ボウリングのスコアシートの書き方|X・/・G・-・Fの記号と付け方
ボウリング場のスコアは自動で計算されますが、大会の記録用紙や子どもへの説明、レシートの検算などで、手でスコアシートを書く場面は意外とあります。この記事では、スコアシートのマスの見方、X・/・G・-・F・○の記号の意味、1投ずつ書いていく手順、10フレームの書き方、書いたスコアを検算する方法を、実際の記入例つきで解説します。
スコアシートのマスの見方
ボウリングのスコアシートは、1人ぶんが横に10フレーム並んだ表になっています。1つのフレームは上下2段に分かれていて、上の段に1投ごとの結果を書く小さなマス、下の段にそのフレームまでの累計を書く欄があります。
- 1〜9フレーム:上の段に小さなマスが2つ(1投目・2投目)
- 10フレーム:上の段に小さなマスが3つ(3投目まで投げられるため)
- 下の段:そのフレームまでの累計。ストライク・スペアの得点が決まるまでは空けておく
- 右端:ゲームの合計(10フレームの累計と同じ数)。ハンデ欄がある用紙ではハンデ込みの合計も書く
大会用の用紙にあるハンデ欄の計算方法は、ボウリング大会のハンデの決め方の記事で早見表つきで説明しています。
ストライクを出したフレームは1投で終わるので、2つのマスのうち右側に X を書き、左側は空けておくのが一般的です。ボウリング場の画面も同じ並びで表示されます。
スコアシートの記号一覧
| 記号 | 読み方 | 意味 | 点数としての扱い |
|---|---|---|---|
| X | ストライク | 1投目で10本すべて倒した | 10本(+次の2投) |
| / | スペア | 2投目で残りを全部倒した | 残りの本数(+次の1投) |
| G | ガター | 1投目でボールが溝に落ち、1本も倒れなかった | 0本 |
| - | ミス | 2投目で残りのピンを1本も倒せなかった | 0本 |
| F | ファウル | ファウルラインを踏み越えて投げた | 0本(倒れたピンも数えない) |
| 1〜9 | 本数 | その投球で倒した本数 | 書いた数のまま |
| ○で囲んだ数字 | スプリット | 1投目のあと、離れた位置にピンが残った | 数字の本数(点数には影響しない) |
G と - はどちらも0本ですが、1投目か2投目かで書き分けます。1投目の0本は G、2投目の0本は - です。2投目でボールが溝に落ちても、残りのピンを倒せなかったことには変わりないので - と書くのがふつうです。ボウリング場によっては1投目の0本も - で表示することがあり、点数の計算には影響しません。
1投ずつスコアシートを付ける手順
- 1
1投目の本数を左のマスに書く
10本倒したら右のマスに X を書いてそのフレームは終わり。0本なら G、ファウルなら F を書きます。
- 2
2投目の結果を右のマスに書く
残りを全部倒したら /、1本も倒せなければ -、それ以外は倒した本数を書きます。1投目と2投目の合計は10を超えません。
- 3
得点が決まったフレームの累計を書く
オープンフレームは2投目のあとすぐ、スペアは次の1投のあと、ストライクは次の2投のあとに累計を書き込みます。
- 4
空欄のフレームを後から埋める
ストライクが続いたときは累計が何フレームも空きます。ボーナスの投球が終わったら、古いフレームから順に累計を書きます。
- 5
10フレームまで書いたら合計を確かめる
10フレームの累計がゲームの合計です。最後に、各フレームの得点を足して合計と一致するか見ておくと書き間違いに気づけます。
累計の計算方法そのものはボウリングのスコア計算方法の記事で、1ゲームぶんの計算例と一緒に説明しています。
10フレームの3マスの書き方
10フレームは、ストライクかスペアを出したときだけ3投目まで投げます。3投目は10フレームの中のボーナスなので、10フレームの得点は3マスの本数の合計です。ストライクのあとはピンが並び直すので、10フレームでは X が2つ・3つ並ぶこともあります。
| 投げ方 | 書き方 | 10フレームの得点 |
|---|---|---|
| ストライク3回 | X X X | 30点 |
| ストライク→9本→スペア | X 9 / | 20点 |
| 7本→スペア→ストライク | 7 / X | 20点 |
| ストライク→8本→1本 | X 8 1 | 19点 |
| 9本→ミス | 9 -(3投目なし) | 9点 |
X のあとの2投目と3投目は、1〜9フレームと同じように「1投目・2投目」の関係になります。X のあと8本倒したら、3投目で残り2本を倒せば /、1本なら 1 と書きます。スペアのあとの3投目はピンが10本並んでいるので、10本倒せば X です。
記入例と手書きのスコアの検算
記号を左から書き出すと「8/ 7- X 9/ G7 X X 81 6/ X72」となるゲームを例にします。累計は 17・24・44・54・61・89・108・117・137・156 で、合計156点です。4フレームのスペアは次の1投が G(0本)なのでボーナスなしの10点、6フレームのストライクは次の2投が X と 8 なので28点になります。
- 1フレーム 8/:10+次の1投 7 = 17(累計17)
- 2フレーム 7-:7(累計24)
- 3フレーム X:10+9+1 = 20(累計44)
- 4フレーム 9/:10+0 = 10(累計54)
- 5フレーム G7:7(累計61)
- 6フレーム X:10+10+8 = 28(累計89)
- 7フレーム X:10+8+1 = 19(累計108)
- 8フレーム 81:9(累計117)
- 9フレーム 6/:10+10 = 20(累計137)
- 10フレーム X72:10+7+2 = 19(累計156)
手書きのスコアやボウリング場のレシートを確かめたいときは、ボウリング スコア計算ツールの「記号でまとめて入力する」に、このような記号の並びをそのまま入れると、フレームごとの累計が表示されます。ストライクのあとに数字を書いてしまうなど、ありえない並びはどのフレームの何投目がおかしいかを教えてくれるので、写し間違いにも気づけます。
よくある質問
- ボウリングのGと-の違いは何ですか?
- どちらも0本ですが、G(ガター)は1投目でピンを1本も倒せなかったとき、-(ミス)は2投目で残りのピンを1本も倒せなかったときに書きます。点数の計算では同じ0本として扱います。
- ストライクはスコアシートのどこに書きますか?
- 1〜9フレームでは、2つあるマスの右側に X を書き、左側は空けておくのが一般的です。10フレームではストライクのたびに左から順に X を書きます。
- ファウルのときに倒れたピンは数えますか?
- 数えません。ファウルの投球は0本として F と書きます。1投目がファウルなら、倒れたピンは並べ直して2投目を投げ、2投目で10本倒すとスペアになります。
- スプリットの○は点数に関係ありますか?
- 関係ありません。1投目のあとにピンが離れて残ったことを示す記録で、点数は○の中の数字の本数のまま数えます。
この記事で紹介したツール
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