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百人一首の覚え方|決まり字と取り札をセットで覚える練習の順番

百人一首を100首覚えるとき、上の句と下の句を最初から最後まで暗唱しようとすると時間がかかります。かるたで札を取るためなら、覚えるのは「決まり字」と「取り札(下の句)」の組み合わせが中心です。この記事では、決まり字と取り札をセットで覚える理由、1字決まりから始めて100首まで広げる順番、決まり字→取り札・取り札→決まり字の両方向の練習、苦手な札を減らす繰り返し方をまとめます。

覚えるのは「決まり字」と「取り札」の組み合わせ

かるたの取り札には、下の句だけがひらがなで書かれています。上の句が読まれたら、その歌の下の句の札を探して取るので、札を取るために必要なのは「上の句の頭を聞いたら、どの下の句か分かる」ことです。上の句を最後まで覚えていなくても、決まり字(その歌だと分かるまでの最初の数文字)と取り札が結び付いていれば取れます。

たとえば「む」と聞いたら「きりたちのぼる」、「あさぼらけ う」と聞いたら「あらはれわたる」です。決まり字は1〜6字、取り札の頭は数文字なので、100首ぶんでも、歌全体を覚えるよりずっと少ない量で済みます。

100首を覚える順番

100首を番号順に覚えるより、ほかの札と混ざりにくい札から始めると、覚えたものが崩れにくくなります。おすすめの順番は次のとおりです。

段階覚える札枚数ポイント
11字決まり(むすめふさほせ)71字目だけで決まる。取り札の頭と対で覚える
22枚札(うつしもゆ)102字目の違いだけ覚えればよい
33枚・4枚の音(いちひき・はやよか)28同じ音の札をまとめて比べる
4み・た・こ・お・わ・な39札の多い音。2字目で分けてから3字目へ
5「あ」の16枚16最も多い。2字目(き・さ・し・ま・ら・り・は・ひ・け)で整理

段階3〜5には、4〜6字決まりの友札(あさぼらけ・きみがため・わたのはら・よのなか・なには・こころ・ちぎり)も入ります。友札は2枚を必ず同時に覚え、最後の1字と取り札の頭を対にしてください。頭の音ごとの枚数と決まり字は決まり字一覧、語呂合わせは「むすめふさほせ」とうつしもゆにまとめています。

両方向で練習すると取り違えが減る

決まり字と取り札の組み合わせは、一方向だけで練習すると片側しか思い出せなくなりがちです。次の2つを交互に行うと、聞いてから取るまでの流れが安定します。

  • 決まり字 → 取り札:決まり字を見て、正しい取り札を選ぶ。読まれた瞬間に札を探す練習で、試合の動きと同じ向きです
  • 取り札 → 決まり字:取り札を見て、決まり字を答える。自陣に札を並べたとき、どの札が何字で取れるかをすぐ思い出す練習です

百人一首 決まり字 練習・一覧の練習では、この2つの向きを切り替えて、4択か8択で出題できます。選択肢には友札や頭の音が同じ札など、取り違えやすい札を半分ほど混ぜているので、「なんとなく見覚えがある」だけでは正解できません。出す札は字数(1字〜4〜6字決まり)、番号20首ずつ、頭の音で選べるので、上の表の段階に合わせて範囲をしぼって使えます。

苦手な札だけを繰り返すコツ

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    1回は短く、10問から始める

    一度に100首を通すより、範囲をしぼって10問ずつ回すほうが、間違えた札をすぐに見直せます。集中が切れやすいときは、25分の練習と5分の休憩を区切るポモドーロ・テクニックの区切り方も使えます。

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    間違えた札をその場で見直す

    終わったら間違えた札の決まり字と取り札を声に出して確認します。どの札と取り違えたかを見ると、友札なのか、下の句が似た札なのかが分かります。

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    苦手な札だけで出題する

    練習では札ごとの正解・間違いの数がこの端末に記録され、最後に間違えた札や間違いの多い札を「苦手な札」としてまとめて出題できます。苦手な札が0になるまで繰り返してから、次の段階の札を加えます。

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    答えるまでの秒数を縮める

    正解できるようになったら、次は速さです。1問ごとの秒数と平均が出るので、正解だけの平均が前回より短くなっているかを目安にします。迷わず選べる札が増えるほど、試合での反応も速くなります。

下の句がよく似た札(「わがころもでに」と「わがころもでは」、「みをつくしても」と「みをつくしてや」など)は、正解できるようになっても、時間がたつと混ざりやすい組です。見分け方は友札・大山札の見分け方にまとめています。競技かるたを始めるなら、100首を覚えたあとに決まり字の変化へ進むと、試合中に札が読まれるたびに短くなる決まり字も追えるようになります。

よくある質問

百人一首を早く覚えるにはどうすればいいですか?
札を取るのが目的なら、歌全体ではなく決まり字と取り札(下の句)の頭をセットで覚えるのが早道です。1字決まりの7枚から始め、2枚札・3枚札と、ほかの札と混ざりにくい順に広げると、覚えたものが崩れにくくなります。
百人一首は何から覚えればいいですか?
1字目だけで決まる「むすめふさほせ」の7枚から始めるのがおすすめです。次に2枚ずつある「うつしもゆ」の10枚、3枚・4枚ずつある「いちひき」「はやよか」と進め、最後に札の多い「あ」の16枚を覚えます。
取り札を見ても決まり字が思い出せません。
決まり字から取り札を選ぶ練習だけをしていると起こりがちです。取り札を見て決まり字を答える逆向きの練習も加えてください。自陣に並べた札が何字で取れるかをすぐ思い出せるようになります。
学校の百人一首大会までに何首覚えればいいですか?
札を取る大会なら、まず自分が取りやすい札を確実にするのが効果的です。1字決まり7枚と2枚札10枚の17枚を確実に取れるだけでも、ほかの札と迷わずに手を出せる札が増えます。そこから段階的に増やしていきます。

この記事で紹介したツール

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