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PEラインの号数とlbの早見表|0.6号・0.8号・1号・1.5号は何lb?

PEラインは同じ号数でも、ナイロンやフロロカーボンよりずっと強い糸です。そのため「PE 0.8号は何lb?」「フロロだと何号と同じくらい?」と換算で迷いやすくなります。この記事では、PEの号数が太さではなく強さで決まる理由、0.1号から5号までのlb・kgの早見表、4本組みと8本組みの違い、釣りものごとによく使われる号数の目安をまとめます。

PEの号数は「太さ」ではなく「重さ(強さ)」で決まる

ナイロンやフロロカーボンの号数は、糸の太さ(標準直径)で決まっています。1号なら直径0.165mmで、号数が2倍になると断面積が2倍になるように作られます。一方のPEラインは、ポリエチレンの細い繊維を何本も編んだ糸で、断面がきれいな円になりません。そこで、PEは長さあたりの重さ(デニール)で号数を決めるのが一般的で、日本の基準ではPE1号がおよそ200デニールです。

ポリエチレン繊維は同じ重さあたりの強さがとても大きいので、同じ号数で比べるとPEはナイロン・フロロのおよそ4〜5倍の強さになります。「PE 1号」と「フロロ 1号」は名前こそ同じ1号でも、まったく別の物差しで測った数字だと考えてください。

PEラインの号数とlb・kgの早見表

下の表は、よく使われる換算表の代表値です。メーカーや製品によって±2割ほど違うので、買うときはパッケージに書かれた強度を優先してください。右の列は、同じくらいの強さになるフロロカーボン(ナイロンも同じ)の号数です。

PEの号数強度の目安(lb)強度の目安(kg)同じ強さのフロロ・ナイロン
0.2号約5lb約2.3kg約1.25号
0.3号約6lb約2.7kg約1.5号
0.4号約8lb約3.6kg約2号
0.5号約10lb約4.5kg約2.5号
0.6号約12lb約5.4kg約3号
0.8号約16lb約7.3kg約4号
1号約20lb約9.1kg約5号
1.2号約22lb約10kg約6号
1.5号約25lb約11.3kg約7号
2号約30lb約13.6kg約8号
2.5号約35lb約15.9kg約10号
3号約40lb約18.1kg約12号
4号約50lb約22.7kg約14号
5号約60lb約27.2kg約16号

覚え方としては「PE 1号 ≒ 20lb」を基準にして、細い号数ではおよそ比例(0.5号で約10lb、0.8号で約16lb)、太くなると比例より少し弱め(2号で約30lb、3号で約40lb)になると押さえておくと便利です。lbからkgに直すときは、0.45を掛けます(1lb=0.4536kg)。

4本組みと8本組みで強度はどう違う?

PEラインには4本の原糸で編んだ「4本組み(X4)」と、8本で編んだ「8本組み(X8)」などがあります。号数(重さ)が同じなら使っている繊維の量はほぼ同じなので、強さの差は大きくありません。ただ、表示の仕方や特徴に違いがあります。

項目4本組み8本組み
断面の形やや角ばる円に近い
表面ざらつきやすいなめらか
飛距離・ガイド抜け標準よい(ガイドとの摩擦が少ない)
擦れへの強さ1本1本が太く比較的強い1本1本が細く、毛羽立つと弱りやすい
強度の表示やや低めのことが多い同じ号数でやや高めのことが多い
価格安め高め

たとえばPE 0.8号なら、4本組みで14lb前後、8本組みで16〜18lbと表示されている製品がよく見られます。早見表の約16lbはその中間の代表値です。lbで糸を選ぶときは、組み本数より先に「製品の表示がいくつか」を見てください。

釣りものごとによく使われるPEの号数

号数は、狙う魚の大きさ・ルアーの重さ・釣り場の障害物で決まります。次の表は、ショア(岸)からの釣りでよく使われる範囲の目安です。地域や釣り場でかなり変わるので、迷ったら釣具店で地元の定番を聞くのがいちばん確実です。

釣りものよく使うPEの号数強度の目安
アジング・メバリング0.2〜0.4号約5〜8lb
エギング(アオリイカ)0.5〜0.8号約10〜16lb
チニング・ライトゲーム全般0.6〜1号約12〜20lb
シーバス0.8〜1.5号約16〜25lb
サーフのヒラメ・マゴチ0.8〜1.5号約16〜25lb
ライトショアジギング1〜1.5号約20〜25lb
ショアジギング(青物)1.5〜3号約25〜40lb
磯のヒラマサ・GT4〜8号約50〜100lb

細いPEほど飛距離が伸び、風や潮の影響も受けにくくなりますが、根ずれや高切れのリスクは増えます。PEは擦れに弱いので、どの号数でも先にショックリーダーを結ぶのが基本です。リーダーの太さとドラグの合わせ方はPEのリーダーの太さとドラグ設定の目安で説明しています。

ロッドの「MAX 1.2号」「8-16lb」とPEの合わせ方

ロッドには「適合ライン PE 0.6〜1.2号」や、海外製なら「Line 8-16lb」のように使える糸の範囲が書かれています。lb表記のロッドは、もともとナイロン・フロロを想定した数字であることが多い点に注意してください。

  1. 1

    ロッドの表記がPEの号数なら

    その範囲の中から、釣りものの表で選んだ号数を選びます。範囲の上限を超えると、竿の強さに対して糸が強すぎて、根掛かりのときに竿のほうが先に折れることがあります。

  2. 2

    ロッドの表記がlbなら

    まずナイロン・フロロの号数に直します(8lb ≒ 2号、16lb ≒ 4号)。PEで使うなら、その強さと同じくらいのPEの号数(8〜16lbならPE 0.4〜0.8号)が目安です。

  3. 3

    リーダーも範囲に入れる

    PEとリーダーを結ぶときは、リーダーの強さもロッドの範囲に収めると、竿・糸・リーダーのバランスがとれます。

ナイロンやフロロのlbと号数の関係はナイロン・フロロの号数とlb・直径の早見表にまとめています。

PEの号数をツールで換算する

釣り糸の号数換算・糸巻き量計算では、糸の種類にPEを選んで号数・lb・直径のどれかを入れると、残りの値と、同じ強さのナイロン・フロロ・エステルの号数が表示されます。「PE 0.8号は何lb?」「20lbのPEは何号?」をその場で確かめられ、近い市販の号数も出るので、釣具店で糸を選ぶ前のメモにも使えます。

PEを細くしてリールに巻くときは、スプールに巻ける長さや下巻きの量も変わります。リールの糸巻き量の見方と換算と下巻きの長さの計算方法もあわせて確認してください。

よくある質問

PE 0.8号は何lbですか?
代表的な値は約16lb(約7.3kg)です。4本組みでは14lb前後、8本組みでは16〜18lbと表示する製品が多く、製品によって幅があります。同じくらいの強さのフロロカーボンは約4号です。
PE 1号とフロロ1号は同じ太さですか?
同じではありません。フロロカーボンやナイロンの号数は直径(1号=0.165mm)で決まりますが、PEの号数は重さ(デニール)で決まります。強さで比べるとPE 1号は約20lbで、フロロ1号(約4lb)のおよそ5倍です。
PE 1.5号は何kgですか?
約25lbなので、およそ11kgが目安です。lbをkgに直すときは0.45を掛けます。同じ強さのフロロカーボンは約7号です。
8本組みのPEは4本組みより強いのですか?
同じ号数なら繊維の量はほぼ同じなので、大きく強くなるわけではありません。表示はやや高めのことが多いですが、8本組みの利点は断面が丸く表面がなめらかで、飛距離やガイド抜けがよいことです。擦れには4本組みのほうが強い面もあります。
lbで書かれたPEラインを号数に直すには?
「PE 1号 ≒ 20lb」を基準にします。10lbなら約0.5号、16lbなら約0.8号、30lbなら約2号、40lbなら約3号です。太くなるほど比例より少し弱めになるので、早見表やツールで確かめると確実です。

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