不成就日・三隣亡とは|決まり方と吉日と重なった日の考え方
カレンダーで吉日を探していると、一粒万倍日なのに不成就日、大安なのに三隣亡、という日に出会います。不成就日は何ごとも成就しないとされる凶日で月に4回ほど、三隣亡は建築の凶日で月に2〜3回あります。この記事では、それぞれの意味と決まり方、2027年の日付一覧、吉日と重なった日をどう扱うかをまとめます。
不成就日とは:何ごとも成就しない凶日
不成就日(ふじょうじゅび)は、この日に始めたことは成就しない、願いごとがかなわないとされる凶日です。結婚・入籍、開業、契約、引越し、願掛けなど、「うまくいってほしいことの始まり」には避けられます。
不成就日は旧暦の月ごとに日付が決まっていて、8日おきにやってきます。旧暦の月が替わるところで起点がリセットされるので、新暦のカレンダーの上では間隔が7日になったり4日になったりします。
| 旧暦の月 | 不成就日(旧暦の日付) |
|---|---|
| 1月・7月 | 3日・11日・19日・27日 |
| 2月・8月 | 2日・10日・18日・26日 |
| 3月・9月 | 1日・9日・17日・25日 |
| 4月・10月 | 4日・12日・20日・28日 |
| 5月・11月 | 5日・13日・21日・29日 |
| 6月・12月 | 6日・14日・22日・30日 |
旧暦の月は新月から新月までの約29.5日なので、不成就日は月に4回前後、年に48〜49日あります(2026年は49日、2027年は48日)。旧暦の仕組みは六曜の意味と並び順でも説明しています。
三隣亡とは:建築で避けられる凶日
三隣亡(さんりんぼう)は、この日に建築に関わることをすると火事を出し、向こう三軒両隣まで滅ぼすとされる凶日です。上棟式(棟上げ)・地鎮祭・着工で避けられることが多く、建設会社や工務店がこの日を避けて日程を組むこともあります。
| 節月 | 三隣亡になる日の十二支 |
|---|---|
| 寅月・巳月・申月・亥月(立春・立夏・立秋・立冬〜) | 亥の日 |
| 卯月・午月・酉月・子月(啓蟄・芒種・白露・大雪〜) | 寅の日 |
| 辰月・未月・戌月・丑月(清明・小暑・寒露・小寒〜) | 午の日 |
十二支は12日で一巡するため、三隣亡は月に2〜3回、年に30日前後です(2026年は33日、2027年は29日)。卯月・午月・酉月・子月は寅の日が三隣亡になるので、金運の吉日である寅の日と必ず重なる点に注意が必要です。
2027年の不成就日・三隣亡一覧
| 月 | 不成就日 | 三隣亡 |
|---|---|---|
| 1月 | 6・13・21・29日 | 15・27日 |
| 2月 | 6・9・17・25日 | 13・25日 |
| 3月 | 5・9・17・25日 | 12・24日 |
| 4月 | 2・7・15・23日 | 9・21日 |
| 5月 | 1・9・17・25日 | 3・8・20日 |
| 6月 | 2・9・17・25日 | 1・16・28日 |
| 7月 | 3・9・17・25日 | 14・26日 |
| 8月 | 4・12・20・28日 | 7・12・24日 |
| 9月 | 2・10・18・26・30日 | 5・8・20日 |
| 10月 | 8・16・24日 | 2・18・30日 |
| 11月 | 1・9・17・25日 | 16・28日 |
| 12月 | 2・10・18・26日 | 13・25日 |
2月25日と8月12日は、不成就日と三隣亡が同じ日に重なります。家を建てる予定がある人は、この2日は特に避けたほうが無難です。
吉日と重なった日の考え方
不成就日も三隣亡も数が多いため、一粒万倍日・大安・天赦日と重なる日が珍しくありません。極端な例では、2026年7月19日は天赦日・一粒万倍日・大安に、不成就日と三隣亡まで重なっていました。
| 重なり方 | 2026年10月〜2027年の例 | 一般的な考え方 |
|---|---|---|
| 一粒万倍日×不成就日 | 2026/10/11、2027/1/21・4/15・5/25・7/17・8/20・9/26・12/10 | 不成就日を優先して避ける人が多い |
| 大安×不成就日 | 2026/11/28、2027/2/6・4/15・5/25など年13日 | 慶事では避ける人が多い |
| 天赦日×不成就日 | 2027/9/26 | 天赦日が凶を打ち消すとする説と、避ける説がある |
| 大安×三隣亡 | 2027/5/3・10/2・10/30・11/28など | 建築以外なら気にしない人が多い |
- 「吉と凶が打ち消し合う」「吉の効果が半減する」「凶を優先して避ける」など、考え方は流派や人によって異なり、決まった答えはありません。
- 一粒万倍日は「凶も万倍になる」とされるため、不成就日との重なりは特に避けたいという考え方もあります。
- 迷ったら、候補日を少しずらすのがいちばん簡単です。一粒万倍日は月に4〜7回あるので、重なる日を外しても候補は残ります。
凶日を避けて日取りを決める手順
- 1
目的を選ぶ
開運日カレンダーの「目的から探す」で、入籍・財布・開業・引越し・地鎮祭などを選びます。目的ごとに、どの凶日をどれだけ避けるかの重みが変わります(地鎮祭・上棟は三隣亡を最も強く避けます)。
- 2
星の数と期間で絞る
今日から1〜12か月先までの候補日が星の数順に並びます。「土日・祝日だけにする」を選ぶと休日だけに絞れます。
- 3
日付を押して重なりを確認する
候補の日を押すと、その日に重なる吉日と凶日が一覧で出ます。凶日が重なっていないか、最後に目で確認しておくと安心です。
入籍日を決める場合の具体的な候補は入籍日の決め方、財布の場合は財布を買う日・使い始める日にまとめています。
よくある質問
- 不成就日にやってはいけないことは何ですか?
- 結婚・入籍、開業、契約、引越し、願掛けなど、うまくいってほしいことを始めるのは避けるとされます。日常の買い物や仕事まで控える必要はありません。
- 不成就日と一粒万倍日が重なったらどうすればいいですか?
- 考え方は分かれますが、不成就日を優先して避ける人が多い傾向です。2027年は1/21・4/15・5/25・7/17・8/20・9/26・12/10の7日が重なります。
- 三隣亡に引越しをしてもいいですか?
- 三隣亡はもともと建築の凶日で、引越しは対象外とする考え方が一般的です。ただし家に関わることとして避ける人もいるので、家族や大家さんが気にするかどうかで決めるとよいでしょう。
- 三隣亡はどうやって決まるのですか?
- 節気で区切った月(節月)と日の十二支で決まります。寅・巳・申・亥の月は亥の日、卯・午・酉・子の月は寅の日、辰・未・戌・丑の月は午の日が三隣亡です。
- 2027年の不成就日は何日ありますか?
- 48日あります。旧暦の月ごとに決まった日付が8日おきに来るため、月に3〜5回です。
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