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PEのリーダーの太さとドラグ設定の目安|号数×4とペットボトルでの合わせ方

PEラインを使うなら、先にショックリーダーを結び、ドラグを適切な強さに合わせるのが基本です。リーダーは「PEの号数×4」、ドラグは「糸の強さの1/4〜1/3」がよく言われる目安です。この記事では、リーダーが必要な理由、PEの号数ごとのリーダーの太さの早見表、長さの決め方、ドラグを何kgに合わせるかの計算と、ペットボトルを使った合わせ方をまとめます。

PEラインにリーダーが必要な理由

PEラインは同じ号数のナイロン・フロロよりずっと強い一方で、弱点もはっきりしています。リーダーはその弱点を補うために、PEの先に1〜数mだけ結ぶフロロカーボン(またはナイロン)の糸です。

  • 擦れに弱い:細い繊維の編み糸なので、岩・貝殻・テトラ・魚の歯にこすれると簡単に切れます。擦れに強いフロロカーボンで先端を守ります。
  • 伸びがほとんどない:魚の急な突っ込みやアワセの衝撃を、糸が吸収してくれません。少し伸びるリーダーがクッションになります。
  • 結び目に弱い:PEはルアーやスナップに直接結ぶと結び目で大きく強さが落ちます。リーダーを挟むと結びやすくなります。
  • 水中で目立つ:PEは不透明で色付きのものが多いので、魚の近くは透明で見えにくいフロロにします。

リーダーの太さは「PEの号数×4」が基準

PEは同じ強さならナイロン・フロロの約1/4〜1/5の号数で済みます。そのため、PEの号数を4倍したフロロの号数にすると、PEとリーダーの強さがほぼ釣り合います。根ずれの少ない場所では細め(×3)、根の荒い場所では太め(×5)に調整します。

PEの号数(強度)細め ×3標準 ×4太め ×5
0.4号(約8lb)1.2号前後(約5lb)1.5〜1.75号(約6〜7lb)2号(約8lb)
0.6号(約12lb)1.75号(約7lb)2.5号(約10lb)3号(約12lb)
0.8号(約16lb)2.5号(約10lb)3〜3.5号(約12〜14lb)4号(約16lb)
1号(約20lb)3号(約12lb)4号(約16lb)5号(約20lb)
1.5号(約25lb)4〜5号(約16〜20lb)6号(約22lb)7〜8号(約25〜30lb)
2号(約30lb)6号(約22lb)8号(約30lb)10号(約35lb)
3号(約40lb)8〜10号(約30〜35lb)12号(約40lb)14〜16号(約50〜60lb)
  • 細め(×3):砂地やオープンエリアなど根ずれの少ない場所、魚の食いが渋いとき、飛距離を優先したいとき。
  • 標準(×4):迷ったらこれ。PEとリーダーの強さがほぼ同じになり、根掛かりで切れるときもリーダー側で切れやすくなります。
  • 太め(×5):磯・テトラ帯など根の荒い場所、タチウオやサワラのように歯の鋭い魚を狙うとき。

リーダーの長さの決め方

リーダーの長さは「ヒロ(両手を広げた長さ、約1.5m)」で言われることが多く、1〜2ヒロ(約1.5〜3m)が一般的です。釣り方によって次のように変えます。

釣り方長さの目安理由
アジング・メバリング50cm〜1m軽いルアーの操作性を優先。結び目をガイドに入れない
エギング1.5〜2m海底の岩や海藻との擦れから守る
シーバス・サーフ1〜1.5m飛距離との兼ね合い。結び目をガイドの中に入れないことも多い
ショアジギング1.5〜3m魚体や根との擦れから守るため長め
磯の大物狙い3m以上根ずれ対策を最優先にする

リーダーの先は釣るたびに傷むので、指でなぞってザラつきを感じたら、傷んだところから先を切って結び直します。何度か切り詰めて短くなったら、結束からやり直します。

ドラグは糸の強さの1/4〜1/3に合わせる

ドラグは、決めた力以上で引っ張られたときにスプールが逆転して糸を出し、糸が切れるのを防ぐ仕組みです。強すぎると大物の突っ込みで糸が切れ、弱すぎるとアワセが決まらず、根に潜られます。よく使われる目安は「いちばん弱い糸の強さの1/4〜1/3」です。

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    いちばん弱い糸を探す

    道糸(PE)とリーダーのうち、強度の小さいほうが基準です。PE 1号(約20lb)にフロロ4号(約16lb)を結んだなら、リーダーの16lbが基準になります。

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    kgに直す

    lbに0.45を掛けます。16lbなら約7.3kgです。

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    1/4〜1/3を掛ける

    7.3kgの1/4は約1.8kg、1/3は約2.4kgなので、ドラグは約1.8〜2.4kgに合わせます。

PE+リーダー(×4)弱いほうの強さドラグの目安500mlペットボトル
PE 0.6号+フロロ2.5号約10lb(約4.5kg)約1.1〜1.5kg約2〜3本
PE 0.8号+フロロ3.5号約14lb(約6.4kg)約1.6〜2.1kg約3〜4本
PE 1号+フロロ4号約16lb(約7.3kg)約1.8〜2.4kg約4〜5本
PE 1.5号+フロロ6号約22lb(約10kg)約2.5〜3.3kg約5〜7本
PE 2号+フロロ8号約30lb(約13.6kg)約3.4〜4.5kg約7〜9本

ペットボトルを使ったドラグの合わせ方

ドラグチェッカー(ばねばかり)がなくても、水を入れたペットボトルで合わせられます。500mlのペットボトルは水を満たすと約0.5kg、2Lなら約2kgです。

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    重りを用意する

    目標のドラグに合わせて、水を入れたペットボトルをレジ袋などにまとめて入れます。1.8〜2.4kgが目標なら、2Lを1本か、500mlを4本ほどです。

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    糸の先に袋を結ぶ

    リーダーの先、またはスナップに袋の持ち手を結びます。

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    竿を立てて持ち上げる

    竿を45度ほどに立て、ゆっくり持ち上げます。竿の角度で糸にかかる力が変わるので、実際に魚とやり取りするときの角度に近づけます。

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    ドラグを調整する

    袋が床から浮く直前で糸がジリジリ出るくらいに、ドラグノブを締めたり緩めたりします。

リーダーとドラグの目安をツールで出す

釣り糸の号数換算・糸巻き量計算の「リーダーとドラグの目安」では、PEの号数を入れると強度の目安と、細め(×3)・標準(×4)・太め(×5)のリーダーの号数を市販の号数で表示します。道糸とリーダーの号数を入れると、弱いほうの強さから1/4〜1/3のドラグの値と、500ml・2Lのペットボトル何本分かを計算します。

PEの号数とlbの関係はPEラインの号数とlbの早見表、リーダーに使うフロロカーボンの号数と直径はナイロン・フロロの号数とlb・直径の早見表で確認できます。

よくある質問

PE 1号に合わせるリーダーは何号ですか?
目安は「PEの号数×4」で、フロロカーボン4号(約16lb)です。根ずれの少ない場所なら3号(約12lb)、根の荒い磯やテトラ帯では5号(約20lb)と太めにします。
リーダーはフロロとナイロンのどちらがよいですか?
擦れに強く水中で見えにくいフロロカーボンが一般的です。ナイロンは伸びがあってショックを吸収しやすく、しなやかで結びやすいので、トップウォーターのルアーや、衝撃をやわらげたい釣りで使われます。
リーダーをPEより強くしてはいけないのですか?
根の荒い場所や歯の鋭い魚では、PEより強いリーダーを使うこともあります。ただし根掛かりで切れるとき、PEの途中やPEとリーダーの結び目で切れやすくなり、PEを長く失うことがあります。迷ったら強さがほぼ同じになる×4にします。
ドラグは何kgに設定すればよいですか?
道糸とリーダーのうち弱いほうの強度の1/4〜1/3が目安です。PE 1号にフロロ4号(約16lb ≒ 7.3kg)を結ぶなら、約1.8〜2.4kgです。500mlのペットボトルなら4〜5本分になります。
ドラグチェッカーがないときはどうすればよいですか?
水を入れたペットボトルを袋に入れて糸の先に結び、竿を立てて持ち上げます。袋が浮く直前で糸が出るようにドラグを合わせれば、おおよその設定になります。500mlは約0.5kg、2Lは約2kgです。

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