みたい
誕生日・記念日の語呂合わせ|月日の4桁を言葉にする方法と語呂の記念日一覧
11月22日は「いい夫婦の日」、11月29日は「いい肉の日」。日本の記念日には、月日の数字を語呂合わせで読んだものがたくさんあります。自分や家族の誕生日、結婚記念日、付き合った日の数字も、うまく読めば覚えやすい言葉になります。この記事では、月日の4桁を語呂にするときのコツ、1月〜9月の「0」の扱い、語呂で決まった記念日の一覧、語呂をメッセージやプレゼントに添えるアイデアをまとめます。
記事を読む →暗証番号に語呂合わせは危険?推測されやすい4桁と安全な決め方
「4649(よろしく)なら絶対に忘れない」と、語呂合わせで暗証番号を決めたことはないでしょうか。覚えやすい番号は便利な反面、他人にとっても思いつきやすい番号です。4桁の暗証番号は 0000〜9999 の1万通りしかなく、よく使われる番号から試されると、思っているよりずっと早く当てられてしまいます。この記事では、推測されやすい4桁のパターン、語呂合わせの番号が危ない理由、それでも覚えやすい暗証番号の決め方、自分の番号を確かめる方法をまとめます。
記事を読む →数字の語呂合わせの作り方|0〜9の読み方一覧と上手に作るコツ
4649 は「よろしく」、1122 は「いい夫婦」。数字の語呂合わせは、電話番号や車のナンバー、年号の暗記まで、日本語ならではの覚え方として広く使われています。ところが、いざ自分の番号で作ろうとすると、どの数字をどう読めばよいのか迷いがちです。この記事では、0〜9 の読み方の一覧、語呂を作るときに使われる5つの読み方の工夫、数字にできない音の見分け方、語呂合わせメーカーで候補を自動で出す手順までを、実際の変換例とあわせてまとめます。
記事を読む →