使い方ガイド公開日 読了目安 約6分

中袋の裏の書き方|住所・郵便番号を漢数字にする方法と見本

中袋の表に金額を書いたら、次は裏に住所と名前を書きます。ここで迷うのが「1-2-3」や「101号室」を縦書きでどう書くかです。受け取った側はこの住所を見てお礼状や香典返しを送るため、読み間違えのない書き方が大切です。この記事では、中袋の裏の配置、番地・部屋番号・郵便番号の漢数字への直し方、連名や中袋のない袋の場合の書き方をまとめます。

中袋の裏に書くことと配置

中袋の裏には、左下に住所と名前を縦書きで書くのが基本です。外袋にも名前は書きますが、外袋は受付で外されたり、ほかの金封と一緒にまとめられたりするため、中袋だけを見ても誰からいくら届いたかがわかるようにしておきます。

  • 右側に郵便番号と住所を書く(住所が長いときは2行に分け、2行目は1字下げる)
  • 左側に氏名をフルネームで、住所より少し大きめに書く
  • 表に金額を書いていない場合や、表に書く欄がない中袋は、裏の右側に金額を書く
  • 文字は裏の左半分に収め、中心線より右には書かない

住所の数字を漢数字にするルール

縦書きの住所では、算用数字を漢数字に直します。決まった書き方があるわけではありませんが、一般的には次のように使い分けると読みやすくなります。

  • 2桁までの数は位取りで書く:12 → 十二、45 → 四十五
  • 3桁以上の数は1字ずつ書く:101 → 一〇一、2026 → 二〇二六
  • 番地のハイフンは縦棒の「ー」か「の」にする:1-2-3 → 一ー二ー三 または 一の二の三
  • ゼロは「〇」を使う(「零」は使わない)
横書きの住所縦書きの例
桜新町2-15-8桜新町二ー十五ー八
梅田3丁目12番45号梅田三丁目十二番四十五号
山下町1-2-3 ハイツ201号室山下町一ー二ー三 ハイツ二〇一号室
北1条西2-10北一条西二ー十

「十五」のように位取りで書くか、「一五」のように1字ずつ書くかは好みで、どちらでも間違いではありません。ただし1枚の中で混ぜると読みにくいので、番地の部分はどちらかにそろえます。部屋番号のような3桁の数を「二百一」と位取りで書くと別の番号と読み違えやすいため、1字ずつ書くのが無難です。

マンション名やビル名にアルファベットが入る場合は、全角にして1字ずつ縦に並べるか、「ABCハイツ」のように読みやすい形で書きます。「5F」のような階数は「五階」と書き直すと縦書きになじみます。住所が長く1行に収まらないときは、市区町村や番地の区切りで改行し、建物名を2行目に回すと読みやすくなります。

郵便番号の書き方

郵便番号は住所の一番上に書きます。数字は位取りをせず1字ずつ漢数字にし、3桁と4桁のあいだは縦棒でつなぎます。

郵便番号縦書きの例
100-0005〒一〇〇ー〇〇〇五
154-0015〒一五四ー〇〇一五
530-0001〒五三〇ー〇〇〇一

中袋に横書きの郵便番号欄(7つのマス)が印刷されている場合は、欄に合わせて算用数字で書いてかまいません。縦書きの欄と横書きの欄が混在する袋では、欄の向きに合わせて数字の種類を切り替えます。

連名・夫婦・会社名の書き方

  • 夫婦:外袋は夫の氏名を中央に書き、その左に妻の名前だけを添えるのが一般的です。中袋の裏も同じ並びで書きます。
  • 2〜3人の連名:外袋は右から目上の人の順(上下関係がなければ五十音順)に並べ、中袋の裏にも全員の名前を書きます。
  • 4人以上:外袋は代表者の名前と「外一同」とし、全員の氏名と住所を別紙に書いて中袋に入れます。
  • 会社名・肩書き:名前の右上に小さく会社名を書きます。部署一同で出す場合は「〇〇株式会社 営業部一同」とします。

香典の場合、連名でもお返しは一人ずつ送られることがあるため、別紙には全員の住所を省略せずに書いておくと遺族の手間が減ります。外袋の表書きの選び方は香典袋の表書きの使い分けにまとめています。

中袋がない袋・中袋に欄がない場合

水引が印刷された略式の香典袋や、ポチ袋のような小さな金封には、中袋が付いていないものがあります。その場合は外袋の裏の左下に、住所と金額を縦書きで書きます。表書きと名前は表に書き、裏の右側に金額、左側に住所を並べるのが一般的です。

中袋に何も印刷されていない場合は、表の中央に金額、裏の左下に住所と氏名を書きます。金額の大字の書き方は中袋の金額の書き方と大字早見表で一覧にしています。

住所を漢数字に直して見本を作る

  1. 1

    郵便番号と住所を入れる

    ご祝儀袋・香典袋の書き方の「袋の書き方」タブで、中袋に書く郵便番号と住所を横書きのまま入れます。

  2. 2

    数字の直し方を選ぶ

    「自動(2桁まで位取り、3桁以上は1字ずつ)」「すべて1字ずつ」と、ハイフンを「ー」にするか「の」にするかを選べます。変換した住所はコピーもできます。

  3. 3

    中袋の裏の見本を見ながら書く

    中袋の裏の縦書きの見本に、郵便番号・住所・名前が配置されて表示されます。画像で保存しておけば、スマホで見ながら書き写せます。

入力した名前と住所はブラウザの中だけで使われ、共有URLにも入らず、サーバーにも送られません。

よくある質問

中袋の住所の番地「1-2-3」はどう書きますか?
縦書きでは「一ー二ー三」か「一の二の三」と書くのが一般的です。「一丁目二番三号」と正式な表記で書くと、さらに読み間違えがなくなります。
部屋番号の101号室は漢数字でどう書きますか?
「一〇一号室」と1字ずつ書くのが読みやすくおすすめです。「百一号室」と位取りで書くこともできますが、部屋番号としては見慣れない形になります。
中袋の郵便番号も漢数字にしますか?
縦書きで書くなら「〒一〇〇ー〇〇〇五」のように1字ずつ漢数字にします。横書きの郵便番号欄が印刷されている場合は、算用数字で書いてかまいません。
ご祝儀の中袋にも住所は必要ですか?
書いておくのが丁寧です。ご祝儀は式の後にまとめて開封されることが多く、新郎新婦が内祝いを送るときの確認にも使われます。香典の場合は必ず書きましょう。
中袋がない香典袋では住所をどこに書きますか?
外袋の裏の左下に、住所と金額を縦書きで書きます。表には表書きと名前だけを書きます。

この記事で紹介したツール

あわせて読みたい

使い方ガイド約7分

香典袋の表書き|御霊前・御仏前・御玉串料・御花料の使い分け

訃報を受けて香典袋を用意するとき、最初に迷うのが表書きです。「御霊前」と「御仏前」はどう違うのか、宗派がわからないときはどうするか、神式やキリスト教の葬儀では何と書くのか。この記事では、仏式・浄土真宗・神式・キリスト教の表書きの使い分け、四十九日を境にした書き分け、薄墨で書く理由、お札の入れ方と包み方までをまとめます。

記事を読む →
使い方ガイド約7分

中袋の金額の書き方|3万円・5千円・10万円の大字早見表

ご祝儀袋や香典袋の中袋を前にして、「3万円は参萬円?三万円?」「10万円は拾萬円と壱拾萬円のどっち?」と筆が止まることはよくあります。中袋の金額は、改ざんされにくい大字(だいじ)で縦書きにするのが基本です。この記事では、大字の対応表、3千円から100万円までの金額別の早見表、「金」「也」「圓」の付け方、横書きの金額欄の書き方をまとめます。

記事を読む →
使い方ガイド約6分

縦書きの日付の書き方|賞状・のし袋の漢数字と元号のルール

賞状や祝儀袋を前にして、「2026年9月15日」を縦書きでどう書くのかで手が止まることがあります。縦書きでは算用数字ではなく漢数字を使い、年は和暦で書くのが基本です。この記事では、漢数字の2つの書き方の使い分け、元号と改元をまたぐ年の扱い、金額に使う大字までをまとめます。

記事を読む →