タイヤサイズ 外径計算|インチアップ早見表・メーター誤差・ホイールのはみ出し(ツライチ)・製造年の見方

純正タイヤと変更後のタイヤのサイズ(例: 205/55R16 → 225/45R17)を入れると、外径・サイドウォールの高さ・外周・1kmあたりの回転数と、外径の差(mm・%)、車高の変化を計算します。メーター40km/h・60km/h・100km/hのときの実際の速度と、車検の速度計の検査(2007年以降の車は実速度30.9〜42.5km/h)に収まるかの目安も表示。純正と外径が±3%以内のサイズをリム径ごとに並べたインチアップ・インチダウンの候補表、リム幅(J)とインセットからホイールの外側・内側がどれだけ動くか・フェンダーからはみ出すかを出すツライチ計算、同じ位置にするインセットの逆算もできます。タイヤ側面の表示(ロードインデックス・速度記号・XL)と、楕円の中の4桁から製造年週と経過年数も読み取ります。

純正サイズと変更後のサイズを比べる

タイヤの側面やドアの内側のラベルに書いてある「205/55R16 91V」のような表示を、そのまま入れてください(ロードインデックスと速度記号は省略できます)。

純正 205/55R16変更後 225/45R17

外径の差

+2.4mm

+0.38%(631.9 → 634.3mm)

車高の変化

+1.2mm

外径の差の半分だけ、車体が上下します

メーター40km/hの実速度

40.2km/h

車検の速度計の範囲内(目安)

タイヤの幅

+20mm

片側あたり約その半分、外と内に広がります

外径の差: ±1%以内(ほぼ同じ)負荷能力 615kg → 670kg(純正以上)速度記号 V(240km/h)→ W(270km/h)
項目純正 205/55R16変更後 225/45R17差
外径631.9 mm634.3 mm+2.4
サイドウォールの高さ112.8 mm101.3 mm−11.5
リム径406.4 mm431.8 mm+25.4
外周(1回転で進む距離)1,985 mm1,993 mm+8
1kmあたりの回転数503.7 回501.8 回−1.9

スピードメーターの誤差と車検の目安

メーターはタイヤの回転数から速度を出すので、外径が大きくなるとメーターより実際が速く、小さくなると遅くなります。

km/h

わからなければ40のまま(メーターが正確な前提)。多くの車はメーターが少し多めに出るので、GPSの速度計アプリで測った値を入れると正確になります。

純正のままでの判定: 範囲内

メーターの表示純正での実速度変更後の実速度
40 km/h40.0 km/h40.2 km/h
60 km/h60.0 km/h60.2 km/h
80 km/h80.0 km/h80.3 km/h
100 km/h100.0 km/h100.4 km/h
120 km/h120.0 km/h120.5 km/h
車検の速度計の検査(2007年1月以降に作られた車)は、メーター40km/hのとき実速度が 30.9〜42.5km/h なら合格です。 変更後は約40.2km/hで範囲内(端まであと2.4km/h)。

インチアップ・インチダウンのサイズ候補

純正 205/55R16(外径 631.9mm)と外径が±3%以内のサイズを、リム径ごとに近い順で出します。押すと「変更後」に入ります。

14インチ(2インチダウン)

15インチ(1インチダウン)

16インチ(純正と同じ)

17インチ(1インチアップ)

18インチ(2インチアップ)

19インチ(3インチアップ)

20インチ(4インチアップ)

計算上の候補です。実際に売られているか、ホイールのリム幅に合うか(適用リム幅)、ロードインデックスが純正以上かは、タイヤメーカーのカタログで確かめてください。

ホイールのはみ出し(ツライチ)計算

リム幅(J)とインセットから、ホイールの外側・内側がどれだけ動くかを出します。インセットは昔の「オフセット」と同じ数字です。

今のリム幅

mm

新しいリム幅

mm
mm
mm

リムの外側

+14.7mm

外へ出ます

リムの内側

+10.7mm

サスペンション側へ近づきます

タイヤ込みの外側

+24.7mm

タイヤ幅の差 +20mm の半分を足した値

変更後のフェンダーとの隙間

-9.7mm

9.7mm はみ出す計算

7.5Jで今と同じ外側の位置(ツライチの位置を変えない)にするには、インセット約 63mm。リム幅が広がるぶん、内側は+25.4mm 動きます。

乗用車は、タイヤ(ホイール・ナットを除く)だけなら10mm未満のはみ出しが認められています(2017年6月の保安基準の改正。車軸の真上から前30°・後ろ50°の範囲)。ホイール・スペーサー・ナットがはみ出すのは不可です。

タイヤの側面の表示を読む(ロードインデックス・速度記号・製造年週)

側面に書いてある文字と、楕円で囲まれた4桁の数字(製造年週)を入れると意味を説明します。

  • ・断面幅 225mm・扁平率 45%(サイドウォールの高さ 101.3mm)・リム径 18インチ
  • ・R: ラジアル構造。
  • ・ロードインデックス 95: 1本で 690kgまで支えられる
  • ・速度記号 W: 最高 270km/h まで(指定の空気圧・荷重のとき)
  • ・XL(エクストラロード)/RF(レインフォースド): 空気圧を上げて負荷能力を高めたタイヤ。同じロードインデックスを出すのに、標準のタイヤより高い空気圧が要ります。

2023年 第25週(6月19日の週)の製造

製造から約 3.3年

製造から5年未満です。溝の深さ(スリップサイン)と空気圧を確かめて使いましょう。

前の2桁が週、後ろの2桁が西暦の下2桁です。3桁の表示は2000年より前の製造です。

ロードインデックス早見表(60〜120)
60: 250kg61: 257kg62: 265kg63: 272kg64: 280kg65: 290kg66: 300kg67: 307kg68: 315kg69: 325kg70: 335kg71: 345kg72: 355kg73: 365kg74: 375kg75: 387kg76: 400kg77: 412kg78: 425kg79: 437kg80: 450kg81: 462kg82: 475kg83: 487kg84: 500kg85: 515kg86: 530kg87: 545kg88: 560kg89: 580kg90: 600kg91: 615kg92: 630kg93: 650kg94: 670kg95: 690kg96: 710kg97: 730kg98: 750kg99: 775kg100: 800kg101: 825kg102: 850kg103: 875kg104: 900kg105: 925kg106: 950kg107: 975kg108: 1000kg109: 1030kg110: 1060kg111: 1090kg112: 1120kg113: 1150kg114: 1180kg115: 1215kg116: 1250kg117: 1285kg118: 1320kg119: 1360kg120: 1400kg
速度記号一覧
L: 120km/hM: 130km/hN: 140km/hP: 150km/hQ: 160km/hR: 170km/hS: 180km/hT: 190km/hU: 200km/hH: 210km/hV: 240km/hW: 270km/hY: 300km/h(Y): 300km/h超

ABOUT

タイヤサイズ 外径計算|インチアップ早見表・メーター誤差・ホイールのはみ出し(ツライチ)・製造年の見方について

タイヤサイズ 外径計算は、タイヤの側面やドアの内側のラベルにある「205/55R16 91V」のような表示から、タイヤの外径・外周・車高の変化を計算するツールです。外径は「リム径(インチ)×25.4+断面幅×扁平率×2」で求まり、205/55R16なら406.4+112.75×2=631.9mmです。純正と変更後の2つのサイズを比べると、外径の差(mm・%)、車高がどれだけ上下するか、メーター40km/h・100km/hのときの実際の速度がわかり、車検の速度計の検査(2007年1月以降に作られた車は、メーター40km/hのとき実速度30.9〜42.5km/h)に収まるかの目安も表示します。純正と外径が±3%以内のサイズをリム径ごとに並べたインチアップ・インチダウンの候補表から、押すだけで変更後のサイズに入れられます。ホイールはリム幅(J)とインセット、スペーサーの厚みから、リムの外側・内側がそれぞれ何mm動くか、フェンダーからはみ出さないか(ツライチ計算)を出し、今と同じ位置にするインセットも逆算します。さらに、ロードインデックス(LI)・速度記号・XL規格の意味と、楕円の中の4桁から製造年週と経過年数を読み取ります。

タイヤサイズ 外径計算|インチアップ早見表・メーター誤差・ホイールのはみ出し(ツライチ)・製造年の見方の使い方

  1. 1純正(今の)タイヤのサイズを入れるか、軽自動車・コンパクト・ミニバンなどの例から選ぶ
  2. 2変更後(候補)のタイヤのサイズを入れる(インチアップの候補表から押して入れてもよい)
  3. 3外径の差・車高の変化・メーター40km/hの実速度と、車検の目安に収まるかを確かめる
  4. 4GPSなどで測った純正でのメーター誤差がわかれば入れて、実速度の表を正確にする
  5. 5ホイールを替えるなら、今と新しいリム幅(J)・インセット・スペーサー・フェンダーとの隙間を入れ、はみ出しを確かめる
  6. 6タイヤ側面の表示と楕円の中の4桁を入れて、ロードインデックス・速度記号・製造年週を確かめる
  7. 7「比較結果をコピー」でメモするか、「この条件のURLをコピー」でお店や友人に送る

使いやすい場面

  • 16インチから17インチ・18インチにインチアップするとき、外径が近いタイヤサイズを探したい
  • スタッドレスタイヤを1インチ下げる(インチダウン)とき、使えるサイズを知りたい
  • サイズを変えたらスピードメーターの表示と実際の速度がどれだけずれるか知りたい
  • 外径を大きくしても車検の速度計の検査に通るか、目安を確かめたい
  • 新しいホイールのリム幅とインセットで、フェンダーからはみ出さないか(ツライチになるか)計算したい
  • スペーサーを何mm入れれば今のホイールが外にどれだけ出るか知りたい
  • 中古タイヤやもらったタイヤの製造年を4桁の数字から調べたい
  • タイヤの「91V」「95W XL」の意味(ロードインデックス・速度記号)を確かめたい

利用時のポイント

  • 外径は、タイヤの表示から計算した設計上の値です。同じサイズでもメーカーや銘柄、空気圧、摩耗の具合で数mm変わります。
  • 外径の差は±1%以内ならほぼ同じ、±3%以内を目安に選ぶのが一般的です。3%以内でもフェンダーやサスペンションに当たらないかは、実車やお店で確かめてください。
  • スピードメーターの計算は、メーターがタイヤの回転数から速度を出していることを前提にしています。純正のままでもメーターは少し多めに出ることが多いので、わかっていれば「純正でメーター40km/hのときの実速度」を入れてください。
  • 車検の速度計の基準は、2007年1月1日以降に作られた車の「メーター40km/hのとき、実速度が30.9〜42.5km/h(10(V1−6)/11 ≦ V2 ≦ 100/94×V1)」で判定しています。それより前に作られた車は基準が異なります。合否は検査で決まるので、ここでの判定は目安です。
  • インチアップの候補は、実際に売られているサイズに限らず計算で出しています。販売されているか、ホイールのリム幅に合うか(適用リム幅)、ロードインデックスが純正以上かは、タイヤメーカーのカタログで確かめてください。
  • インチアップで扁平率を下げると、同じロードインデックスを出すのにXL(エクストラロード)規格のタイヤと高めの空気圧が必要になることがあります。空気圧はタイヤメーカーの空気圧表で決めてください。
  • ホイールのはみ出しは、ハブの取り付け面からリムの端までの距離(リム幅の半分 ± インセット)で比べています。タイヤの幅の変化は片側に半分ずつ広がるものとして足しています。実際の膨らみ方はリム幅とタイヤの銘柄で変わります。
  • 乗用車は、2017年6月の保安基準の改正で、タイヤ(ホイール・ナット・スペーサーは除く)なら10mm未満のはみ出しが認められています(車軸の真上から前30°・後ろ50°の範囲)。
  • 製造年週は、日本タイヤ協会(JATMA)が勧める目安として、使い始めて5年以上は毎年の点検、製造から10年たったものは溝が残っていても交換を勧めています。
  • 入力した内容はこのブラウザに保存されるだけで、サーバーには送りません。

こんなときに使えます

タイヤサイズ 外径計算|インチアップ早見表・メーター誤差・ホイールのはみ出し(ツライチ)・製造年の見方は、次のような場面の答えになります。

  • タイヤサイズから外径を計算したい
  • インチアップできるタイヤサイズを外径から探したい
  • タイヤサイズを変えたときのスピードメーターの誤差を知りたい
  • 外径を変えても車検に通るか目安を知りたい
  • ホイールのインセットとリム幅からはみ出しを計算したい
  • ツライチにするには何mmのスペーサーかインセットが必要か知りたい
  • タイヤの4桁の数字から製造年を調べたい
  • ロードインデックスと速度記号の意味を知りたい

よくある質問

タイヤの外径はどうやって計算しますか?
外径 = リム径(インチ)× 25.4 + 断面幅 × 扁平率 ÷ 100 × 2 です。205/55R16 なら、リム径 16×25.4=406.4mm、サイドウォールの高さ 205×0.55=112.75mm なので、406.4+112.75×2=631.9mm になります。外周は外径×円周率で、約1,985mmです。
205/55R16 から 225/45R17 にインチアップすると外径はどれだけ変わりますか?
225/45R17 の外径は 431.8+101.25×2=634.3mm で、205/55R16(631.9mm)より 2.4mm(約0.38%)大きくなります。車高は約1.2mm上がり、メーターが40km/hのとき実際は約40.2km/hで、ほぼ同じと言える差です。
タイヤの外径が変わると車検に通らなくなりますか?
外径そのものに決まった上限はありませんが、スピードメーターの検査に通る必要があります。2007年1月以降に作られた車は、メーターが40km/hのとき実際の速度が30.9〜42.5km/hの範囲なら合格です。メーターが正確な車なら、外径がおよそ6%大きくなると42.5km/hを超えるので、外径の差は±3%以内に収めるのが安心です。フェンダーからのはみ出しや、ロードインデックスが純正以上であることも確かめてください。
インセットとオフセットは違うものですか?
同じものです。ホイールの幅の中心から、ハブに取り付ける面までの距離(mm)で、以前は「オフセット」、今は「インセット」と呼ぶのが一般的です。数字が小さいほどホイールは外へ出ます。リム幅を1J(25.4mm)広げて外側の位置を変えたくないなら、インセットを約12.7mm大きくします。
スペーサーを入れるとホイールはどれだけ外に出ますか?
スペーサーの厚みのぶんだけ、インセットが小さくなったのと同じになり、ホイールの外側も内側もそのmm数だけ外へ動きます。たとえば 7J インセット48 に 10mm のスペーサーを入れると、7J インセット38 と同じ位置です。
タイヤの製造年はどこを見ればわかりますか?
タイヤの側面に楕円で囲まれた4桁の数字があり、前の2桁が週、後ろの2桁が西暦の下2桁です。たとえば「2523」は2023年の第25週(6月19日の週)の製造です。3桁の表示は2000年より前の製造です。
「91V」「95W XL」は何の意味ですか?
数字はロードインデックス(LI)で、1本で支えられる重さを表します(91=615kg、95=690kg)。アルファベットは速度記号で、そのタイヤで出せる最高速度です(H=210km/h、V=240km/h、W=270km/h)。XLはエクストラロード規格で、空気圧を高くして負荷能力を上げたタイヤです。