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双碰ロンの刻子は明刻|三暗刻・四暗刻への影響と待ちの読み方

双碰(シャンポン)待ちをロンで和了ると、手の中でそろった刻子でも暗刻ではなく明刻として数えます。この決まりは符だけでなく、三暗刻や四暗刻が成立するかどうかにも関わります。この記事では、ロンの刻子が明刻になる理由、ツモとロンで点数がどれだけ変わるか、四暗刻単騎との違い、そして同じ手牌を両面にも単騎にも読めるときに点数の高いほうを選ぶ「高点法」をまとめます。

ロンで完成した刻子が明刻になる理由

暗刻は「自分の力で3枚そろえた刻子」です。双碰待ちは、2組の対子のどちらかに3枚目が来るのを待つ形なので、ロンで和了ると3枚目は相手の捨て牌になります。ポンで3枚目をもらったのと同じだと考えて、ロンで完成した刻子は明刻として扱います。

ツモで和了った場合は、3枚目も自分で引いているので暗刻のままです。同じ手牌でも、ロンかツモかで刻子の扱いが変わるのは双碰待ちの特徴です。

双碰で完成した刻子ロンツモ
扱い明刻暗刻
中張牌(2〜8)2符4符
么九牌(1・9・字牌)4符8符
三暗刻・四暗刻の数数えない数える

三暗刻はツモなら成立、ロンなら不成立

222萬・444筒の暗刻を持ち、678索の順子、33索と七七萬の双碰で待っている手を考えます(子・ドラなし)。7萬で和了ったときの点数は次のとおりです。

和了り方符の内訳役点数
7萬でロン副底20+門前ロン10+暗刻4+暗刻4+7萬の明刻2=40符断幺九(1翻)40符1翻 1,300点
7萬でツモ副底20+暗刻4+暗刻4+7萬の暗刻4+ツモ2=34 → 40符門前清自摸和・断幺九・三暗刻(4翻)40符4翻 満貫 2,000・4,000点

ロンでは暗刻が2つしかないので三暗刻がつかず、1,300点にとどまります。ツモなら暗刻が3つになって三暗刻がつき、満貫の8,000点です。双碰待ちの三暗刻は「ツモったときだけの役」と覚えておくと、申告で間違えません。

四暗刻も双碰ロンでは成立しない

暗刻を3つ持ち、2組の対子で双碰に待っている形は「四暗刻のテンパイ」ですが、ロンで和了ると最後の刻子が明刻になるので、四暗刻にはなりません。

  • 例:222萬 444筒 666索 77索 88索で8索待ち(子・ドラなし)
  • 8索でツモ:暗刻4つで四暗刻、役満 8,000・16,000点
  • 8索でロン:暗刻3つと明刻1つで、対々和・三暗刻・断幺九の5翻 満貫 8,000点

一方、暗刻を4つ持って雀頭の1枚を待つ「四暗刻単騎」は、ロンでも成立します。単騎待ちで完成するのは雀頭で、4つの刻子はすべて自分でそろえているからです。四暗刻単騎をダブル役満にするかどうかはルールによります(点数が変わるローカルルール)。

読み方が何通りもあるときは高点法

同じ手牌でも、4面子1雀頭への分け方や、和了牌がどの面子に入ったかの読み方が何通りもあることがあります。このとき、いちばん点数が高くなる読み方を使うのが「高点法」で、リーチ麻雀の一般的なルールです。

手牌(子・ドラなし)読み方A読み方B使う読み方
二三四萬 567筒 789索 4566索に6索(リーチ・ロン)456索+66索の両面:平和がついて30符2翻 2,000点456索+6索の単騎:平和なし、40符1翻 1,300点A(2,000点)
一一一萬 345筒 789索 4566索に6索(リーチなし・ツモ)両面:20+暗刻8+ツモ2=30符1翻 300・500点単騎:20+暗刻8+単騎2+ツモ2=32 → 40符1翻 400・700点B(400・700点)

1つめの例は平和という役がつくかどうかの違いで、両面と読むほうが高くなります。2つめの例は一萬の暗刻があってもともと平和にならないので、単騎の2符で40符に上がる読み方のほうが高くなります。同じ「4566索に6索」でも、手のほかの部分によって使う読み方が変わるわけです。

待ちの読み方で間違えやすい形

  • 4566の6:両面(456+66)と単騎(456+6)の両方に読める。平和がつくなら両面、つかないなら単騎で2符を取る
  • 2344の4:234+44と見れば、23で1・4を待っていた両面とも、44の単騎とも読める。考え方は4566と同じ
  • 二二三三四四萬のような同じ順子2つ:対子が7つそろうと、七対子(25符)にも二盃口にも読める。たとえば二二三三四四萬 556677筒 9索の単騎をリーチ・ロンすると、七対子なら25符3翻 3,200点、二盃口なら40符4翻 満貫 8,000点で、二盃口として数える
  • 刻子と順子のどちらにも取れる形(222333444など):順子3つと見れば一盃口や平和、刻子3つと見れば三暗刻や対々和がつくので、両方の点数を比べる

形が複雑になるほど、頭の中ですべての読み方を試すのは大変です。符計算ツールは、手牌のすべての分け方と待ちの読み方を試し、いちばん高い点数になる読み方を表示します。面子の分け方と待ちの形も一緒に表示されるので、どう読んだのかを確かめられます。符の数え方そのものは麻雀の符計算のやり方、平和の条件は平和ツモ20符などの例外の符で解説しています。

よくある質問

シャンポン待ちをロンしたら暗刻になりますか?
なりません。ロンで完成した刻子は明刻として数えます。中張牌なら2符、么九牌なら4符で、三暗刻・四暗刻の数にも入りません。ツモで和了れば暗刻です。
四暗刻のテンパイでロンしたらどうなりますか?
双碰待ちなら、ロンで完成した刻子が明刻になるので四暗刻は成立せず、対々和・三暗刻になります。暗刻4つで雀頭を待つ四暗刻単騎なら、ロンでも四暗刻が成立します。
高点法とは何ですか?
手牌の分け方や待ちの読み方が何通りもあるとき、点数がいちばん高くなる読み方で計算する決まりです。両面と単騎の両方に読める手で、平和がつくなら両面、つかないなら単騎の2符を取る、といった選び方になります。
単騎と両面のどちらにも読めるときの符は?
点数が高くなるほうを選びます。平和がつく手なら両面として平和をつけ、平和がつかない手なら単騎として2符を足すのが一般的です。切り上げで符が変わらないときは、どちらで読んでも同じ点数です。

この記事で紹介したツール

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