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和暦・西暦の変換方法|昭和・平成・令和の早見表と暗算のコツ

書類に「昭和58年生まれ」と書いてあると、西暦が何年だったか一瞬で出てこないことがあります。実は元号ごとに足す数が決まっていて、覚えてしまえば暗算できます。この記事では、元号別の変換式と早見表、改元の年に和暦が2つ重なる理由、そして書類で和暦と西暦を混ぜないためのルールをまとめます。

元号ごとの変換式と早見表

和暦から西暦への変換は、元号ごとに決まった数を足すだけです。引き算のほうが覚えやすければ、西暦から和暦を出すときは同じ数を引きます。まずは表で確認してください。

元号期間西暦にするには
明治1868年 - 1912年元号の年 + 1867明治30年 → 1897年
大正1912年 - 1926年元号の年 + 1911大正10年 → 1921年
昭和1926年 - 1989年元号の年 + 1925昭和58年 → 1983年
平成1989年 - 2019年元号の年 + 1988平成10年 → 1998年
令和2019年 -元号の年 + 2018令和8年 → 2026年

逆方向、つまり西暦から和暦を求めるときは同じ数を引きます。1983 - 1925 = 58 なので昭和58年、2026 - 2018 = 8 なので令和8年です。足す数を覚えるのが面倒なら、身近な年をひとつ暗記しておく手もあります。たとえば「平成元年は1989年」を覚えていれば、平成15年は1989 + 15 - 1 = 2003年と出せます。元年ぶんの1を引くのを忘れないでください。

下2桁だけで計算する暗算のコツ

1925 や 1988 といった4桁を足すのは、暗算には向きません。実際には下2桁だけを動かせば足ります。西暦の千の位・百の位はほとんど動かないからです。

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    元号ごとの「足す2桁」を覚える

    昭和は +25、平成は +88、令和は +18 です。さかのぼるなら大正は +11、明治は +67。日常で使うのは昭和・平成・令和の3つなので、25・88・18の3つを覚えれば足ります。

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    元号の年に足す

    昭和58年なら 58 + 25 = 83。平成10年なら 10 + 88 = 98。令和8年なら 8 + 18 = 26 です。

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    100を超えたら世紀を繰り上げる

    結果が100未満なら1900年代、100以上なら2000年代です。平成31年は 31 + 88 = 119 なので、100を引いて2019年。令和8年は26なので、令和は2000年代と決まっているため2026年です。

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    月日が必要なら改元日を確認する

    年だけならこれで十分ですが、改元があった年は月日によって元号が変わります。境目の年は次の章の表で確認してください。

和暦暗算西暦
昭和40年40 + 25 = 651965年
昭和64年64 + 25 = 891989年
平成7年7 + 88 = 951995年
平成31年31 + 88 = 119 → 100を引く2019年
令和元年1 + 18 = 192019年
令和15年15 + 18 = 332033年

昭和については「25を足す」以外に、63年ぶん続いたことを覚えておくと役に立ちます。昭和は64年1月7日までなので、昭和の年数は最大64。「昭和70年」といった表記を見かけたら、それは誤りか、あるいは昭和が続いた場合の仮の年数(いわゆる昭和換算)です。

改元の年は和暦が2つ重なる

変換でつまずきやすいのが、改元があった年です。1つの西暦の中に2つの元号が存在するため、月日まで見ないと和暦が確定しません。

西暦前の元号(その年の前半)新しい元号(その年の後半)
1912年明治45年(1月1日 - 7月30日)大正元年(7月30日 - 12月31日)
1926年大正15年(1月1日 - 12月25日)昭和元年(12月25日 - 12月31日)
1989年昭和64年(1月1日 - 1月7日)平成元年(1月8日 - 12月31日)
2019年平成31年(1月1日 - 4月30日)令和元年(5月1日 - 12月31日)

たとえば1989年1月5日生まれの人は昭和64年生まれ、1月10日生まれの人は平成元年生まれです。西暦は同じでも和暦が異なります。同じ学年に昭和生まれと平成生まれが混在するのはこのためで、書類の照合で食い違いが起きやすいポイントです。

なお、生年月日から年齢を出すときも、この境目が影響します。学年や入学年度は4月1日で区切られるため、1月から3月生まれの人は西暦の年から想像する学年と1つずれます。生年月日を入れて満年齢と年度を確認できるツールを使うと、この手の取り違えを避けられます。

書類で和暦と西暦を混ぜないためのルール

変換そのものより実務でトラブルになりやすいのが、1つの書類の中で和暦と西暦が混ざることです。読む側が変換の手間を強いられ、確認漏れの原因になります。

  • 1つの書類の中では表記をそろえる:履歴書で生年月日を西暦にしたなら、学歴・職歴もすべて西暦にします。混在は書き手のミスに見えます。
  • 指定があればそれに従う:応募先や役所の様式に「西暦で記入」と書かれていれば、和暦で書き直す必要はありません。指定がなければどちらでも構いません。
  • システムに入れるデータは西暦を基本にする:表計算や台帳で和暦の文字列を扱うと、並べ替えや差分計算ができなくなります。保存は西暦、表示だけ和暦にするのが安全です。
  • 元号の頭文字(S・H・R)は正式書類では避ける:S58 のような略記は社内メモなら通じますが、公的な書類では昭和58年と書くのが基本です。
  • 改元をまたぐ期間は西暦で書く:2019年前後の在籍期間などは、平成31年4月 - 令和2年3月と書くより、2019年4月 - 2020年3月のほうが誤読されません。
場面推奨する表記理由
履歴書・職務経歴書どちらでもよいが統一する混在が最も減点されやすい
役所の申請書様式の指定に従う和暦欄が印字されていることが多い
表計算・データベース西暦(日付型で保持)計算・並べ替えができる
社内の議事録・メモ西暦後から検索・照合しやすい
賞状・挨拶状和暦慣習として和暦が使われる

生年月日から満年齢や、次の節目まであと何日かを確認したいときは、手計算より自動計算のほうが確実です。西暦・和暦のどちらから入力しても年齢と経過日数が出せるので、書類を書く前に一度確認しておくと、記入した数字の裏取りができます。履歴書に絞った統一のルールと学歴欄の年の出し方は履歴書の年号の書き方、賞状やのし袋のように縦書きで年月日を書く場合の作法は縦書きの日付の書き方にまとめています。式や納車の日取りで大安・仏滅を気にする場合は、旧暦から並び順が決まる仕組みを六曜の意味と並び順で説明しています。

よくある質問

昭和を西暦に変換するにはどう計算しますか?
昭和の年に1925を足すと西暦になります。昭和58年なら 58 + 1925 = 1983年です。暗算するなら下2桁だけを使い、58 + 25 = 83 として1983年と考えると速く出せます。逆に西暦から昭和を求めるときは1925を引きます。昭和は1926年から1989年1月7日までなので、昭和の年数は最大で64です。
令和は西暦何年から始まりましたか?
令和元年は2019年5月1日からです。同じ2019年でも、1月1日から4月30日までは平成31年になります。令和を西暦にするには元号の年に2018を足します。令和8年なら 8 + 2018 = 2026年です。改元の年は1つの西暦に2つの元号が入るため、日付まで含めて記入する書類では月日の確認が必要です。
履歴書は和暦と西暦のどちらで書くべきですか?
指定がなければどちらでも構いません。重要なのは1つの書類の中で統一することです。生年月日を西暦にしたなら、学歴も職歴も西暦にそろえます。応募先の様式に「西暦で記入」と書かれている場合や、記入欄にあらかじめ元号が印字されている場合は、その指定に従ってください。S58 のような略記は正式な書類では避けます。
1989年生まれは昭和ですか、平成ですか?
1月1日から1月7日までに生まれた人は昭和64年生まれ、1月8日以降に生まれた人は平成元年生まれです。1989年は改元があった年なので、西暦だけでは和暦が確定しません。同じ理由で2019年生まれも、4月30日までが平成31年、5月1日以降が令和元年に分かれます。書類の照合で食い違ったときは、まずこの境目を疑ってください。

この記事で紹介したツール

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