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電気代の平均|一人暮らし・世帯人数別の目安と高いときの見直し方

「うちの電気代は高いのか」を判断するには、世帯人数ごとの平均と比べるのが早道です。この記事では、1人暮らしから6人以上までの1か月の使用量と電気代の目安、季節による差、そして電気代が高いときにどの家電から見直すと効果が大きいかを金額でまとめます。

世帯人数別の電気代の目安

環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」で示されている世帯人数別の電気使用量をもとにした目安です。電気代は東京電力エナジーパートナーの従量電灯B・契約30A、再エネ賦課金3.98円、燃料費調整額0円で計算しています。

世帯1か月の使用量1か月の電気代1年の電気代
1人暮らし185kWh約7,614円約9万1千円
2人世帯271kWh約11,086円約13万3千円
3人世帯313kWh約12,835円約15万4千円
4人世帯327kWh約13,458円約16万1千円
5人世帯376kWh約15,637円約18万8千円
6人以上448kWh約18,839円約22万6千円

人数が倍になっても使用量は倍にはなりません。冷蔵庫・照明・エアコンのように家族で共有する家電が多いためで、1人あたりにすると1人暮らしがもっとも割高です。

電気代は季節で1.7倍変わる

同じ暮らし方でも、冷暖房のぶん夏と冬に山ができます。年間の平均が月300kWh(平均的な月で12,257円)の家庭を、請求月ごとの目安に割り振ると次のようになります。

請求月目安の電気代請求月目安の電気代
1月15,934円7月10,051円
2月16,180円8月12,012円
3月14,464円9月12,870円
4月11,644円10月10,786円
5月10,051円11月10,174円
6月9,316円12月13,606円

いちばん高い2月といちばん安い6月では1.7倍の差があります。検針は前月分をまとめて請求するため、真冬の電気は2〜3月の請求に、真夏の電気は9月の請求に出てきます。「先月より高い」は季節の山で説明できることが多いので、比べるなら前月ではなく前年の同じ月と比べてください。

電気代が高いときに見る家電

家電ごとの1か月の電気代を、よくある使い方(単価31円/kWh)で並べると、上位はほぼ「熱を作る・運ぶ家電」で占められます。

家電(使い方)1か月の電気代
エアコン暖房 14畳(1日8時間)7,440円
エアコン冷房 14畳(1日8時間)5,952円
オイルヒーター(1日5時間)5,580円
浴室乾燥機(1日3時間)3,488円
セラミックファンヒーター(1日3時間)3,348円
洗濯乾燥機 ヒーター式(1日1回・乾燥まで)1,953円
10年以上前の冷蔵庫(24時間)1,451円
電気ポット(24時間保温)781円

反対に、Wi-Fiルーター(月179円)、スマートフォンの充電(月18.6円)、LED電球1個(月44.6円)は、切ったり減らしたりしても家計への影響はごくわずかです。電気代が平均より高いときは、上の表のうち自分の家で毎日使っているものから順に見直すのが近道です。

買い替え・切り替えで下がる金額

よくある「切り替え」の効果を、単価31円/kWhで計算しました。初期費用がかかるものは、差額で何か月(何年)で元が取れるかも示しています。

切り替え1か月の差1年の差元が取れるまで
白熱電球60W → LED電球(1個・1,500円)257円3,080円約6か月
浴室乾燥機 → ドラム式(ヒートポンプ)で乾燥2,511円30,132円
セラミックファンヒーター → エアコン暖房(1日5時間)3,255円39,060円
電気ポットの保温 → 電気ケトルで都度沸かす200円2,399円
10年以上前の冷蔵庫 → 最近の冷蔵庫(15万円)692円8,303円約18.1年
契約40A → 30A(東京電力EP)312円3,741円

LED電球は半年ほどで元が取れるので、白熱電球が残っていればすぐに替える価値があります。浴室乾燥機やヒーターの使い方を変えるのは初期費用がかからず、年3万円以上下がることもあります。

一方、冷蔵庫は年8,303円安くなっても、15万円の買い替え費用を電気代だけで取り戻すには約18年かかります。電気代のためだけに買い替えるのではなく、故障や引っ越しで買い替えるときに省エネ性能の高い機種を選ぶ、と考えるのが現実的です。

自分の家の電気代を平均と比べる

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    検針票の使用量を入れる

    電気代計算ツールの「請求額から調べる」タブで1か月の使用量(kWh)を入れると、世帯人数別の目安のどのあたりかが表示されます。

  2. 2

    季節の偏りを確認する

    入力した使用量を年間の平均的な月として、月ごとの目安をグラフで表示します。今月の請求が季節の山なのか、使いすぎなのかを見分けられます。

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    大きい家電から計算し直す

    「家電から計算」タブの早見表は1か月の電気代が大きい順に並んでいます。自分の家の使い方に合わせて時間を変え、どの家電が請求額の多くを占めているかを確かめます。

請求額の内訳の読み方は電気料金の内訳、冬の暖房選びは暖房器具の電気代比較で詳しく解説しています。同居人と光熱費を分けるときは生活費の分け方も参考になります。

よくある質問

一人暮らしの電気代の平均はいくらですか?
1か月の使用量185kWhで、約7,600円が目安です(東京電力EPの従量電灯B・契約30A・燃料費調整額0円で計算)。冬は1万円前後、春や秋は6千円台まで下がります。契約を20Aにすると基本料金が月311.75円下がり、約7,300円になります。オール電化や寒冷地ではこれより高くなります。
4人家族の電気代の平均はいくらですか?
1か月の使用量327kWhで、約13,500円が目安です。人数が増えても冷蔵庫や照明は共有するため、2人世帯(約11,100円)との差は2,400円ほどです。冬の請求月(1〜3月)は1.2〜1.3倍になり、15,000〜17,000円台が目安です。
電気代が急に高くなった原因は何ですか?
多いのは3つです。1つ目は季節の山で、2月の請求は年間平均の1.3倍前後になります。2つ目は燃料費調整単価の変動や国の負担軽減策の終了で、同じ使用量でも請求が上がります。3つ目はオイルヒーターや浴室乾燥機のような消費電力の大きい家電を使い始めたことです。まず前年同月の使用量(kWh)と比べ、使用量が増えていなければ単価の変化を疑ってください。
電気代の節約で効果が大きいのは何ですか?
消費電力の大きい家電の使い方を変えることです。浴室乾燥機をドラム式(ヒートポンプ)の乾燥に替えると年3万円、ヒーターをエアコン暖房に替えると年3万9千円ほど下がる計算です。白熱電球をLEDに替えるのも約半年で元が取れます。待機電力やスマートフォンの充電を減らしても、年に数百円程度です。
冷蔵庫は買い替えたほうが電気代は安くなりますか?
電気代は下がりますが、元を取るには時間がかかります。10年以上前の400Lクラス(年間約570kWh)から最近の機種(約300kWh)に替えると年8,303円安くなりますが、15万円の買い替え費用を回収するには約18年かかります。故障や引っ越しのタイミングで、省エネ性能の高い機種を選ぶのが現実的です。

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