QRコードの作り方|URL・テキストから無料で作成する手順
チラシ、名刺、店頭POP、資料へのリンク共有。QRコードを作る機会は増えていますが、「作ったのに読み取れない」というトラブルも起きがちです。作成手順と、確実に読み取れるQRコードにするための条件を解説します。
QRコードに入れられる情報
QRコードは単なる「文字列の入れ物」です。中身がURLの形式であればスマートフォンのカメラがリンクとして扱い、そうでなければテキストとして表示されます。用途としては次のようなものが一般的です。
- WebサイトやSNSアカウントのURL
- 問い合わせフォームやアンケートフォームのURL
- 地図アプリの場所URL(店舗案内など)
- 短いメッセージやキャンペーンコードなどのテキスト
- 資料やマニュアルの配布ページへのリンク
ブラウザでQRコードを作る手順
- 1
URLまたはテキストを入力する
URLの場合は https:// から始まる完全な形で入力します。スキームを省くと、読み取り側でリンクとして扱われないことがあります。
- 2
サイズと色を調整する
掲載先に合わせてサイズを決めます。色を変える場合は、コード部分を暗く、背景を明るくするのが原則です。
- 3
PNG画像としてダウンロードする
生成されたQRコードをそのまま保存できます。資料やチラシのデータに貼り付けて使ってください。
- 4
実機で読み取りテストをする
作成したら必ず、iPhone と Android の両方で読み取ってみてください。印刷物にする場合は、印刷後の紙でもテストします。
読み取れるQRコードにする4つの条件
読み取れないQRコードには、だいたい共通の原因があります。次の4点を守るだけで、失敗はほぼなくなります。
- 余白(クワイエットゾーン)を確保する:コードの周囲にはセル4個分程度の余白が必要です。デザイン上ぎりぎりまで詰めると読み取り率が落ちます。
- 明暗のコントラストを十分に取る:コードを暗い色、背景を明るい色にします。淡い色同士の組み合わせや、写真の上に直接載せる配置は避けてください。
- 明暗を反転させない:背景が暗くコードが明るい「反転タイプ」は、読み取れない端末があります。
- 拡大・縮小は縦横比を保つ:横に潰れたQRコードは読み取れません。トリミングでコードの端が欠けるのも致命的です。
印刷サイズの目安
印刷物に載せる場合、目安として「読み取り距離のおよそ10分の1」をコードの一辺の長さにすると安定します。情報量が多く細かいコードの場合は、これより大きめにしてください。
| 想定する読み取り距離 | コードの一辺の目安 | 用途の例 |
|---|---|---|
| 約20〜30cm | 2〜3cm | 名刺、チラシ、書籍 |
| 約50cm | 5cm | 卓上POP、メニュー |
| 約1m | 10cm | 店頭掲示、パネル |
| 約3m | 30cm | ポスター、看板 |
誤り訂正レベルとは
QRコードには、一部が汚れたり欠けたりしても読み取れるように、誤り訂正の仕組みが組み込まれています。レベルは4段階あり、訂正できる割合が高いほどコードは細かくなります。
| レベル | 復元できる割合の目安 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| L | 約7% | 画面表示など、汚れの心配がない場面 |
| M | 約15% | 一般的な用途。標準的な選択 |
| Q | 約25% | 屋外掲示など、汚れやすい場面 |
| H | 約30% | ロゴを重ねる場合、工業用途 |
当サイトのQR変換ツールは、実用上バランスの良いレベルM(約15%)で生成します。Web・印刷いずれの一般用途でも、この設定で問題ありません。
運用時に気をつけたいこと
- リンク先のURLは変更しない。印刷物を配ったあとにURLを変えると、QRコードが死にます
- リンク先はスマートフォンで見られる状態にしておく。PCサイトのままだと離脱されます
- 短縮URLサービスを使う場合は、サービス終了でリンクが切れるリスクを考慮する
- 配布前に必ず実機テストを行う。特に印刷後の紙での確認は省略しない
なお「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。仕様は公開されており、コードの作成・利用自体は自由に行えますが、商用の資料などで表記する際は出典に配慮すると安心です。
よくある質問
- QRコードの作成は無料でできますか?
- できます。当サイトのQR変換ツールは、登録不要・無料でURLやテキストからQRコードを生成し、PNG形式でダウンロードできます。
- 日本語のテキストもQRコードにできますか?
- できます。日本語テキストにも対応しています。ただし文字数が多いほどコードが細かくなるため、長文よりはURLでの案内をおすすめします。
- 作成したQRコードは商用利用できますか?
- 生成したQRコード画像はチラシや名刺、店頭POPなどにご利用いただけます。QRコードの規格自体は公開されており、作成・利用に許諾は不要です。
- 作ったQRコードが読み取れません。原因は何ですか?
- 多い原因は、周囲の余白不足、明暗のコントラスト不足、明暗の反転、印刷サイズが小さすぎることの4つです。まずコードの周囲にセル4個分の余白を空け、暗い色のコードと明るい背景の組み合わせに戻して試してください。
この記事で紹介したツール
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