百人一首 決まり字 練習・一覧|むすめふさほせ・友札・大山札と、競技かるたの決まり字の変化
小倉百人一首の決まり字(上の句をどこまで聞けば1首に決まるか)を、1字決まり(むすめふさほせ)から6字決まり(大山札)まで一覧にしました。決まり字は表を写したものではなく、上の句を読み上げたときの音から計算しているので、「を」と「お」、「あふことの(おうことの)」と「おほえやま」のような音の重なりもそのまま反映されます。友札(あさぼらけあ・あさぼらけう など)も一緒に表示。練習モードでは、決まり字を見て正しい取り札を選ぶ・取り札を見て決まり字を選ぶ4択・8択を、友札や頭の音が同じ紛らわしい札を混ぜて出題し、答えるまでの秒数と苦手な札を記録します。「決まり字の変化」では、読まれた札(空札も含む)を入れるたびに残りの札の今の決まり字を計算し直し、短くなった札を一覧にします。登録不要・無料で、記録はこの端末にだけ保存されます。
決まり字の枚数
上の句をどこまで聞けば1首に決まるか、の字数です。押すとその字数の札だけを表示します。
1字決まりは む・す・め・ふ・さ・ほ・せ(覚え方「むすめふさほせ」)。6字決まりは「あさぼらけ」「きみがため」「わたのはら」の各2枚で、大山札(おおやまふだ)と呼ばれます。
決まり字一覧
色のついた字が決まり字です。右の札は取り札(下の句)で、決まり字と取り札をセットで覚えます。
100首
あきか
3字決まり
79番 ・ 左京大夫顕輔
あきかぜに たなびくくもの たえまより
もれいづるつきの かげのさやけさ
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ
友札:1番 あきの
もれいづるつきのかげのさやけさあきの
3字決まり
1番 ・ 天智天皇
あきのたの かりほのいほの とまをあらみ
わがころもでは つゆにぬれつつ
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
友札:79番 あきか
わがころもではつゆにぬれつつあけ
2字決まり
52番 ・ 藤原道信朝臣
あけぬれば くるるものとは しりながら
なほうらめしき あさぼらけかな
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな
頭の「あ」が同じ札がほかに15枚あり、2字目で決まります。
なほうらめしきあさぼらけかなあさぢ
3字決まり
39番 ・ 参議等
あさぢふの をののしのはら しのぶれど
あまりてなどか ひとのこひしき
浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき
友札:31番 あさぼらけあ64番 あさぼらけう
あまりてなどかひとのこひしきあさぼらけあ
6字決まり
31番 ・ 坂上是則
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとに ふれるしらゆき
朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪
友札:64番 あさぼらけう
よしののさとにふれるしらゆきあさぼらけう
6字決まり
64番 ・ 権中納言定頼
あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに
あらはれわたる せぜのあじろぎ
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木
友札:31番 あさぼらけあ
あらはれわたるせぜのあじろぎあし
2字決まり
3番 ・ 柿本人麻呂
あしびきの やまどりのをの しだりをの
ながながしよを ひとりかもねむ
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
頭の「あ」が同じ札がほかに15枚あり、2字目で決まります。
ながながしよをひとりかもねむあはぢ
3字決まり
78番 ・ 源兼昌
あはぢしま かよふちどりの なくこゑに
いくよねざめぬ すまのせきもり
淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守
友札:45番 あはれ
いくよねざめぬすまのせきもりあはれ
3字決まり
45番 ・ 謙徳公
あはれとも いふべきひとは おもほえで
みのいたづらに なりぬべきかな
あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな
友札:78番 あはぢ
みのいたづらになりぬべきかなあひ
2字決まり
43番 ・ 権中納言敦忠
あひみての のちのこころに くらぶれば
むかしはものを おもはざりけり
逢ひ見ての 後の心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり
頭の「あ」が同じ札がほかに15枚あり、2字目で決まります。
むかしはものをおもはざりけりあふこ
3字決まり
44番 ・ 中納言朝忠
あふことの たえてしなくは なかなかに
ひとをもみをも うらみざらまし
逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし
友札:60番 おほえ95番 おほけ
ひとをもみをもうらみざらましあまつ
3字決まり
12番 ・ 僧正遍昭
あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ
をとめのすがた しばしとどめむ
天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ
友札:7番 あまの
をとめのすがたしばしとどめむあまの
3字決まり
7番 ・ 安倍仲麿
あまのはら ふりさけみれば かすがなる
みかさのやまに いでしつきかも
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
友札:12番 あまつ
みかさのやまにいでしつきかもあらざ
3字決まり
56番 ・ 和泉式部
あらざらむ このよのほかの おもひでに
いまひとたびの あふこともがな
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな
友札:69番 あらし
いまひとたびのあふこともがなあらし
3字決まり
69番 ・ 能因法師
あらしふく みむろのやまの もみぢばは
たつたのかはの にしきなりけり
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり
友札:56番 あらざ
たつたのかはのにしきなりけりありあ
3字決まり
30番 ・ 壬生忠岑
ありあけの つれなくみえし わかれより
あかつきばかり うきものはなし
有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし
友札:58番 ありま
あかつきばかりうきものはなしありま
3字決まり
58番 ・ 大弐三位
ありまやま ゐなのささはら かぜふけば
いでそよひとを わすれやはする
有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
友札:30番 ありあ
いでそよひとをわすれやはするいに
2字決まり
61番 ・ 伊勢大輔
いにしへの ならのみやこの やへざくら
けふここのへに にほひぬるかな
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
友札:21番 いまこ63番 いまは
けふここのへににほひぬるかないまこ
3字決まり
21番 ・ 素性法師
いまこむと いひしばかりに ながつきの
ありあけのつきを まちいでつるかな
今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
友札:63番 いまは
ありあけのつきをまちいでつるかないまは
3字決まり
63番 ・ 左京大夫道雅
いまはただ おもひたえなむ とばかりを
ひとづてならで いふよしもがな
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな
友札:21番 いまこ
ひとづてならでいふよしもがなうか
2字決まり
74番 ・ 源俊頼朝臣
うかりける ひとをはつせの やまおろしよ
はげしかれとは いのらぬものを
憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを
友札:65番 うら
はげしかれとはいのらぬものをうら
2字決まり
65番 ・ 相模
うらみわび ほさぬそでだに あるものを
こひにくちなむ なこそをしけれ
恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
友札:74番 うか
こひにくちなむなこそをしけれおく
2字決まり
5番 ・ 猿丸大夫
おくやまに もみぢふみわけ なくしかの
こゑきくときぞ あきはかなしき
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき
頭の「お」が同じ札がほかに6枚あり、2字目で決まります。
こゑきくときぞあきはかなしきおと
2字決まり
72番 ・ 祐子内親王家紀伊
おとにきく たかしのはまの あだなみは
かけじやそでの ぬれもこそすれ
音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ
頭の「お」が同じ札がほかに6枚あり、2字目で決まります。
かけじやそでのぬれもこそすれおほえ
3字決まり
60番 ・ 小式部内侍
おほえやま いくののみちの とほければ
まだふみもみず あまのはしだて
大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立
友札:44番 あふこ95番 おほけ
まだふみもみずあまのはしだておほけ
3字決まり
95番 ・ 前大僧正慈円
おほけなく うきよのたみに おほふかな
わがたつそまに すみぞめのそで
おほけなく 憂き世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染の袖
友札:44番 あふこ60番 おほえ
わがたつそまにすみぞめのそでおも
2字決まり
82番 ・ 道因法師
おもひわび さてもいのちは あるものを
うきにたへぬは なみだなりけり
思ひわび さても命は あるものを 憂きに堪へぬは 涙なりけり
頭の「お」が同じ札がほかに6枚あり、2字目で決まります。
うきにたへぬはなみだなりけりかく
2字決まり
51番 ・ 藤原実方朝臣
かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ
さしもしらじな もゆるおもひを
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
友札:6番 かさ48番 かぜを98番 かぜそ
さしもしらじなもゆるおもひをかさ
2字決まり
6番 ・ 中納言家持
かささぎの わたせるはしに おくしもの
しろきをみれば よぞふけにける
かささぎの 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける
友札:48番 かぜを51番 かく98番 かぜそ
しろきをみればよぞふけにけるかぜそ
3字決まり
98番 ・ 従二位家隆
かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは
みそぎぞなつの しるしなりける
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける
友札:48番 かぜを
みそぎぞなつのしるしなりけるかぜを
3字決まり
48番 ・ 源重之
かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ
くだけてものを おもふころかな
風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな
友札:98番 かぜそ
くだけてものをおもふころかなきみがためは
6字決まり
15番 ・ 光孝天皇
きみがため はるののにいでて わかなつむ
わがころもでに ゆきはふりつつ
君がため 春の野に出でて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ
友札:50番 きみがためを
わがころもでにゆきはふりつつきみがためを
6字決まり
50番 ・ 藤原義孝
きみがため をしからざりし いのちさへ
ながくもがなと おもひけるかな
君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな
友札:15番 きみがためは
ながくもがなとおもひけるかなきり
2字決まり
91番 ・ 後京極摂政前太政大臣
きりぎりす なくやしもよの さむしろに
ころもかたしき ひとりかもねむ
きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む
友札:15番 きみがためは50番 きみがためを
ころもかたしきひとりかもねむこころあ
4字決まり
29番 ・ 凡河内躬恒
こころあてに をらばやをらむ はつしもの
おきまどはせる しらぎくのはな
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花
友札:68番 こころに
おきまどはせるしらぎくのはなこころに
4字決まり
68番 ・ 三条院
こころにも あらでうきよに ながらへば
こひしかるべき よはのつきかな
心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな
友札:29番 こころあ
こひしかるべきよはのつきかなこぬ
2字決まり
97番 ・ 権中納言定家
こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに
やくやもしほの みもこがれつつ
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
頭の「こ」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
やくやもしほのみもこがれつつこの
2字決まり
24番 ・ 菅家
このたびは ぬさもとりあへず たむけやま
もみぢのにしき かみのまにまに
このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに
頭の「こ」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
もみぢのにしきかみのまにまにこひ
2字決まり
41番 ・ 壬生忠見
こひすてふ わがなはまだき たちにけり
ひとしれずこそ おもひそめしか
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか
頭の「こ」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
ひとしれずこそおもひそめしかこれ
2字決まり
10番 ・ 蝉丸
これやこの ゆくもかへるも わかれては
しるもしらぬも あふさかのせき
これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関
頭の「こ」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
しるもしらぬもあふさかのせきさ
1字決まり
70番 ・ 良暹法師
さびしさに やどをたちいでて ながむれば
いづこもおなじ あきのゆふぐれ
さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ
いづこもおなじあきのゆふぐれしの
2字決まり
40番 ・ 平兼盛
しのぶれど いろにいでにけり わがこひは
ものやおもふと ひとのとふまで
忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで
友札:37番 しら
ものやおもふとひとのとふまでしら
2字決まり
37番 ・ 文屋朝康
しらつゆに かぜのふきしく あきののは
つらぬきとめぬ たまぞちりける
白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
友札:40番 しの
つらぬきとめぬたまぞちりけるす
1字決まり
18番 ・ 藤原敏行朝臣
すみのえの きしによるなみ よるさへや
ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ
ゆめのかよひぢひとめよくらむせ
1字決まり
77番 ・ 崇徳院
せをはやみ いはにせかるる たきがはの
われてもすゑに あはむとぞおもふ
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ
われてもすゑにあはむとぞおもふたか
2字決まり
73番 ・ 権中納言匡房
たかさごの をのへのさくら さきにけり
とやまのかすみ たたずもあらなむ
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
頭の「た」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
とやまのかすみたたずもあらなむたき
2字決まり
55番 ・ 大納言公任
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど
なこそながれて なほきこえけれ
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ
頭の「た」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
なこそながれてなほきこえけれたご
2字決まり
4番 ・ 山部赤人
たごのうらに うちいでてみれば しろたへの
ふじのたかねに ゆきはふりつつ
田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ
頭の「た」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
ふじのたかねにゆきはふりつつたち
2字決まり
16番 ・ 中納言行平
たちわかれ いなばのやまの みねにおふる
まつとしきかば いまかへりこむ
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む
頭の「た」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
まつとしきかばいまかへりこむたま
2字決まり
89番 ・ 式子内親王
たまのをよ たえなばたえね ながらへば
しのぶることの よわりもぞする
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
頭の「た」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
しのぶることのよわりもぞするたれ
2字決まり
34番 ・ 藤原興風
たれをかも しるひとにせむ たかさごの
まつもむかしの ともならなくに
誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに
頭の「た」が同じ札がほかに5枚あり、2字目で決まります。
まつもむかしのともならなくにちぎりお
4字決まり
75番 ・ 藤原基俊
ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて
あはれことしの あきもいぬめり
契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
友札:42番 ちぎりき
あはれことしのあきもいぬめりちぎりき
4字決まり
42番 ・ 清原元輔
ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ
すゑのまつやま なみこさじとは
契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは
友札:75番 ちぎりお
すゑのまつやまなみこさじとはちは
2字決まり
17番 ・ 在原業平朝臣
ちはやぶる かみよもきかず たつたがは
からくれなゐに みづくくるとは
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
友札:42番 ちぎりき75番 ちぎりお
からくれなゐにみづくくるとはつき
2字決まり
23番 ・ 大江千里
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
わがみひとつの あきにはあらねど
月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど
友札:13番 つく
わがみひとつのあきにはあらねどつく
2字決まり
13番 ・ 陽成院
つくばねの みねよりおつる みなのがは
こひぞつもりて ふちとなりぬる
筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる
友札:23番 つき
こひぞつもりてふちとなりぬるながか
3字決まり
80番 ・ 待賢門院堀河
ながからむ こころもしらず くろかみの
みだれてけさは ものをこそおもへ
長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ
友札:84番 ながら
みだれてけさはものをこそおもへながら
3字決まり
84番 ・ 藤原清輔朝臣
ながらへば またこのごろや しのばれむ
うしとみしよぞ いまはこひしき
ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき
友札:80番 ながか
うしとみしよぞいまはこひしきなげき
3字決まり
53番 ・ 右大将道綱母
なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは
いかにひさしき ものとかはしる
嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る
友札:86番 なげけ
いかにひさしきものとかはしるなげけ
3字決まり
86番 ・ 西行法師
なげけとて つきやはものを おもはする
かこちがほなる わがなみだかな
嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな
友札:53番 なげき
かこちがほなるわがなみだかななつ
2字決まり
36番 ・ 清原深養父
なつのよは まだよひながら あけぬるを
くものいづこに つきやどるらむ
夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ
頭の「な」が同じ札がほかに7枚あり、2字目で決まります。
くものいづこにつきやどるらむなにし
3字決まり
25番 ・ 三条右大臣
なにしおはば あふさかやまの さねかづら
ひとにしられで くるよしもがな
名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
友札:19番 なにはが88番 なにはえ
ひとにしられでくるよしもがななにはえ
4字決まり
88番 ・ 皇嘉門院別当
なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ
みをつくしてや こひわたるべき
難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき
友札:19番 なにはが
みをつくしてやこひわたるべきなにはが
4字決まり
19番 ・ 伊勢
なにはがた みじかきあしの ふしのまも
あはでこのよを すぐしてよとや
難波潟 短き蘆の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや
友札:88番 なにはえ
あはでこのよをすぐしてよとやはなさ
3字決まり
96番 ・ 入道前太政大臣
はなさそふ あらしのにはの ゆきならで
ふりゆくものは わがみなりけり
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり
友札:9番 はなの
ふりゆくものはわがみなりけりはなの
3字決まり
9番 ・ 小野小町
はなのいろは うつりにけりな いたづらに
わがみよにふる ながめせしまに
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
友札:96番 はなさ
わがみよにふるながめせしまにはるす
3字決まり
2番 ・ 持統天皇
はるすぎて なつきにけらし しろたへの
ころもほすてふ あまのかぐやま
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
友札:67番 はるの
ころもほすてふあまのかぐやまはるの
3字決まり
67番 ・ 周防内侍
はるのよの ゆめばかりなる たまくらに
かひなくたたむ なこそをしけれ
春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
友札:2番 はるす
かひなくたたむなこそをしけれひさ
2字決まり
33番 ・ 紀友則
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
しづごころなく はなのちるらむ
ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
友札:35番 ひとは99番 ひとも
しづごころなくはなのちるらむひとは
3字決まり
35番 ・ 紀貫之
ひとはいさ こころもしらず ふるさとは
はなぞむかしの かににほひける
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
友札:99番 ひとも
はなぞむかしのかににほひけるひとも
3字決まり
99番 ・ 後鳥羽院
ひともをし ひともうらめし あぢきなく
よをおもふゆゑに ものおもふみは
人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は
友札:35番 ひとは
よをおもふゆゑにものおもふみはふ
1字決まり
22番 ・ 文屋康秀
ふくからに あきのくさきの しをるれば
むべやまかぜを あらしといふらむ
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ
むべやまかぜをあらしといふらむほ
1字決まり
81番 ・ 後徳大寺左大臣
ほととぎす なきつるかたを ながむれば
ただありあけの つきぞのこれる
ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる
ただありあけのつきぞのこれるみかき
3字決まり
49番 ・ 大中臣能宣朝臣
みかきもり ゑじのたくひの よるはもえ
ひるはきえつつ ものをこそおもへ
みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ
友札:27番 みかの
ひるはきえつつものをこそおもへみかの
3字決まり
27番 ・ 中納言兼輔
みかのはら わきてながるる いづみがは
いつみきとてか こひしかるらむ
みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ
友札:49番 みかき
いつみきとてかこひしかるらむみせ
2字決まり
90番 ・ 殷富門院大輔
みせばやな をじまのあまの そでだにも
ぬれにぞぬれし いろはかはらず
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず
頭の「み」が同じ札がほかに4枚あり、2字目で決まります。
ぬれにぞぬれしいろはかはらずみち
2字決まり
14番 ・ 河原左大臣
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに
みだれそめにし われならなくに
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに
頭の「み」が同じ札がほかに4枚あり、2字目で決まります。
みだれそめにしわれならなくにみよ
2字決まり
94番 ・ 参議雅経
みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
ふるさとさむく ころもうつなり
み吉野の 山の秋風 さ夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり
頭の「み」が同じ札がほかに4枚あり、2字目で決まります。
ふるさとさむくころもうつなりむ
1字決まり
87番 ・ 寂蓮法師
むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに
きりたちのぼる あきのゆふぐれ
村雨の 露もまだ干ぬ まきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ
きりたちのぼるあきのゆふぐれめ
1字決まり
57番 ・ 紫式部
めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに
くもがくれにし よはのつきかな
めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな
くもがくれにしよはのつきかなもも
2字決まり
100番 ・ 順徳院
ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
なほあまりある むかしなりけり
ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり
友札:66番 もろ
なほあまりあるむかしなりけりもろ
2字決まり
66番 ・ 前大僧正行尊
もろともに あはれとおもへ やまざくら
はなよりほかに しるひともなし
もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし
友札:100番 もも
はなよりほかにしるひともなしやす
2字決まり
59番 ・ 赤染衛門
やすらはで ねなましものを さよふけて
かたぶくまでの つきをみしかな
やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな
友札:28番 やまざ32番 やまが47番 やへ
かたぶくまでのつきをみしかなやへ
2字決まり
47番 ・ 恵慶法師
やへむぐら しげれるやどの さびしきに
ひとこそみえね あきはきにけり
八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり
友札:28番 やまざ32番 やまが59番 やす
ひとこそみえねあきはきにけりやまが
3字決まり
32番 ・ 春道列樹
やまがはに かぜのかけたる しがらみは
ながれもあへぬ もみぢなりけり
山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
友札:28番 やまざ
ながれもあへぬもみぢなりけりやまざ
3字決まり
28番 ・ 源宗于朝臣
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける
ひとめもくさも かれぬとおもへば
山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば
友札:32番 やまが
ひとめもくさもかれぬとおもへばゆふ
2字決まり
71番 ・ 大納言経信
ゆふされば かどたのいなば おとづれて
あしのまろやに あきかぜぞふく
夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く
友札:46番 ゆら
あしのまろやにあきかぜぞふくゆら
2字決まり
46番 ・ 曽禰好忠
ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ
ゆくへもしらぬ こひのみちかな
由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え 行方も知らぬ 恋の道かな
友札:71番 ゆふ
ゆくへもしらぬこひのみちかなよのなかは
5字決まり
93番 ・ 鎌倉右大臣
よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ
あまのをぶねの つなでかなしも
世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ あまの小舟の 綱手かなしも
友札:83番 よのなかよ
あまのをぶねのつなでかなしもよのなかよ
5字決まり
83番 ・ 皇太后宮大夫俊成
よのなかよ みちこそなけれ おもひいる
やまのおくにも しかぞなくなる
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
友札:93番 よのなかは
やまのおくにもしかぞなくなるよも
2字決まり
85番 ・ 俊恵法師
よもすがら ものおもふころは あけやらで
ねやのひまさへ つれなかりけり
夜もすがら もの思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり
友札:62番 よを83番 よのなかよ93番 よのなかは
ねやのひまさへつれなかりけりよを
2字決まり
62番 ・ 清少納言
よをこめて とりのそらねは はかるとも
よにあふさかの せきはゆるさじ
夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ
友札:83番 よのなかよ85番 よも93番 よのなかは
よにあふさかのせきはゆるさじわがい
3字決まり
8番 ・ 喜撰法師
わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ
よをうぢやまと ひとはいふなり
わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり
友札:92番 わがそ
よをうぢやまとひとはいふなりわがそ
3字決まり
92番 ・ 二条院讃岐
わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの
ひとこそしらね かわくまもなし
わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし
友札:8番 わがい
ひとこそしらねかわくまもなしわすら
3字決まり
38番 ・ 右近
わすらるる みをばおもはず ちかひてし
ひとのいのちの をしくもあるかな
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな
友札:54番 わすれ
ひとのいのちのをしくもあるかなわすれ
3字決まり
54番 ・ 儀同三司母
わすれじの ゆくすゑまでは かたければ
けふをかぎりの いのちともがな
忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな
友札:38番 わすら
けふをかぎりのいのちともがなわたのはらこ
6字決まり
76番 ・ 法性寺入道前関白太政大臣
わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの
くもゐにまがふ おきつしらなみ
わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の 雲居にまがふ 沖つ白波
友札:11番 わたのはらや
くもゐにまがふおきつしらなみわたのはらや
6字決まり
11番 ・ 参議篁
わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと
ひとにはつげよ あまのつりぶね
わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣船
友札:76番 わたのはらこ
ひとにはつげよあまのつりぶねわび
2字決まり
20番 ・ 元良親王
わびぬれば いまはたおなじ なにはなる
みをつくしても あはむとぞおもふ
わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ
頭の「わ」が同じ札がほかに6枚あり、2字目で決まります。
みをつくしてもあはむとぞおもふをぐ
2字決まり
26番 ・ 貞信公
をぐらやま みねのもみぢば こころあらば
いまひとたびの みゆきまたなむ
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
頭の「を」が同じ札がほかに6枚あり、2字目で決まります。
いまひとたびのみゆきまたなむ
ABOUT
百人一首 決まり字 練習・一覧|むすめふさほせ・友札・大山札と、競技かるたの決まり字の変化について
百人一首 決まり字 練習・一覧は、小倉百人一首100首の決まり字を確かめて、覚えるための練習までできるツールです。決まり字とは、上の句をどこまで聞けばどの歌か1首に決まるか、という最初の数文字のことで、競技かるたでは決まり字を聞いた瞬間に取り札(下の句が書かれた札)を取ります。100首は1字決まり7枚(む・す・め・ふ・さ・ほ・せ)、2字決まり42枚、3字決まり37枚、4字決まり6枚、5字決まり2枚、6字決まり6枚(あさぼらけ・きみがため・わたのはら の大山札)に分かれます。このツールは決まり字を表から写すのではなく、上の句を読み上げたときの音から計算しているので、「をぐらやま」が「お」の札に入ることや、44番「あふことの(おうことの)」が「おほえやま」「おほけなく」と2字目まで同じ音になり「あふこ」の3字決まりになることも、そのまま反映されます。一覧では決まり字に色をつけ、友札(決まり字の最後の1字だけが違う札)と取り札を並べて表示します。練習では「決まり字→取り札」「取り札→決まり字」の4択・8択で、友札など紛らわしい札を混ぜて出題し、答えるまでの秒数と苦手な札を記録します。「決まり字の変化」では、読まれた札を入れるたびに残りの札の今の決まり字を計算し直し、短くなった札を一覧にします。
百人一首 決まり字 練習・一覧|むすめふさほせ・友札・大山札と、競技かるたの決まり字の変化の使い方
- 1「決まり字一覧」で、色のついた決まり字と、右の取り札(下の句)をセットで見る
- 2字数のボタン(1字決まり〜6字決まり)や頭の音(あ・お・な など)で、覚える札をしぼる
- 3「練習」で「決まり字→取り札」か「取り札→決まり字」を選び、出す札(字数・番号20首ずつ・頭の音・苦手な札)と選択肢の数を決めて「練習をはじめる」を押す
- 4終わったら間違えた札を見直し、「苦手な札」で間違えた札だけを繰り返す
- 5競技かるたの練習では「決まり字の変化」で、読まれた札を番号か上の句の頭(例: むらさめ)で入れ、短くなった決まり字を確かめる
使いやすい場面
- 学校の百人一首大会・暗唱テストに向けて、決まり字と下の句を覚えたい
- 「むすめふさほせ」の次に、2字決まり・3字決まりを順に覚えていきたい
- あさぼらけ・きみがため・わたのはら などの友札の違いを確かめたい
- 取り札(下の句)を見て、すぐに決まり字を思い出せるか試したい
- 競技かるたで、札が読まれたあとに決まり字がどう変わるかを練習したい
- 上の句の一部や作者から、何番の歌か・決まり字は何かを調べたい
- 答えるまでの秒数を測って、覚えた札の反応の速さを上げたい
利用時のポイント
- 決まり字は、上の句の読み(歴史的仮名遣い)を読み上げの音に直して、ほかの歌と同じ音にならない最短の字数として計算しています。「を」は「お」、句の途中の「は・ひ・ふ・へ・ほ」は「わ・い・う・え・お」、「あふ」「おほ」は「おー」と同じ音として比べます。100首で計算すると、1字7・2字42・3字37・4字6・5字2・6字6枚になります。
- 決まり字の表示は札の書き方(歴史的仮名遣い)のまま、「おほえ」「あふこ」「をぐ」のように表示します。
- 友札は、決まり字の最後の1字の手前までが同じ札です(例: 「あさぼらけあ」と「あさぼらけう」、「こころあ」と「こころに」)。1字決まりには友札がありません。
- 「決まり字の変化」では、読まれた札が増えるたびに、まだ読まれていない札だけで決まり字を数え直します。競技かるたでは場にない札(空札)も読まれるので、場にあるかどうかに関係なく、読まれた札はすべて入れてください。最初に読む序歌(難波津に…)は100首に入らないので入れません。
- 取り札は下の句をかなで3行に分けて縦書きで表示しています。実際の札の字の配置や書体とは少し違います。
- 練習の記録(札ごとの正解・間違いの数)と読まれた札は、このブラウザにだけ保存され、サーバーには送りません。
こんなときに使えます
百人一首 決まり字 練習・一覧|むすめふさほせ・友札・大山札と、競技かるたの決まり字の変化は、次のような場面の答えになります。
- 百人一首の決まり字を一覧で見たい
- むすめふさほせがどの歌か知りたい
- 二字決まり・三字決まりを覚えたい
- 決まり字と下の句をクイズで練習したい
- 取り札を見て決まり字を答える練習がしたい
- 大山札や友札の違いを確かめたい
- 競技かるたで決まり字がどう変わるか知りたい
- 上の句の一部から百人一首の何番か調べたい
よくある質問
- 百人一首の決まり字とは何ですか?
- 上の句をどこまで聞けば、どの歌か1首に決まるかを示す最初の数文字です。たとえば「む」で始まる歌は「むらさめの」の1首だけなので、決まり字は「む」(1字決まり)です。「あさぼらけ」で始まる歌は2首あるので、6字目の「あ」「う」まで聞かないと決まらず、6字決まりになります。競技かるたでは決まり字が読まれた瞬間に取り札を取るため、決まり字と下の句をセットで覚えます。
- 1字決まり「むすめふさほせ」はどの歌ですか?
- む=87番「村雨の露もまだ干ぬ」(寂蓮法師)、す=18番「住の江の岸に寄る波」(藤原敏行朝臣)、め=57番「めぐり逢ひて見しやそれとも」(紫式部)、ふ=22番「吹くからに秋の草木の」(文屋康秀)、さ=70番「さびしさに宿を立ち出でて」(良暹法師)、ほ=81番「ほととぎす鳴きつる方を」(後徳大寺左大臣)、せ=77番「瀬をはやみ岩にせかるる」(崇徳院)の7首です。どれもその字で始まる歌がほかにないため、1字目で決まります。
- 決まり字は何字決まりが何枚ありますか?
- 1字決まり7枚、2字決まり42枚、3字決まり37枚、4字決まり6枚、5字決まり2枚、6字決まり6枚の合計100枚です。4字決まりは「ちぎりお・ちぎりき・なにはえ・なにはが・こころあ・こころに」、5字決まりは「よのなかは・よのなかよ」、6字決まりは「あさぼらけあ・あさぼらけう・きみがためは・きみがためを・わたのはらこ・わたのはらや」です。
- 大山札(おおやまふだ)とは何ですか?
- 6字決まりの札のことで、「あさぼらけ」「きみがため」「わたのはら」で始まる歌が2首ずつ、計6枚あります。上の句の5字目まで同じで、6字目(次の句の1字目)を聞くまでどちらの札か分かりません。
- 「決まり字が変わる」とはどういうことですか?
- 競技かるたで歌が読まれていくと、同じ字で始まる歌のうち片方がもう読まれた場合、残った歌はもっと短い字で決まるようになることです。たとえば31番「あさぼらけ ありあけのつきと」が読まれると、64番「あさぼらけ うぢのかはぎり」は「あさぼらけう」の6字から「あさぼ」の3字で決まるようになります(まだ「あさぢふの」が残っているため「あさ」では決まりません)。このツールの「決まり字の変化」で、読まれた札を入れると自動で計算できます。
- 44番「逢ふことの」の決まり字はなぜ「あふこ」の3字なのですか?
- 読み上げでは「あふことの」を「おーことの」と発音するためです。60番「大江山(おほえやま)」、95番「おほけなく」も「おーえやま」「おーけなく」と読むので、3首とも2字目まで同じ音になり、3字目まで聞かないと決まりません。同じように、26番「小倉山(をぐらやま)」は「お」で始まる札の仲間として「をぐ」の2字決まりになります。決まり字は書いた字ではなく、聞こえる音で決まります。
- 友札(ともふだ)とは何ですか?
- 決まり字の最後の1字の手前までが同じで、最後の1字を聞くまで区別できない札どうしのことです。「はるす(春過ぎて)」と「はるの(春の夜の)」、「ながか(長からむ)」と「ながら(ながらへば)」などがあります。友札は取り違えやすいので、練習モードでは選択肢にわざと混ぜて出題します。
Special Thanks