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日本の祝日の決まり方|振替休日・国民の休日・ハッピーマンデー

祝日は年に16日ありますが、日付が固定のもの、第◯月曜日で動くもの、毎年天文計算で決まるものが混ざっています。さらに振替休日と国民の休日が加わるため、年によって休みの数が変わります。この記事では祝日法の条文に沿って、それぞれの決まり方と、来年以降の日付をどこまで確定できるのかを整理します。

祝日は「国民の祝日に関する法律」で決まる

日本の祝日は1948年に施行された「国民の祝日に関する法律」(祝日法)が定めています。現在の祝日は16日で、その日付の決まり方は3種類に分かれます。

  • 日付が固定:元日、建国記念の日、天皇誕生日、昭和の日、憲法記念日、みどりの日、こどもの日、山の日、文化の日、勤労感謝の日の10日。
  • 第◯月曜日:成人の日、海の日、敬老の日、スポーツの日の4日。いわゆるハッピーマンデーです。
  • 天文計算:春分の日と秋分の日の2日。年によって20日・21日、22日・23日と動きます。

これに加えて、祝日法3条2項の振替休日と、3条3項の国民の休日が「休日」として発生します。これらは祝日そのものではありませんが、休みの日としては同じ扱いです。そのため年間の休日数は16日ちょうどではなく、年によって16〜19日程度で変動します。

2026年・2027年の祝日一覧

ハッピーマンデーの4日と春分・秋分は年ごとに日付が変わります。並べて見ると動き方が分かります。

祝日2026年2027年
元日1月1日(木)1月1日(金)
成人の日1月12日(月)1月11日(月)
建国記念の日2月11日(水)2月11日(木)
天皇誕生日2月23日(月)2月23日(火)
春分の日3月20日(金)3月21日(日)
昭和の日4月29日(水)4月29日(木)
憲法記念日5月3日(日)5月3日(月)
みどりの日5月4日(月)5月4日(火)
こどもの日5月5日(火)5月5日(水)
海の日7月20日(月)7月19日(月)
山の日8月11日(火)8月11日(水)
敬老の日9月21日(月)9月20日(月)
秋分の日9月23日(水)9月23日(木)
スポーツの日10月12日(月)10月11日(月)
文化の日11月3日(火)11月3日(水)
勤労感謝の日11月23日(月)11月23日(火)

2026年はこの16日に加えて、5月6日(水)が振替休日、9月22日(火)が国民の休日になり、合計18日の休日があります。2027年は3月22日(月)の振替休日が加わって17日です。

ハッピーマンデーで動く4つの祝日

2000年から順次導入された制度で、祝日を月曜日に移して3連休をつくる狙いがあります。対象は4つで、それぞれ「その月の第何月曜日か」が決まっています。

祝日現在の日移行した年
成人の日1月の第2月曜日2000年(もとは1月15日)
海の日7月の第3月曜日2003年(もとは7月20日)
敬老の日9月の第3月曜日2003年(もとは9月15日)
スポーツの日10月の第2月曜日2000年(体育の日として。2020年に改称)

第2月曜日は年によって8日から14日のあいだ、第3月曜日は15日から21日のあいだで動きます。日付を覚えるのではなく「第◯月曜」で覚えるほうが確実です。なお2020年と2021年は東京五輪に合わせた特例で、海の日・山の日・スポーツの日が別の日に移動していました。

振替休日と国民の休日

祝日法3条は、祝日そのもの以外にも休日になる日を定めています。カレンダーを自分で組み立てるときに見落としやすいのがこの2つです。

  1. 1

    振替休日(3条2項)

    祝日が日曜日に当たったとき、その後の最も近い「祝日でない日」が休日になります。5月3日が日曜の年は、5月4日・5日も祝日なので5月6日が振替休日です。土曜日に当たった場合は振替がありません。

  2. 2

    国民の休日(3条3項)

    前日と翌日がどちらも祝日である平日は休日になります。敬老の日(9月の第3月曜)と秋分の日のあいだが1日だけ空く年に発生し、いわゆるシルバーウィークになります。

土曜日に祝日が当たっても振替休日は発生しないため、祝日が土曜に集中する年は実質的な休みが減ります。年間の営業日数がどれくらい変わるかは年間の営業日数と所定労働日数で確認できます。

春分の日・秋分の日はいつ確定するのか

この2日だけは法律に日付が書かれていません。祝日法は「春分日」「秋分日」とだけ定めており、実際の日付は天文学的な春分・秋分の瞬間が含まれる日になります。

  • 国立天文台が計算し、前年2月1日に官報の「暦要項」で公表されます。正式に確定するのはこのタイミングです。
  • それより先の年は計算による推定値になります。近似式でも数百年単位では実際の日と一致しますが、制度上は未確定です。
  • 地球の公転周期が365日ちょうどではないため、うるう年の周期に合わせて日付が前後します。うるう年の仕組みはうるう年のルールにまとめています。

営業日計算ツールでは、官報で確定していない年を計算する場合、推定値を使っている旨を画面に表示します。数年先の年間カレンダーを作るときは、この2日だけ後から変わる可能性があると覚えておいてください。

祝日を含めた日数をツールで数える

祝日の並びは年ごとに変わるため、手作業で数えると必ずどこかで取りこぼします。営業日計算ツールの「年間カレンダー」タブで年を選ぶと、その年の休日が振替休日・国民の休日まで含めて一覧になります。

  • 月別の暦日数・営業日数・休業日数が表で並び、年間合計も出ます。
  • 表はタブ区切りでコピーできるので、表計算ソフトにそのまま貼り付けられます。
  • 「期間の営業日数」タブでは、指定した期間にどの祝日が何日入るかが名前つきで表示されます。
  • 祝日を休業日にしない設定にも切り替えられるため、祝日営業の店舗でも使えます。

納期や期日を数えたい場合は営業日の数え方、暦の上の日数や年中行事の背景が気になる場合は六曜の意味も合わせてどうぞ。

よくある質問

日本の祝日は年間何日ありますか?
国民の祝日は16日です。ただし振替休日と国民の休日が加わるため、実際の休日数は年によって変わります。2026年は振替休日1日と国民の休日1日が加わって18日、2027年は振替休日1日が加わって17日です。祝日が土曜日に当たった年は振替休日が発生しないため、休日数が少なくなります。
振替休日はどのように決まりますか?
祝日法3条2項により、祝日が日曜日に当たったとき、その日の後の最も近い「祝日でない日」が休日になります。5月3日が日曜の年は、5月4日のみどりの日と5日のこどもの日も祝日のため、5月6日が振替休日です。土曜日に祝日が当たった場合は振替休日が発生しないため、その年は実質的な休みが1日減ります。
国民の休日とは何ですか?
祝日法3条3項が定める休日で、前日と翌日がどちらも祝日である平日が対象です。現在これが発生するのは、敬老の日(9月の第3月曜日)と秋分の日のあいだが1日だけ空く年で、5連休のシルバーウィークになります。2026年は9月22日(火)がこれにあたり、9月19日から23日までが5連休です。
来年より先の祝日はいつ確定しますか?
日付が法律で決まっている祝日とハッピーマンデーの4日は、何年先でも計算で確定できます。確定しないのは春分の日と秋分の日だけで、国立天文台の計算にもとづき前年2月1日に官報の暦要項で公表されます。それより先の年は推定値となるため、数年先の社内カレンダーを作るときはこの2日だけ注意してください。
ハッピーマンデーの祝日はどれですか?
成人の日(1月の第2月曜日)、海の日(7月の第3月曜日)、敬老の日(9月の第3月曜日)、スポーツの日(10月の第2月曜日)の4つです。成人の日とスポーツの日が2000年、海の日と敬老の日が2003年に移行しました。日付ではなく「第何月曜日」で決まるため、年によって1週間近く動きます。

この記事で紹介したツール

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