ボウリング大会のハンデの決め方|アベレージからの計算式と女性ハンデ
会社や町内会、サークルのボウリング大会では、経験者と初心者が同じ土俵で順位を競います。そのままでは毎回同じ人が勝ってしまうので、点数に「ハンデ」を足して差を縮めるのが定番です。この記事では、アベレージからハンデを計算する式、基準・割合・上限の決め方、アベレージ別のハンデ早見表、女性ハンデの付け方、2〜3ゲームの合計で順位をつける集計の例、同点やブービー賞の扱いまで、幹事向けにまとめます。
ハンデの基本の計算式
ボウリングのハンデ(ハンディキャップ)は、1ゲームごとに点数へ足すボーナスです。よく使われるのは、その人のアベレージ(1ゲームの平均点)と基準の点数との差に、一定の割合をかける方法です。
- 基準のアベレージ:200や210など。参加者のいちばん上手な人より少し上に置くと、ほぼ全員にハンデがつきます
- 割合:70〜90%がよく使われます。100%にすると平均的には全員が同じ点になり、実力差がほとんど反映されません
- 上限:50点や60点など。アベレージのわからない初心者に大きなハンデがつきすぎるのを防ぎます
割合を100%より小さくするのは、上手な人の努力も少し報われるようにするためです。基準200・割合80%なら、アベレージ150の人は(200−150)×0.8=40点を毎ゲーム足します。3ゲームなら120点です。
アベレージ別のハンデ早見表
よく使われる3つの決め方で、アベレージごとの1ゲームのハンデを計算しました。小数は切り捨てています。
| アベレージ | 基準200・80%・上限50 | 基準200・70%・上限60 | 基準220・90%・上限80 |
|---|---|---|---|
| 100 | 50点 | 60点 | 80点 |
| 120 | 50点 | 56点 | 80点 |
| 130 | 50点 | 49点 | 80点 |
| 140 | 48点 | 42点 | 72点 |
| 150 | 40点 | 35点 | 63点 |
| 160 | 32点 | 28点 | 54点 |
| 170 | 24点 | 21点 | 45点 |
| 180 | 16点 | 14点 | 36点 |
| 190 | 8点 | 7点 | 27点 |
| 200 | 0点 | 0点 | 18点 |
| 210 | 0点 | 0点 | 9点 |
基準200・80%・上限50点では、アベレージ137以下の人はみな上限の50点になります。初心者が多い大会で差をもっとつけたいなら上限を上げ、経験者が多い大会なら基準を220に上げるなど、参加者の顔ぶれに合わせて調整します。
アベレージがわからない人のハンデ
会社の大会などでは、参加者の多くがアベレージを持っていません。その場合は次のような方法がよく使われます。
- 最近投げたスコアの平均を自己申告してもらう(3ゲームで152・138・161なら、平均は150)
- 大会の1ゲーム目を練習扱いにして、その点数からハンデを決める
- 経験者・初心者などの区分で、ハンデを0点・20点・40点と固定で決める
- ハンデは女性ハンデだけにして、あとは合計点(スクラッチ)で競う
自己申告は低めに申告される心配がありますが、ハンデに上限を設けておけば影響は限られます。大会の案内にハンデの決め方を書いておくと、当日に揉めにくくなります。
女性ハンデの付け方
社内大会やレクリエーションの大会では、女性に1ゲームあたり10点前後のハンデを足すことがよくあります。重いボールを投げにくく、ピンを弾き飛ばす力が出にくいことへの配慮です。点数は大会ごとに決めるもので、決まった値はありません。
アベレージから計算するハンデと組み合わせる場合は、計算したハンデに女性ハンデを足します。上限を超えた人にも足すのか、上限を含めた合計で抑えるのかは、事前に決めておきましょう。最近はハンデを男女で分けず、アベレージだけで決める大会も増えています。
3ゲーム合計の順位の集計例
6人が3ゲーム投げ、基準200・80%・上限50点のハンデと女性ハンデ10点(Cさん・Dさん)を足して順位をつけた例です。
| 順位 | 名前 | 3ゲーム | スクラッチ | ハンデ/G | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Cさん(アベ140・女性) | 145・152・139 | 436 | 58 | 610 |
| 2 | Aさん(アベ175) | 182・165・171 | 518 | 20 | 578 |
| 3 | Eさん(アベ155) | 160・148・155 | 463 | 36 | 571 |
| 4 | Fさん(アベ130) | 132・140・128 | 400 | 50 | 550 |
| 5 | Bさん(アベ120) | 121・134・118 | 373 | 50 | 523 |
| 6 | Dさん(アベ100・女性) | 98・112・105 | 315 | 60 | 495 |
スクラッチではAさんが518点で1位ですが、ハンデ込みではアベレージより少し上の点数を出したCさんが逆転しています。一方、Bさん・Dさん・Fさんは上限の50点で止まっているため、ハンデが届かず下位にとどまりました。このように、自分のアベレージより多く投げた人が上位に来るのがハンデ戦の特徴です。
- 合計が同じときは、ハイゲーム(1ゲームの最高点)が高い人を上位にするのが一般的です
- ハイゲームも同じなら、最後のゲームの点数で比べるなど、2つ目の決め方も決めておきます
- ブービー賞は最下位から2番目の人です。上の例ではBさん(5位)になります
- ハイゲーム賞・女性トップ賞などを用意すると、順位以外でも盛り上がります
ボウリング スコア計算ツールの「大会・ハンデ集計」では、最大40人・6ゲームまでの点数を入れると、基準・割合・上限・女性ハンデを使ったハンデ込みの順位表、ブービー、ハイゲームが自動で出て、順位表をコピーしてLINEやスプレッドシートに貼れます。大会全体の段取りは幹事の進め方の記事、チーム戦にするときの組分けはチーム分けの記事も参考にしてください。
よくある質問
- ボウリング大会のハンデは何点くらいが普通ですか?
- 計算式で決めることが多く、基準200・80%なら、アベレージ150の人は1ゲーム40点、アベレージ180の人は16点です。上限は50〜60点にする大会がよく見られます。決まった値はないので、参加者の実力差に合わせて決めてください。
- 女性ハンデは何点にすればいいですか?
- 社内やレクリエーションの大会では、1ゲームあたり10点前後にすることが多いです。アベレージから計算するハンデと組み合わせる場合は、計算したハンデに女性ハンデを足します。
- ハンデは3ゲームなら3倍にしますか?
- はい。ハンデは1ゲームあたりの点数なので、投げたゲーム数をかけて合計に足します。1ゲーム40点のハンデなら、3ゲームの合計には120点を足します。
- 合計点が同点のときの順位はどう決めますか?
- ハイゲーム(1ゲームの最高点)が高い人を上位にするのが一般的です。それも同じなら最後のゲームの点数で比べる、同順位にするなど、大会の前に決めておくと揉めません。
この記事で紹介したツール
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