ダブルスの組み合わせ表の作り方|バドミントン・テニスで毎回ペアを変える方法
バドミントンやテニスの練習会で、ダブルスのペアを毎回その場で決めていると、「さっきも同じ人と組んだ」「自分だけ休みが多い」という不満が出がちです。この記事では、人数とコート数から休む人数と全員と組むのに必要な回数を出す方法、8人・2面で全員と1回ずつ組む表、休みを均等に回すコツ、固定ペアやミックスダブルスの扱い方をまとめます。
まず「1回で何人出られるか」と「休む人数」を出す
ダブルスは1面で4人が試合をします。コートがc面なら、1回に出られるのは4×c人で、残りは休みです。人数が4の倍数でなかったり、コートが足りなかったりすると、毎回だれかが休むことになります。まずこの数を把握すると、何回やれば全員が同じくらい試合に出られるかが見えてきます。
| 人数 | コート | 1回の試合数 | 毎回休む人数 | 全員と1回ずつ組むのに必要な回数の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 5人 | 1面 | 1試合 | 1人 | 5回 |
| 6人 | 1面 | 1試合 | 2人 | 8回 |
| 7人 | 1面 | 1試合 | 3人 | 11回 |
| 8人 | 2面 | 2試合 | 0人 | 7回 |
| 9人 | 2面 | 2試合 | 1人 | 9回 |
| 10人 | 2面 | 2試合 | 2人 | 12回 |
| 12人 | 3面 | 3試合 | 0人 | 11回 |
| 16人 | 4面 | 4試合 | 0人 | 15回 |
右端の回数は、組める2人組の総数(n×(n−1)÷2)を、1回にできるペアの数(試合数×2)で割って切り上げたものです。たとえば8人なら2人組は28通りで、1回に4ペアできるので7回です。これより少ない回数なら、同じペアを一度も作らずに済む可能性があります。
8人・2面なら7回で全員と1回ずつ組める
8人・2面は、休む人が出ず、7回でちょうど全員が全員と1回ずつペアになれる、組みやすい人数です。対戦表メーカーで8人(1〜8番)・2面・7回にすると、たとえば次のような表ができます。
| 回 | コート1 | コート2 |
|---|---|---|
| 1 | 1・2 vs 3・4 | 5・6 vs 7・8 |
| 2 | 2・3 vs 6・7 | 5・8 vs 1・4 |
| 3 | 2・6 vs 1・5 | 3・7 vs 4・8 |
| 4 | 5・7 vs 1・3 | 2・4 vs 6・8 |
| 5 | 1・6 vs 3・8 | 4・5 vs 2・7 |
| 6 | 2・5 vs 1・8 | 4・7 vs 3・6 |
| 7 | 3・5 vs 4・6 | 1・7 vs 2・8 |
7回で28通りのペアがすべて1回ずつ出てきます。対戦相手は1人あたり延べ14人で、7人の相手と平均2回ずつ当たります。ペアと違って相手の重なりはゼロにはできませんが、1〜3回の範囲に収まるように組まれています。
休みを均等に回すコツ
人数がコートに対して多いとき、いちばん不満が出やすいのが休みの偏りです。休む人を選ぶときは、「それまでの出場回数が多い人」「前に休んだのが一番昔の人」から順に休ませると、出場回数の差を1回以内に保てます。
- 5人・1面で5回:毎回1人が休み、全員が4試合・1休みで終わる
- 9人・2面で9回:毎回1人が休み、全員が8試合・1休みで終わる
- 10人・2面で9回:毎回2人が休み、出場は7回か8回で差は1回以内
- 6人・1面で6回:毎回2人が休み、全員が4試合・2休み
表のとおりにぴったり回るのは「人数×回数」が「1回に出る人数」でうまく割り切れるときです。割り切れないときは、だれか1回多く出る人がいるのは避けられません。その場合は、遅れて来た人や早く帰る人を出場の少ない側に入れるなど、事情に合わせて手で調整しましょう。
固定ペアやミックスダブルスのときは
毎回ペアを変える組み方は、交流や練習向けです。大会のようにペアが決まっている場合や、男女で組むミックスダブルスのように組み合わせに条件がある場合は、別の考え方をします。
- ペアが固定のとき:ペアを1チームとして「田中・佐藤」のように名前を入れ、総当たりやトーナメントで対戦表を作る
- ミックスダブルスで男女ペアを決めたいとき:先に男女それぞれを並べてペアを作り、そのペアで総当たりにする。ペアの決め方はチーム分けをランダムに決める方法の手順が使える
- 実力差をならしたいとき:上手な人と初心者が組むように、上位と下位を交互に並べてからペアにする
- シングルスも混ぜたいとき:ダブルスの休みの人同士でシングルスを1試合入れると、待ち時間を減らせる
固定ペアで総当たりにする場合の試合数や試合順の考え方は、総当たりの試合数と試合順の作り方を参考にしてください。4ペアなら6試合、6ペアなら15試合です。
対戦表メーカーでダブルスの組み合わせを作る
- 1
「ダブルスの組み合わせ」を選び、参加者を入れる
名前を1行に1人ずつ入れます。4人から60人まで対応しています。
- 2
コート数と試合の回数を決める
画面に「全員と組むには○回〜」と目安が出るので、時間に合わせて回数を決めます。
- 3
出場回数と同じペアの数を確かめる
表の下に一人ひとりの出場・休みの回数と、2回以上組んだペアの数が出ます。重なりが気になるときは「組み合わせを作り直す」で別の表にします。
- 4
印刷して貼るか、LINEで送る
体育館の壁に貼るなら印刷、事前に知らせるなら「表をコピー」でLINEに貼ります。
人数とコート数によっては、同じペアが2回できることがあります。そのときは何度か作り直すと、重なりがない表が出ることもあります。麻雀やボードゲームのように3〜6人で卓を組む場合は、麻雀大会の卓組の作り方で同卓が偏らない組み方を紹介しています。
よくある質問
- ダブルスで8人の場合、何回で全員とペアを組めますか?
- 2面を使えば7回です。8人の2人組は28通りあり、1回に4ペアできるので、7回で全員が全員と1回ずつ組めます。休む人も出ません。
- ダブルスで5人や6人のときはどうすればいいですか?
- 1面なら5人は毎回1人、6人は毎回2人が休みです。出場回数が多い人から順に休ませると、全員の試合数の差を1回以内にできます。5人なら5回で全員が4試合・1休みになります。
- ダブルスの組み合わせで同じ相手と何度も当たるのはなぜですか?
- 1回の試合で相手は2人なので、回数を重ねると同じ人と当たるのは避けられません。8人・2面・7回なら、相手1人あたり平均2回当たります。ペアの重複を優先して避け、相手の重なりはなるべく均等にするのが現実的です。
- テニスのダブルスで休みの人を公平に決めるには?
- それまでの出場回数が多い人、前に休んだのが一番昔の人から順に休ませます。休みの人に審判や球拾いを割り当てると、待ち時間も有効に使えます。
この記事で紹介したツール
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