ソートの引き分けはどう使う?|同率の決まり方と結果に納得できないときの見直し方
推しソートで決められない 2 つが出てきたとき、つい押したくなる「引き分け」。便利な反面、使い方によっては「なぜかこの 2 人がずっと同じ順位」「結果が思っていたのと違う」という原因にもなります。この記事では、引き分けを押したときに順位がどう決まるのか、使ってよい場面と避けたい場面、結果がしっくりこないときに考えられる原因と、やり直して結果の安定度を確かめる方法を説明します。
引き分けを押すとどうなる?同率グループの仕組み
推しソート メーカーで「引き分け」を押すと、その 2 つは同じ順位の 1 つのグループ(同率)にまとまります。以後は、そのグループが 1 つの項目として扱われ、ほかの項目と比べるときはグループの代表の名前に「ほか◯件と同率」と添えて表示されます。グループに勝てばグループ全員より上、負ければ全員より下に並びます。
ここで大事なのは、一度同率にした 2 つは、最後まで同じ順位のままだということです。あとから「やっぱりこっちのほうが好き」と思っても、その 2 つを比べ直す質問は出てきません。引き分けは「保留」ではなく「同じ順位で確定」のボタンだと考えてください。
| 答え | その場で起きること | 結果への影響 |
|---|---|---|
| 左(右)が好き | 選んだほうが先に並ぶ | 2 つの上下が決まる |
| 引き分け | 2 つが 1 つのグループになる | 最後まで同じ順位。質問は減る |
| 1 つ戻る | 直前の答えを取り消す | その質問からやり直せる(何回でも) |
同率の順位の付け方|1位・2位・2位・4位
結果の画面では、同率のグループは同じ順位に「名前・名前」とまとめて表示されます。次の順位は、同率になった人数ぶん飛ばします。スポーツの順位や成績の席次と同じ数え方です。
| 並び | 表示される順位 |
|---|---|
| A > B = C > D | 1 位 A、2 位 B・C、4 位 D |
| A = B > C > D | 1 位 A・B、3 位 C、4 位 D |
| A > B = C = D > E | 1 位 A、2 位 B・C・D、5 位 E |
「上位 10 位をコピー」は、この順位の数字で 10 位までを書き出します。同率がある場合は、10 位以内に入るグループまでがコピーされるので、行数は 10 行より少なくなることがあります。
引き分けを使ってよい場面・避けたい場面
引き分けは質問を減らせる便利なボタンですが、使いすぎると順位の情報が減ってしまいます。次の目安で使い分けると、結果に納得しやすくなります。
- 使ってよい:本当に同じくらい好きで、同率で構わないとき。下位の「どちらも特に思い入れがない」項目どうしのとき。項目数が多く、下位の細かい順番より上位を早く知りたいとき。
- 避けたい:ちょっと迷っただけのとき。1 位・2 位を争うような上位どうしのとき(同率 1 位で確定してしまいます)。片方を知らないとき。
- 知らない項目が出たとき:引き分けにすると、比べた相手(知っている項目)と同じ順位にくっついてしまいます。結果をきれいにしたいなら、「やめて作り直す」からリストを直して知らない項目を消すのが確実です。
引き分けを多く使うほど質問は少なくなります。極端な例では、10 個をすべて引き分けにすると 9 問で終わりますが、結果は全員同率です。引き分けと質問数の関係はソートは何問で終わる?で説明しています。
結果に納得できないときに考えられる原因
ソートを最後まで答えたのに「この順位はおかしい」と感じることがあります。ソートは答えをつなぎ合わせて順位を作るので、ほとんどの場合、原因は次のどれかです。
- 好みに矛盾がある(じゃんけん状態):A>B、B>C なのに、C と A を比べると C を選びたくなる、という好みは珍しくありません。ソートは聞いていない組み合わせを「A>C のはず」とみなすので、実際に C と A を比べた感覚とずれることがあります。
- 答える順番の影響:同じ項目でも、どの組み合わせから聞かれるかで、矛盾した好みのまとめ方が変わります。「出てくる順番をシャッフルする」がオンなら、やり直すたびに順番が変わります。
- 疲れによるぶれ:項目が多いと、後半の答えが雑になりやすくなります。ソートは後半ほど長い列どうしをつなぐ質問になり、1 問の答えが多くの順位に影響します。
- 押し間違え:← → キーで答えていると、反対側を押してしまうことがあります。ソート中は「1 つ戻る」で直せ、最後まで答えたあとも「最後の答えを直す」で 1 問前に戻れます。
- 引き分けの使いすぎ:同率にした項目は最後まで離れないので、「なぜこの 2 人が並んでいるの?」という結果になりがちです。
じゃんけん状態の好みは、聞かれる順番で1位が変わる
好みの矛盾がどう結果に出るのか、3 人の例で確かめてみます。A・B・C の 3 人について、「A と B なら A」「B と C なら B」「C と A なら C」と、じゃんけんのように一周する好みを持っているとします。どの 2 人を比べてもいつも同じ答えをするのに、推しソート メーカーで質問の順番だけを変えると、結果は次のようになります。
| 最初の並び | 聞かれる質問 | 結果 |
|---|---|---|
| A, B, C | A と B → A と C | 1 位 C、2 位 A、3 位 B |
| B, C, A | B と C → B と A | 1 位 A、2 位 B、3 位 C |
| C, A, B | C と A → C と B | 1 位 B、2 位 C、3 位 A |
3 人とも 1 位になる可能性があり、どれも 2 問で終わっています。ソートは聞かなかった 1 組(1 行目なら B と C)を「たぶんこうだろう」と推測で埋めるので、矛盾した好みがあると、どの組を聞き残したかで結果が変わるのです。これはソートの不具合ではなく、そもそも一列に並べられない好みを無理に一列にしているために起きます。
実際の推しソートでも、何十人の中に小さなじゃんけん状態がいくつか混ざっているのはよくあることです。上位の順番がやり直すたびに入れ替わるなら、その人たちの間には「どれが上とも言い切れない」関係があると考えて、同率扱いにするか、気になる数人だけで小さなソートをして確かめましょう。
やり直して結果の安定度を確かめる方法
1 回の結果だけで順位を決めず、同じ項目で何回かやり直すと、自分の好みがどれくらいはっきりしているかが分かります。
- 1
1 回目の結果をコピーしておく
「全順位をコピー」でテキストをメモに貼っておきます。結果の URL を保存しておくのも便利です。
- 2
「同じ項目で自分もやる・やり直す」を押す
シャッフルがオンなら、別の順番で質問が出てきます。少し時間をあけてからやると、1 回目の答えに引きずられにくくなります。
- 3
2 つの結果を見比べる
どちらでも上位に来る項目は、本当に好きな項目です。大きく順位が動いた項目は、ほかとの差が小さいか、好みに矛盾がある項目だと考えられます。
- 4
気になる項目だけで小さなソートをする
順位が入れ替わった上位の数個だけを集めて、もう一度ソートします。項目が少ないほど全部の組み合わせに近い数の質問が出るので、上位の順番をじっくり確かめられます。
何度やっても 1 位が決まらない、という場合は、そもそも何を基準に比べているかを言葉にしてみると答えやすくなります。比べる基準の決め方は推しの順位の決め方で紹介しています。
よくある質問
- ソートで引き分けにするとどうなりますか?
- 2 つが同じ順位の 1 つのグループにまとまり、以後は 1 つとして比べられます。一度同率にした 2 つは最後まで同じ順位のままで、あとから比べ直す質問は出てきません。そのぶん質問数は少なくなります。
- 同率のとき、次の順位はどうなりますか?
- 同率になった人数ぶん飛ばします。2 位が 2 人なら次は 4 位で、「1 位、2 位、2 位、4 位」のように表示されます。
- 知らない項目が出てきたときは引き分けでいいですか?
- 先に進めますが、比べた相手と同じ順位にまとまってしまいます。結果をきれいにしたいなら、「やめて作り直す」から知らない項目をリストから消してやり直すのが確実です。
- ソートの結果が毎回違うのはなぜですか?
- シャッフルがオンだと質問の順番が毎回変わり、好みに矛盾がある項目や差が小さい項目は、聞かれる順番によって順位が入れ替わるからです。何回やっても上位に来る項目が、本当に好きな項目だと考えられます。
- 最後まで答えたあとに答えを直せますか?
- 「最後の答えを直す」で最後の 1 問に戻れ、そこからさらに「1 つ戻る」で前の答えも取り消せます。最初からやり直したいときは「同じ項目で自分もやる・やり直す」を押してください。
この記事で紹介したツール
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