ナイロン・フロロの号数とlb・直径の早見表|6lbは何号?違いと使い分け
ナイロンラインとフロロカーボンラインは、号数が同じなら太さも強さもほぼ同じです。号数は直径で決まっていて、およそ「1号=4lb」で換算できます。この記事では、号数と直径(mm)の関係、0.4号から10号までのlb・kg・直径の早見表、海外製品のlb表記を号数に直す方法、ナイロンとフロロカーボンの性質の違いと使い分けをまとめます。
ナイロン・フロロの号数は「直径」で決まっている
ナイロンやフロロカーボンのような1本の糸(モノフィラメント)は、号数ごとに標準の直径が決まっています。基準は「1号=直径0.165mm」で、号数は糸の断面積に比例します。式で書くと次のとおりです。
断面積に比例するということは、糸の量(体積)も号数に比例するということです。この性質のおかげで、リールの糸巻き量は「号数 × 長さ」で簡単に換算できます(3号100mのスプールには2号が150m巻ける、など)。くわしくはリールの糸巻き量の見方と換算で説明しています。
号数・直径・lb・kgの早見表
直径は号数の標準直径、強度は代表的な換算値です。強度は製品によって±2割ほど違い、結び目では本来の強さの7〜9割ほどに下がります。ナイロンとフロロカーボンは同じ表で見て問題ありません。
| 号数 | 標準直径 | 強度の目安(lb) | 強度の目安(kg) |
|---|---|---|---|
| 0.4号 | 0.104mm | 約1.6lb | 約0.7kg |
| 0.6号 | 0.128mm | 約2.4lb | 約1.1kg |
| 0.8号 | 0.148mm | 約3lb | 約1.4kg |
| 1号 | 0.165mm | 約4lb | 約1.8kg |
| 1.25号 | 0.185mm | 約5lb | 約2.3kg |
| 1.5号 | 0.205mm | 約6lb | 約2.7kg |
| 1.75号 | 0.220mm | 約7lb | 約3.2kg |
| 2号 | 0.235mm | 約8lb | 約3.6kg |
| 2.5号 | 0.260mm | 約10lb | 約4.5kg |
| 3号 | 0.285mm | 約12lb | 約5.4kg |
| 3.5号 | 0.310mm | 約14lb | 約6.4kg |
| 4号 | 0.330mm | 約16lb | 約7.3kg |
| 5号 | 0.370mm | 約20lb | 約9.1kg |
| 6号 | 0.405mm | 約22lb | 約10kg |
| 8号 | 0.470mm | 約30lb | 約13.6kg |
| 10号 | 0.520mm | 約35lb | 約15.9kg |
5号くらいまでは「号数 × 4 = lb」でほぼ合います。それより太くなると比例より弱めになり、6号で約22lb、8号で約30lb、10号で約35lbです。太い糸ほど、同じ太さあたりの強さが少し下がるためです。
海外製品のlb表記を号数に直す
海外メーカーの糸や、バス釣り用の糸はlb(ポンド)で表示されていることが多く、ロッドの適合ラインも「6-12lb」のようにlbで書かれます。lbを号数に直すには、基本は4で割ります。
| lb表記 | ナイロン・フロロの号数 | 同じ強さのPE |
|---|---|---|
| 3lb | 約0.8号 | 約0.1号 |
| 4lb | 約1号 | 約0.15号 |
| 5lb | 約1.25号 | 約0.2号 |
| 6lb | 約1.5号 | 約0.3号 |
| 8lb | 約2号 | 約0.4号 |
| 10lb | 約2.5号 | 約0.5号 |
| 12lb | 約3号 | 約0.6号 |
| 14lb | 約3.5号 | 約0.7号 |
| 16lb | 約4号 | 約0.8号 |
| 20lb | 約5号 | 約1号 |
| 25lb | 約7号 | 約1.5号 |
| 30lb | 約8号 | 約2号 |
ナイロンとフロロカーボンの違い
号数・強さの換算は同じでも、素材の性質はかなり違います。釣りの種類や、道糸かリーダーかで使い分けます。
| 性質 | ナイロン | フロロカーボン |
|---|---|---|
| 比重(水に沈むか) | 約1.14(ゆっくり沈む) | 約1.78(よく沈む) |
| 伸び | 大きい(クッションになる) | 小さい(感度がよい) |
| しなやかさ | 柔らかく扱いやすい | 硬めで巻き癖がつきやすい |
| 擦れへの強さ | ふつう | 強い |
| 吸水・紫外線 | 水を吸って少し弱り、劣化しやすい | ほとんど水を吸わず、劣化しにくい |
| 水中での見えにくさ | ふつう | 屈折率が水に近く見えにくい |
| 価格 | 安い | 高め |
- ナイロンが向く場面:投げ釣り・サビキ・ウキ釣りの道糸、初心者のスピニングリール、トラブルを減らしたいとき。柔らかく、ライントラブルが少ないのが強みです。
- フロロカーボンが向く場面:PEラインの先のショックリーダー、ハリス、根の多い場所のバス釣り、沈めて使うワーム。擦れに強く沈みやすいのが強みです。
- 使い分けの迷いどころ:フロロを道糸にするなら、硬さで巻き癖が出やすいので、細め(3〜4号以下)でベイトリールに巻くか、スピニングなら細いものから試します。
号数・lb・直径をツールで相互に換算する
釣り糸の号数換算・糸巻き量計算では、糸の種類(ナイロン・フロロ・PE・エステル)を選び、号数・lb・直径のどれか1つを入れると、残りの値が出ます。0.3号のような細い糸や、20号を超える太い糸でも計算でき、同じ強さのほかの糸の号数と、近い市販の号数も表示されます。早見表のタブでは号数ごとの直径と強度を一覧できます。
PEラインの号数の考え方はPEラインの号数とlbの早見表、PEにフロロのリーダーを結ぶときの太さはPEのリーダーの太さとドラグ設定の目安で説明しています。
よくある質問
- フロロカーボンの16lbは何号ですか?
- 約4号です。ナイロン・フロロカーボンはおよそ1号=4lbなので、lbを4で割ると号数の目安になります。ただしlb表示の製品は太さの決まりがないため、同じ16lbでも標準の4号(0.330mm)より細いことがあります。
- ナイロン3号の直径は何mmですか?
- 標準直径は約0.285mmです。号数の標準直径は「0.165mm × √号数」で求められ、1号は0.165mm、2号は0.235mm、4号は0.330mmです。
- ナイロンとフロロで同じ号数なら強さも同じですか?
- 号数が同じなら直径と強さの目安はほぼ同じです。ただし、ナイロンは水を吸うと少し強度が下がり、フロロは結び目で弱りやすい製品もあるなど、実際の使い心地には違いがあります。
- 号数が2倍になると強さも2倍になりますか?
- 細い号数ではほぼ2倍になります。号数は断面積に比例するので、2号は1号の約2倍(約8lb)です。ただし太くなるほど比例より弱めになり、10号は約35lbで、1号の約9倍にとどまります。
- 直径から号数を出すにはどうすればよいですか?
- 「(直径 ÷ 0.165)の2乗」で求めます。たとえば0.235mmなら、0.235 ÷ 0.165 = 約1.42、その2乗で約2号です。PEは号数が重さで決まるため、この式は使えません。
この記事で紹介したツール
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