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飲み物別カフェイン量一覧|玉露・緑茶・紅茶・エナジードリンク・デカフェ

コーヒー・緑茶・紅茶・エナジードリンク・コーラ・チョコレートなど、身近な飲み物や食べ物のカフェインの量を一覧にしました。100mlあたりの量と1杯あたりの量は印象がまったく違い、「緑茶はコーヒーより少ない」「玉露はコーヒーより多い」はどちらも正しい、ということが起こります。この記事では、日本食品標準成分表などの公的な値をもとに、飲み物ごとのカフェイン量、1杯飲んだあと抜けるまでの時間、エナジードリンクは何本までか、デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いまで整理します。

100mlあたりのカフェイン量

まずは同じ100mlで比べた量です。お茶とコーヒーは日本食品標準成分表(八訂)の浸出液(いれたお茶・コーヒー)の値で、農林水産省や食品安全委員会の資料でも使われています。コーラ・エナジードリンクは代表的な製品の値です。

飲み物100mlあたりコーヒーと比べると
玉露160mg約2.7倍
ドリップコーヒー60mg基準
インスタントコーヒー(粉2gを140mlで)57mgほぼ同じ
缶コーヒー50〜60mg(製品で差が大きい)ほぼ同じ
エナジードリンク32〜40mg(製品による)約半分〜2/3
紅茶30mg半分
煎茶・ほうじ茶・ウーロン茶20mg1/3
コーラ約11mg約1/5
番茶・玄米茶10mg1/6
麦茶・ルイボスティー・コーン茶0mgなし

100mlで比べると、玉露が飛び抜けて多く、煎茶・ほうじ茶・ウーロン茶はコーヒーの1/3です。「ほうじ茶はカフェインが少ない」と言われることがありますが、成分表の値では煎茶と同じ20mgです。焙じても大きくは減らないので、カフェインを避けたいなら麦茶などを選びましょう。

1杯あたりのカフェイン量と抜けるまでの時間

実際に飲む量で比べると、順位が入れ替わります。抜けるまでの時間は、半減期5時間の標準的な人が1杯だけ飲んだとき、体の中の量が50mg以下になるまでの時間です(吸収にかかる時間を含む)。

飲み物(1杯の量)カフェイン50mg以下になるまで
エナジードリンク355ml約142mg7時間48分
缶コーヒー185g約102mg5時間23分
カフェイン錠・眠気防止薬1錠(100mg)100mg5時間16分
ウーロン茶500ml(ペットボトル)約100mg5時間16分
玉露60ml約96mg4時間58分
ドリップコーヒー150ml約90mg4時間30分
エスプレッソ1ショット約80mg3時間39分
エナジードリンク250ml約80mg3時間39分
インスタントコーヒー140ml約80mg3時間38分
抹茶(薄茶1杯・粉2g)約64mg2時間2分
栄養ドリンク100ml約50mg飲んだ時点で50mg以下
紅茶150ml約45mg飲んだ時点で50mg以下
コーラ350ml約39mg飲んだ時点で50mg以下
ダークチョコレート50g約25mg飲んだ時点で50mg以下
煎茶・ほうじ茶120ml約24mg飲んだ時点で50mg以下
ミルクチョコレート50g約10mg飲んだ時点で50mg以下
デカフェコーヒー150ml最大約9mg飲んだ時点で50mg以下

ペットボトルのウーロン茶や緑茶は、100mlあたりは少なくても1本で100mg前後になり、コーヒー1杯より多いことがあります。半減期が長い人ほど抜けるまでの時間は延び、半減期8時間ならドリップ1杯で約7時間、エナジードリンク355mlで約12時間かかります。計算のしかたはカフェインが抜ける時間で解説しています。

玉露と抹茶はなぜカフェインが多いのか

玉露と抹茶(の原料のてん茶)は、摘み取る前の一定期間、茶畑に覆いをかけて日光をさえぎって育てます。この育て方をすると、うま味成分のテアニンとともにカフェインが多い茶葉になります。さらに玉露は、たっぷりの茶葉に少量のぬるめのお湯を注いで濃く出すため、100mlあたり160mgとコーヒーを大きく上回ります。

  • 玉露:1杯の量が少ない(60ml程度)ので、1杯あたりは約96mgとコーヒー1杯とほぼ同じ
  • 抹茶:茶葉を粉にして丸ごと飲むので、薄茶1杯(粉2g)で約64mg。濃茶や抹茶ラテで粉を多く使うと増える
  • 煎茶:日光を浴びて育つ一般的な緑茶。1杯(120ml)で約24mgとコーヒーの1/4程度
  • 水出し緑茶:低い温度ではカフェインが出にくいため、お湯でいれるより少なめになる

「お茶だから大丈夫」と夜に玉露や抹茶ラテを飲むと、コーヒーと同じくらい眠りに影響します。寝る前に飲むなら、ほうじ茶より麦茶がおすすめです。何時までに飲めばよいかはコーヒーは寝る何時間前まで?で飲み物別に解説しています。

エナジードリンクは1日何本まで?

エナジードリンクは製品によってカフェイン量が大きく違い、250mlで80mg前後のものから、355mlで140mg以上のものまであります。缶の側面に「カフェイン ◯mg」または「100mlあたり ◯mg」と書かれているので、必ず確認してください。

製品のタイプ1本のカフェイン大人の1日400mgまで1回200mgまで
250ml・32mg/100ml約80mg5本2本
355ml・40mg/100ml約142mg2本(2.8本)1本
500ml・40mg/100ml約200mg2本1本

本数の目安はほかに何も飲まない場合です。朝にコーヒーを2杯(約180mg)飲んでいれば、355mlのエナジードリンクは1本で合計約322mgになります。また、子どもは体重1kgあたり1日2.5mgが目安なので、体重40kgなら100mgで、355ml缶1本で超えてしまいます。対象別の上限はカフェインの1日の上限にまとめています。

デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い

カフェインを控えたいときに見かける表示は、似ているようで意味が違います。

表示意味カフェイン
デカフェもともとカフェインを含むコーヒー豆や茶葉から、カフェインを取り除いたもの少し残っている
カフェインレス日本のコーヒーでは、カフェインを90%以上取り除いたものに使われる表示通常の1/10以下
ノンカフェイン・カフェインフリー麦茶・ルイボスティーのように、もともとカフェインを含まない原料で作ったもの含まない
カフェインゼロカフェインが含まれていない、または検出されない量であることを示す表示ほぼ0

デカフェ・カフェインレスのコーヒーは「0」ではなく、ドリップ1杯で最大9mg程度は残っている可能性があります。それでも通常のコーヒー(約90mg)の1/10以下なので、夜や妊娠中に飲んでも影響は小さいと考えられます。妊娠中・授乳中の飲み物選びは妊娠中・授乳中のカフェインも参考にしてください。

コーラ・チョコレート・薬のカフェイン

  • コーラ:350ml缶で約39mg。ゼロカロリーのコーラにもカフェインは入っている(カフェインゼロの製品を除く)
  • チョコレート:カカオに含まれ、ダークチョコ50gで約25mg、ミルクチョコ50gで約10mg。カカオ分の多いチョコほど多い
  • ココア:カカオが原料なので少量含まれる
  • 栄養ドリンク:100mlの瓶1本に50mg前後含む製品が多い
  • 風邪薬・頭痛薬・眠気防止薬:「無水カフェイン」として配合されていることがある。眠気防止薬は1回100mg以上のものもある

飲み物別の早見表をツールで見る

  1. 1

    「飲み物別のカフェイン量」タブを開く

    20種類の飲み物について、1杯のカフェイン量、400mg・200mgまで何杯か、目安の量以下になるまでの時間を一覧で見られます。

  2. 2

    半減期と目安の量を変える

    半減期(体質)や寝るときの目安(25・50・100mg)を変えると、抜けるまでの時間がその条件で計算し直されます。

  3. 3

    今日の分を入れて夜の量を確かめる

    「今日飲んだ量と寝る時間」タブで飲んだものを入れると、寝る時刻に何mg残るか、あと1杯は何時までかがわかります。

よくある質問

緑茶とコーヒーではどちらがカフェインが多いですか?
100mlあたりでは、ドリップコーヒー60mgに対して煎茶は20mgで、コーヒーのほうが3倍多くなります。1杯あたりでもコーヒー(150mlで約90mg)は煎茶(120mlで約24mg)の約4倍です。ただし玉露は100mlあたり160mgとコーヒーより多く、ペットボトルの緑茶は500mlで100mg前後になることもあります。
玉露のカフェインはどれくらいですか?
日本食品標準成分表では、いれた玉露は100mlあたり160mgで、コーヒーの約2.7倍です。1杯の量が60ml程度と少ないので、1杯あたりは約96mgとコーヒー1杯とほぼ同じになります。夜に飲むとコーヒーと同じくらい眠りに影響します。
ほうじ茶はカフェインが少ないですか?
成分表の値では、ほうじ茶の浸出液は100mlあたり20mgで、煎茶と同じです。番茶・玄米茶(10mg)よりは多く、カフェインが少ないとは言えません。カフェインを避けたい場合は、麦茶・ルイボスティー・コーン茶など、茶葉を使わない飲み物を選びましょう。
デカフェにもカフェインは入っていますか?
少しだけ入っています。デカフェ・カフェインレスのコーヒーはカフェインを90%以上取り除いたもので、ドリップ1杯で最大9mg程度が残っている可能性があります。完全に0にしたい場合は、もともとカフェインを含まないノンカフェインの飲み物を選んでください。
エナジードリンクとコーヒーはどちらがカフェインが多いですか?
100mlあたりではドリップコーヒー(60mg)のほうが、エナジードリンク(32〜40mg)より多くなります。ただし1本の量が多いため、355ml缶では約142mgとコーヒー1杯(約90mg)の1.5倍以上になります。製品によって量が違うので、缶の表示を確認してください。

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