使い方ガイド公開日 読了目安 約7分

年忌法要の早見表|2026年・2027年は何回忌?計算方法と併修

「今年はおじいちゃんの何回忌だったかな」と、法事の案内を出す段になって慌てることがあります。年忌法要は一周忌だけが満1年で、三回忌からは数え方が変わるため、引き算だけでは間違えやすい行事です。この記事では、2026年(令和8年)と2027年(令和9年)の年忌早見表、何回忌かを計算する式、法要を営む回忌の一覧と弔い上げ、家族の年忌が重なったときの併修(まとめて営む法要)の考え方を解説します。

一周忌は満1年、三回忌からは「回忌の数−1」年後

年忌法要は、亡くなった月日と同じ日(祥月命日・しょうつきめいにち)に営む法要です。最初の一周忌は、亡くなってからちょうど満1年の祥月命日に営みます。ここまでは直感どおりです。

ところが三回忌は、亡くなってから満2年の年に営みます。これは、亡くなった日(命日)を1回目の忌日と数えるためです。命日が1回目、一周忌が2回目、その翌年が3回目、つまり三回忌になります。七回忌は満6年、十三回忌は満12年と、三回忌以降はすべて「回忌の数から1を引いた年数」後です。

この「1を足す」考え方は、数え年と同じです(享年(数え年)の計算)。誕生日を気にせず、年だけで計算できるのも同じです。

2026年(令和8年)の年忌早見表

年忌法要亡くなった年亡くなってから
一周忌2025年(令和7年)満1年
三回忌2024年(令和6年)満2年
七回忌2020年(令和2年)満6年
十三回忌2014年(平成26年)満12年
十七回忌2010年(平成22年)満16年
二十三回忌2004年(平成16年)満22年
二十五回忌2002年(平成14年)満24年
二十七回忌2000年(平成12年)満26年
三十三回忌1994年(平成6年)満32年
三十七回忌1990年(平成2年)満36年
五十回忌1977年(昭和52年)満49年

表にない年に亡くなった人は、2026年には年忌法要がありません。たとえば2023年に亡くなった人は2026年が「四回忌」にあたりますが、四回忌は営まないのが一般的です。祥月命日にお墓参りやお仏壇へのお参りをする程度で十分です。

2027年(令和9年)の年忌早見表

年忌法要亡くなった年亡くなってから
一周忌2026年(令和8年)満1年
三回忌2025年(令和7年)満2年
七回忌2021年(令和3年)満6年
十三回忌2015年(平成27年)満12年
十七回忌2011年(平成23年)満16年
二十三回忌2005年(平成17年)満22年
二十五回忌2003年(平成15年)満24年
二十七回忌2001年(平成13年)満26年
三十三回忌1995年(平成7年)満32年
三十七回忌1991年(平成3年)満36年
五十回忌1978年(昭和53年)満49年

翌年以降の早見表は、表の「亡くなった年」をすべて1年ずつ進めれば作れます。法要の案内は2〜3か月前には出したいので、年が明けたら今年の年忌を一度確認しておくと安心です。

営む回忌と弔い上げ

年忌法要は、1・3・7・13・17・23・27・33回忌と、「3」と「7」のつく年を中心に営むのが一般的です。二十五回忌や三十七回忌は、宗派や地域によって営むところと営まないところがあります。

  • 一周忌・三回忌:親族や故人と親しかった人を招いて営むことが多い
  • 七回忌:親族を招くか、家族を中心に営む
  • 十三回忌以降:家族・近い親族だけで営むなど、規模を小さくしていくことが多い
  • 三十三回忌:弔い上げ(最後の年忌法要)とすることが多い
  • 五十回忌:三十三回忌で弔い上げにしなかった場合、ここで弔い上げとすることが多い

弔い上げを終えると、故人の位牌をお寺に納めたり、先祖代々の位牌にまとめたりします。いつ弔い上げにするかは家ごとに決めてよく、施主が高齢になった、遠方に住んでいるといった事情で、十七回忌や二十三回忌で区切る家もあります。

家族の年忌が重なったら「併修」も考える

祖父母や両親など複数の故人がいると、同じ年に年忌法要が重なることがあります。そのとき、2つ以上の法要をまとめて1回で営むことを「併修(へいしゅう)」または「合斎(がっさい)」といいます。親族が何度も集まる負担や費用を抑えられます。

年重なる年忌(祖父2014年3月20日没・祖母2020年11月2日没・父2024年7月15日没)
2026年祖父の十三回忌(3月20日)・父の三回忌(7月15日)・祖母の七回忌(11月2日)
2030年祖父の十七回忌(3月20日)・父の七回忌(7月15日)
2036年祖父の二十三回忌(3月20日)・父の十三回忌(7月15日)・祖母の十七回忌(11月2日)
2040年祖父の二十七回忌(3月20日)・父の十七回忌(7月15日)
  • 併修するときは、先に来る祥月命日に合わせて営むのが一般的
  • 一周忌・三回忌はできるだけ単独で営み、七回忌以降を併修の対象にする考え方が多い
  • 施主(法要を主催する人)が同じであることが前提
  • 案内状やお布施の表書きには、どの法要をあわせて営むかを書き添える

上の例の2026年は、父の三回忌が含まれるため、三回忌は単独で営み、祖父の十三回忌と祖母の七回忌を併修するといった組み合わせも考えられます。法要・年忌の計算ツールでは、年ごとの早見表に加えて、家族の命日を並べて入れると、これから15年の年忌法要を年ごとにまとめて表示し、重なる年がひと目でわかります。

よくある質問

三回忌は亡くなってから3年後ですか?
いいえ、満2年後です。亡くなった日を1回目と数えるため、一周忌(満1年)の翌年が三回忌になります。2024年に亡くなった人の三回忌は2026年です。
七回忌は何年後ですか?
亡くなってから満6年後です。三回忌以降は「回忌の数−1」年後なので、七回忌は6年後、十三回忌は12年後、三十三回忌は32年後になります。
2026年に十三回忌を迎えるのは何年に亡くなった人ですか?
2014年(平成26年)に亡くなった人です。2026−2014+1=13で十三回忌になります。
年忌法要はいつまで営みますか?
三十三回忌で弔い上げ(最後の年忌法要)とすることが多く、五十回忌までとする家もあります。家の事情で十七回忌や二十三回忌で区切ることもあり、菩提寺と相談して決めます。
祖父と祖母の法要を一緒にしてもいいですか?
同じ年に年忌が重なる場合は、まとめて営む「併修」ができます。先に来る祥月命日に合わせるのが一般的です。一周忌・三回忌は単独で営むのが望ましいとする考え方もあるので、菩提寺に相談してください。

この記事で紹介したツール

あわせて読みたい

使い方ガイド約6分

初盆(新盆)はいつ?今年か来年かの判定と四十九日との関係

家族が亡くなって初めて迎えるお盆を「初盆(新盆)」といい、普段のお盆より丁寧に供養します。ところが、春や夏に亡くなった場合、「今年のお盆が初盆なのか、来年なのか」で迷うことがあります。ポイントは四十九日です。この記事では、初盆が今年か来年かを決めるルール、8月盆・7月盆それぞれで「この日までに亡くなれば今年」という境目、判断に迷うケース、初盆の準備のスケジュールを解説します。

記事を読む →
使い方ガイド約6分

享年と行年の違い|数え年の計算方法と位牌・墓誌の書き方

位牌や墓誌、会葬礼状に故人の年齢を書くとき、「享年」と「行年」のどちらを使うのか、数え年と満年齢のどちらで書くのかで迷う人は多いはずです。同じ人でも書き方によって年齢が1〜2歳違うため、親族の間で食い違うこともあります。この記事では、享年と行年の意味の違い、享年(数え年)の計算方法と満年齢との差、生年月日別の計算例、「歳」をつけるかどうかなど位牌・墓誌での書き方を解説します。

記事を読む →
仕組み解説約6分

三月またぎとは|四十九日が3か月にかかる日の判定と三十五日

四十九日の日取りを相談していると、年配の親族から「三月(みつき)またぎになるから三十五日で済ませよう」と言われることがあります。三月またぎは、四十九日の法要が亡くなった月から数えて3か月目にかかることを避ける習わしです。この記事では、三月またぎの意味、自分のケースが当てはまるかの判定方法、亡くなった月ごとの「この日以降なら三月またぎ」の一覧、当てはまったときの対応を解説します。

記事を読む →