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麻雀の符計算のやり方|初心者が覚える順番と例題3つ

麻雀の点数計算でいちばんつまずきやすいのが符計算です。項目が多いうえに、平和ツモや七対子のような例外もあるので、表を丸暗記しようとすると混乱します。この記事では、符を数える順番を5つの手順に分け、刻子・槓子の符を「2符を倍にしていく」1本の考え方で覚える方法、1の位の切り上げ、実際の手牌で数える例題3つ、数え間違いやすいポイントをまとめます。

符は「手の作りにくさ」を表すおまけの点

麻雀の点数は「翻(ハン)」と「符(フ)」の2つで決まります。翻は役とドラの数で、点数を大きく動かします。符は、刻子を持っている、待ちが狭い、門前でロンした、といった「手の作りにくさ」に応じてつくおまけの点で、同じ翻数でも符が多いほど点数が上がります。

符計算が必要になるのは、だいたい4翻までの手です。5翻以上の満貫・跳満などは符に関係なく点数が決まるので、符を数えなくてかまいません。逆に言えば、リーチ・平和・断幺九・ドラ1のような、いちばんよく和了る手ほど符で点数が変わります。

符を数える5つの手順

  1. 1

    副底の20符を置く

    和了った手には、いつも20符がつきます。これを副底(フーテイ)といいます。ここから足していきます。

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    和了り方の符を足す

    門前(鳴いていない手。暗槓はしていてもよい)でロンしたら10符を足します。これを門前加符といいます。ツモで和了ったら2符を足します。ただし平和でツモったときだけは、ツモの2符をつけません。

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    刻子と槓子の符を足す

    順子は0符です。刻子と槓子だけ、牌の種類と、鳴いたか自分でそろえたかで符がつきます(次の章の表)。

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    雀頭と待ちの符を足す

    雀頭が役牌(三元牌・場風・自風)なら2符です。待ちが嵌張・辺張・単騎なら2符、両面と双碰は0符です。

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    1の位を切り上げる

    合計を10符単位に切り上げます。32符なら40符、22符なら30符です。ちょうど30符・40符ならそのままです。七対子の25符だけは切り上げません。

この順番で数えると、項目を数え忘れにくくなります。手牌を見るときも「和了り方 → 面子を左から → 雀頭 → 待ち」と同じ順に目を動かすと、確認が速くなります。

刻子・槓子の符は「2符を倍にしていく」と覚える

符計算でいちばん項目が多いのが刻子と槓子ですが、実は1本の規則で全部出せます。出発点は「中張牌(2〜8)の明刻=2符」です。そこから、次の3つの条件が1つ当てはまるごとに2倍します。

  • 么九牌(1・9・字牌)なら2倍
  • 暗刻(自分でそろえた刻子)なら2倍
  • 槓子なら4倍
中張牌(2〜8)么九牌(1・9・字牌)
明刻(ポン・ロンで完成)2符4符
暗刻4符8符
明槓(大明槓・加槓)8符16符
暗槓16符32符

いちばん大きいのは么九牌の暗槓で、32符もあります。暗槓が1つ入るだけで、ほかに何もなくても門前ロンなら20+10+32=62符で、切り上げて70符です。表を覚えるより「2・4・8・16・32」と倍に並んでいることを覚えるほうが確実です。

例題3つで数えてみる

東場の南家(子)として、ドラなしで和了ったとします。下の内訳は、符計算ツールに同じ手牌を入れて表示される内訳と同じです。

手牌符の内訳符と点数
二三四萬 567筒 345索 中中中 9索(9索単騎でロン)副底20+門前ロン10+中の暗刻8+単騎2=4040符1翻(役牌 中)子のロン1,300点
東をポン、二三四萬 66筒 456索 78索(9索をツモ)副底20+東の明刻4+ツモ2=26 → 切り上げて3030符1翻(場風 東)300・500点
一萬を暗槓、456筒 789索 23索 五五萬(4索でロン、リーチ)副底20+門前ロン10+一萬の暗槓32=62 → 切り上げて7070符1翻(立直)子のロン2,300点

2つめの例は、東をポンしているので門前加符はつきません。ツモの2符はつくので26符になり、切り上げて30符です。3つめの例は暗槓をしていますが、暗槓は鳴きではないので門前のままで、リーチもかけられ、門前加符の10符もつきます。

数え間違いやすい5つのポイント

  • 鳴いた手のロンには門前加符がつかない:ポン・チー・明槓をしたら10符はつきません。暗槓だけなら門前のままです。
  • ツモの2符を忘れる:平和以外のツモには2符がつきます。26符が30符、32符が40符になるなど、切り上げで結果が変わることがあります。
  • オタ風の雀頭に符をつける:場風でも自風でもない風牌(オタ風)の雀頭は0符です。三元牌と、場風・自風の雀頭だけが2符です。
  • 両面に読める待ちに2符をつける:同じ手牌でも、嵌張と両面のどちらにも読めることがあります。そのときは点数が高くなる読み方を選びます。
  • 七対子を切り上げて30符にする:七対子は25符で固定です。切り上げません。

平和ツモの20符、七対子の25符、鳴いて符がつかない手の30符といった例外は、平和ツモ20符・七対子25符などの例外の符にまとめています。符と翻が決まったあとの点数は、麻雀の点数早見表と覚え方で表を見ながら確かめられます。

符計算を早く覚える練習のしかた

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    自分で数えてから答え合わせをする

    和了った手や、牌譜・動画で見た手を、まず自分で数えます。そのあと符計算ツールに同じ手牌を入れ、符の内訳を1行ずつ見比べると、どこで数え間違えたかがすぐに分かります。

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    30符と40符の境目に慣れる

    門前ロンの手は30符が出発点です。そこに么九牌の暗刻(8符)や、中張牌の暗刻(4符)と嵌張(2符)の組み合わせが入ると40符になります。「30を超えたら40」の感覚を先に身につけます。

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    例外は最後にまとめて覚える

    平和ツモ・七対子・鳴いて符がない手の3つは、通常の数え方に慣れてから覚えたほうが混乱しません。

よくある質問

符計算は覚えないとだめですか?
点数申告を自分でするなら、30符と40符の区別くらいは覚えておくと困りません。5翻以上の満貫などは符に関係なく点数が決まるので、符が必要なのは4翻までの手だけです。慣れるまでは符計算ツールで答え合わせをしながら覚えるのがおすすめです。
暗槓は何符ですか?
中張牌(2〜8)の暗槓は16符、么九牌(1・9・字牌)の暗槓は32符です。暗槓は鳴きではないので、門前のままリーチもでき、ロンなら門前加符の10符もつきます。
副底の20符はいつもつくのですか?
和了った手にはいつもつきます。七対子だけは副底を使わず、25符で固定として扱います。役満は符を数えません。
32符のときは何符として計算しますか?
1の位を切り上げて40符として計算します。22符なら30符、42符なら50符です。七対子の25符だけは切り上げずにそのまま使います。

この記事で紹介したツール

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