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スクリーンショットの撮り方と保存形式|PC・スマホ別の手順

スクリーンショットは撮り方さえ分かれば数秒で済みますが、共有した相手から「文字がつぶれて読めない」「容量が大きすぎる」と言われることがあります。この記事では、OS別の撮影手順に加えて、スクリーンショットに向いた保存形式、送る前に消しておきたい情報、撮れないときの確認順をまとめます。

OS別の撮り方と、範囲指定のショートカット

画面全体を撮ってから切り抜くより、最初から必要な範囲だけを撮るほうが速く、容量も小さくなります。範囲指定のショートカットを1つ覚えておくと、以後の作業が短くなります。

環境画面全体範囲を指定して撮る
WindowsPrintScreen キーWindows + Shift + S(切り取り領域ツール)
MacCommand + Shift + 3Command + Shift + 4(ドラッグで範囲選択)
iPhone(Face ID)サイドボタン + 音量上撮影後のサムネイルから切り抜き
iPhone(ホームボタン)ホーム + サイドボタン撮影後のサムネイルから切り抜き
Android電源 + 音量下撮影直後に表示される編集から切り抜き
ブラウザの縦長ページ拡張機能や開発者ツールスマートフォンは「フルページ」保存に対応する場合あり
  • Macで Command + Shift + 4 を押したあとスペースキーを押すと、ウィンドウ単位で撮れます。影付きで綺麗に収まるので、資料用に便利です。
  • Windowsの切り取り領域ツールは、撮影後に通知から編集画面を開けます。矢印や囲みをその場で描き込めます。
  • スマートフォンでは、撮影直後に左下や上部に出るサムネイルをタップすると、保存前に切り抜きと書き込みができます。
  • 動きのある画面は、静止画を何枚も撮るより画面録画のほうが伝わることがあります。手順の共有では特に有効です。

スクリーンショットはPNGが基本、写真中心ならJPEG

多くの環境で、スクリーンショットは初期設定でPNGとして保存されます。これは理にかなっています。画面には文字やアイコン、境界のはっきりした図形が多く、こうした画像はPNGのほうが劣化しないためです。

形式向いている中身注意点
PNG文字、表、UI、図、透過が必要な画像写真が大きく写ると容量が膨らむ
JPEG写真や動画のキャプチャ文字の周囲にノイズが出る。再保存で劣化が蓄積する
WebP写真・図の両方。容量を抑えたいとき古い環境や一部の業務システムで開けないことがある

判断に迷ったときは、撮った画像に文字が含まれているかで決めてください。文字が入っていればPNG、写真がほとんどを占めるならJPEGです。JPEGは非可逆圧縮のため、文字の輪郭の周りに細かいノイズが出て、小さい文字ほど読みにくくなります。

送る前に確認すること

スクリーンショットは画面をそのまま写すため、見せたい部分以外も一緒に写り込みます。送信してから気づくことが多く、取り消せない場合もあります。共有する前に、次の場所を確認してください。

  • 画面上部の通知やバナー:メッセージの本文や送信者名が写っていないか。
  • ブラウザのタブ名とアドレスバー:閲覧中の他のページや、内部URLが読めてしまうことがあります。
  • ブックマークバー:業務用の管理画面名がそのまま並んでいることがあります。
  • ファイル一覧やフォルダ名:顧客名や案件名が含まれやすい場所です。
  • メールアドレス、氏名、電話番号、社員番号。
  • 撮影者の名前やアカウント名が表示されるアプリのヘッダー。

隠すときは、塗りつぶしを使ってください。モザイクやぼかしは、見た目ほど安全ではありません。文字のような規則的な対象は、弱いぼかしなら推測される場合があります。黒や白のべた塗りで完全に覆うのが確実です。

容量が大きくて送れないとき

高解像度のディスプレイで撮ったスクリーンショットは、見た目のサイズ以上にピクセル数が多く、PNGだと数MBになることがあります。メールやチャットの上限に引っかかるときは、上から順に試してください。

  1. 1

    必要な範囲だけに切り抜く

    最も効果が大きく、画質も落ちません。画面全体ではなく、伝えたいウィンドウだけにするだけで大幅に減ります。

  2. 2

    形式を変える

    写真主体のスクリーンショットがPNGで保存されている場合、JPEGやWebPに変換するだけで容量が大きく下がります。画像フォーマット変換ツールを使えば、ブラウザ上で変換してそのままダウンロードできます。

  3. 3

    品質を少しずつ下げる

    JPEGやWebPに変換するときは、品質を90から順に下げて、目標の容量に届いた時点で止めます。文字が含まれる画像は劣化が目立ちやすいため、下げすぎないほうが安全です。

  4. 4

    枚数を減らす

    手順を示す目的なら、似た画面を何枚も送るより、要点の1〜2枚に矢印を描き込むほうが、容量も相手の負担も減ります。

撮れない・真っ黒になるときの確認順

スクリーンショットが保存されない、または一部が黒く抜けるのは、故障ではなく仕様であることがほとんどです。

症状考えられる原因対処
動画や配信画面だけ黒くなる著作権保護により映像出力の取得が制限されている仕様のため回避しない
アプリ全体が撮れないアプリ側でスクリーンショットが禁止されている銀行や一部の業務アプリでは正常な動作
保存されない保存先の空き容量不足空き容量を確認する
キーが効かない他のアプリがショートカットを占有別のショートカットや標準ツールから撮る
撮れるが画像が荒い縮小されたウィンドウを拡大している実寸で撮り直す
色味が違って見える表示側の色調整や自動輝度別の端末で開いて確認する

上2つは保護機能によるもので、設定変更で撮れるようにするものではありません。内容を共有したい場合は、画面ではなく、公式に用意されている共有機能や書き出し機能を使ってください。撮った画像を軽くしたい場合は画像の容量を減らす方法、提出先に合わせて形式を変える場合はPNG・JPEG・WebPの違いが使えます。

よくある質問

スクリーンショットはPNGとJPEGのどちらで保存すべきですか?
文字や表、アプリのUIが写っているならPNGです。JPEGは非可逆圧縮のため、文字の輪郭の周りにノイズが出て小さい文字が読みにくくなります。逆に、写真や動画のキャプチャが画面の大部分を占める場合は、JPEGやWebPにすると画質の劣化をほとんど感じないまま容量を大きく減らせます。多くのOSが初期設定でPNGを選ぶのは、画面に文字が含まれることが多いためです。
スクリーンショットの容量を小さくするには?
最初に効くのは切り抜きです。必要なウィンドウだけにすれば画質を落とさずに減らせます。それでも大きい場合は形式の変換で、写真主体の画像がPNGで保存されているならJPEGやWebPに変えるだけで大幅に下がります。品質を調整するときは90から順に下げ、目標に届いた時点で止めてください。文字が含まれる画像を下げすぎると、読みにくくなります。
一部のアプリでスクリーンショットが真っ黒になるのはなぜですか?
著作権保護やセキュリティのため、映像の取得が意図的に制限されているからです。動画配信サービスの再生画面、銀行や決済アプリ、一部の業務システムで起こります。端末の不具合ではないため、設定変更で撮れるようにする必要はありません。内容を共有したい場合は、そのサービスが公式に用意している共有機能や書き出し機能を使ってください。
個人情報を隠すときはモザイクで十分ですか?
黒や白のべた塗りで完全に覆うほうが確実です。モザイクやぼかしは、強度が弱いと元の文字を推測される場合があります。また、アプリによっては切り抜きが表示上の設定として保存され、あとから元の範囲に戻せることがあります。見せたくない部分を確実に落とすなら、加工後に別ファイルとして書き出すか、形式を変換して保存し直してください。

この記事で紹介したツール

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