シフォン型のサイズと分量|17cm・20cm・23cmの卵の数と焼き時間
シフォンケーキのレシピは17cm型が定番ですが、20cmや23cmの型で大きく焼きたい、14cmの小さい型でお試しに焼きたいということもあります。シフォン型は直径が大きくなると高さも一緒に高くなるため、丸型より倍率が大きくなるのが特徴です。この記事では、シフォン型のサイズ別の容量と倍率、卵の数、焼き時間、ほかの型で焼くときの注意点をまとめます。
シフォン型は直径の比の「3乗」に近い倍率になる
丸型は直径が変わっても高さは6cm前後で同じですが、シフォン型は17cmで高さ約8cm、20cmで約9.5cm、23cmで約11cmと、直径に合わせて深くなります。底面積(直径の2乗)に加えて高さ(直径の比)も増えるので、容量はおおむね直径の比の3乗で増えます。
| 直径 | 高さの目安 | 容量の目安 | 生地量(8割) | 17cmとの比 |
|---|---|---|---|---|
| 14cm | 6.5cm | 約830mL | 約670mL | 0.54倍 |
| 17cm | 8cm | 約1550mL | 約1240mL | 1倍 |
| 20cm | 9.5cm | 約2600mL | 約2080mL | 1.68倍 |
| 23cm | 11cm | 約4040mL | 約3230mL | 2.6倍 |
中央の筒の分を差し引き、側面の傾斜も考えて計算しているので、単純な3乗(17→20cmで1.63倍)とは少しずれます。丸型の感覚で「17cm→20cmは1.4倍くらい」と増やすと、型の半分ほどしか膨らまない低いシフォンになってしまいます。
シフォン型どうしの倍率早見表
| レシピ\使う型 | 14cm | 17cm | 20cm | 23cm |
|---|---|---|---|---|
| 14cm | 1 | 1.87 | 3.12 | 4.85 |
| 17cm | 0.54 | 1 | 1.68 | 2.6 |
| 20cm | 0.32 | 0.6 | 1 | 1.55 |
| 23cm | 0.21 | 0.38 | 0.64 | 1 |
表は各サイズの一般的な高さで計算しています。手持ちの型の高さが目安と違う場合は、ケーキ型サイズ換算ツールで高さを入力し直すと、その型に合った倍率が出ます。
サイズ別の卵の数と材料の換算例
17cmで卵黄3個・卵白4個を使う、プレーンシフォンのレシピを換算した例です。
| 材料 | 17cm(元) | 14cm(×0.54) | 20cm(×1.68) | 23cm(×2.6) |
|---|---|---|---|---|
| 卵黄 | 3個 | 1.6個(約32g) | 5個(約101g) | 7.8個(約156g) |
| グラニュー糖(卵黄用) | 20g | 11g | 34g | 52g |
| サラダ油 | 30mL | 16mL | 50mL | 78mL |
| 水 | 45mL | 24mL | 75mL | 117mL |
| 薄力粉 | 70g | 38g | 117g | 182g |
| 卵白 | 4個 | 2.1個(約64g) | 6.7個(約201g) | 10.4個(約312g) |
| グラニュー糖(メレンゲ用) | 50g | 27g | 84g | 130g |
- 卵黄と卵白は別々に量ります。Mサイズの卵は卵黄約20g・卵白約30gです。
- シフォンはメレンゲが命なので、卵白は少し多めに切り上げても失敗しにくく、少ないほうが膨らみに影響します。
- 余った卵黄はカスタードやプリン、卵白はメレンゲクッキーに使えます。
- 23cm型の約2.6倍になると、ハンドミキサーでもメレンゲの量がかなり多くなります。ボウルは直径27cm以上が安心です。
サイズ別の焼き時間と冷まし方
| 直径 | 温度の目安 | 焼き時間の目安 |
|---|---|---|
| 14cm | 170℃ | 25〜30分前後 |
| 17cm | 160〜170℃ | 30〜35分 |
| 20cm | 160〜170℃ | 35〜40分 |
| 23cm | 160℃ | 45〜50分前後 |
- 1
割れ目まで色づくまで焼く
表面の割れ目の中まで焼き色がつき、指で軽く押して弾力が戻れば焼き上がりです。
- 2
すぐ逆さにする
オーブンから出したら型ごと逆さにし、瓶などに筒を差して宙に浮かせます。
- 3
完全に冷ましてから外す
温かいうちに型から外すとしぼむので、3時間ほどしっかり冷ましてからナイフで外します。
シフォン型がないときは?丸型・パウンド型で焼く注意点
シフォンケーキは、生地が型の側面と筒にくっついて支えられることでふわっと高く膨らみ、逆さに冷ましてもしぼみません。フッ素加工の型や丸型・パウンド型では生地がすべって支えがなくなるため、同じ配合で焼くとしぼみやすくなります。
- どうしても丸型で焼くなら、紙を敷かずにアルミやブリキの型を使い、中央に紙コップやアルミホイルで作った筒を立てると火の通りがよくなります。
- 17cmシフォン型のレシピを18cm丸型(高さ6cm)に移すと、容量換算で約0.86倍です。型のほうが浅いので、残りはマフィンカップなどに分けます。
- 18×8cmのパウンド型なら約0.42倍、半量弱が目安です。
丸型どうしの換算はケーキ型のサイズ換算、パウンド型の容量の考え方はパウンド型のサイズと換算で詳しく説明しています。
どのサイズの型を買うか迷ったら
- 14cm:卵2個ほどで焼ける小さめサイズ。2〜3人で食べきりたいときや、フレーバーを試すときに向いています。
- 17cm:レシピが最も多い定番サイズ。4〜6人分で、家庭のオーブンでも焼きむらが出にくい大きさです。
- 20cm:卵5〜7個を使い、8人分ほどのボリュームになります。手土産や集まりに向いています。
- 23cm:卵10個前後を使う大きなサイズ。高さが11cm前後になるので、オーブンの庫内の高さを先に確認してください。
最初の1台なら、レシピが見つかりやすい17cmのアルミ型がおすすめです。ほかのサイズのレシピを見つけたときも、この記事の早見表の倍率をかければ17cm型で焼けます。型を変えたときの倍率は、ケーキ型サイズ換算ツールで高さも含めて確認できます。
よくある質問
- シフォンケーキの17cmのレシピを20cm型で作るには?
- 約1.68倍です。卵黄3個・卵白4個のレシピなら、卵黄5個・卵白6〜7個(約200g)が目安です。焼き時間は35〜40分ほどになります。
- 23cmのシフォン型は卵何個使いますか?
- 17cmで卵黄3個・卵白4個の配合なら、23cmは約2.6倍で卵黄8個前後・卵白10個前後(約310g)です。
- 17cmのレシピを14cmのシフォン型で作るには?
- 約0.54倍、ほぼ半量です。卵黄1.6個(約32g)・卵白2.1個(約64g)が目安で、卵黄2個・卵白2個で作ってほかの材料を合わせる方法もあります。
- なぜシフォン型は丸型より倍率が大きいのですか?
- シフォン型は直径が大きくなると高さも一緒に高くなるためです。面積の増加に高さの増加が加わり、容量は直径の比の3乗に近い割合で増えます。
この記事で紹介したツール
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