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うちわ文字のフチと配色|2重・3重フチの色の組み合わせと太さ

うちわ文字が遠くからでも読めるかどうかは、文字そのものより「フチ」で決まります。文字の外側に白やメンバーカラーの縁取りを重ねることで、うちわの地や会場の暗さに文字が埋もれなくなるからです。この記事では、定番の2重フチ・3重フチの色の組み合わせ、黒いうちわ・白いうちわでの選び方、フチの太さの目安と、太さを変えたときに文字の大きさがどう変わるかを解説します。

フチがあると遠くから読める理由

会場の照明は暗かったり、強い色の光で照らされたりするので、うちわの地と文字の色が近いと境目が見えなくなります。文字のすぐ外側に白いフチを入れると、文字の色とまわりの色がどんな組み合わせでも、白い線が輪郭をはっきりさせてくれます。

さらにその外側にメンバーカラー(メンカラ)のフチを重ねると、「誰のうちわか」がひと目で伝わります。この「文字+白+メンカラ」が、うちわ文字でいちばんよく見かける2重フチの形です。

定番の配色4パターン

うちわ文字メーカーに入っている配色の型と、それぞれのフチの太さです。メンカラを選んでから型を押すと、その色で組み合わせが作られます。

配色の型文字1重目2重目3重目向いているうちわ
黒文字+白フチ+メンカラ黒白 4mmメンカラ 6mm—どの色のうちわにも。いちばん定番
メンカラ文字+白+黒メンカラ白 4mm黒 5mm—黒いうちわ。切り抜いた境目が目立たない
3重フチ白メンカラ 4mm白 3mm黒 4mm華やかにしたいとき・黒いうちわ
メンカラ文字+白フチメンカラ白 6mm——シンプルにしたいとき・小さめの文字

表の「1重目」は文字のすぐ外側、「2重目」はその外側のフチです。それぞれの太さは、内側のフチからはみ出す幅を表します。たとえば定番の型では、文字の輪郭から外側の端までは4+6=10mmです。

うちわの地の色で選ぶ

  • 黒いうちわ:いちばん外のフチを黒にすると、切り抜いたときに少しずれても境目が目立ちません。「メンカラ文字+白+黒」や「3重フチ」が合います
  • 白いうちわ:外側を白にすると地に溶けて輪郭がぼやけます。いちばん外はメンカラか黒にしてください
  • メンカラのうちわ:外側に同じメンカラを使うと文字が地に埋もれます。外側は白か黒にして、メンカラは内側(1重目)に回します
  • ホログラム・ラメのうちわ:地が光るので、白フチをやや太めにして文字との境目を強くします

うちわ文字メーカーのプレビューでは「うちわの地の色」を変えられるので、実際のうちわの色に合わせて見え方を確かめてから印刷できます(うちわの地の色は印刷されません)。

メンカラ別の組み合わせのコツ

メンカラおすすめの文字色注意点
赤・ピンク・紫・青・緑黒文字+白フチ+メンカラ濃い色はどの組み合わせでも読みやすい
黄・水色・オレンジ黒文字+白フチ+メンカラ明るい色を文字色にすると白フチとの差が小さくなる。文字は黒にする
白黒文字+メンカラ(白)+黒白フチと白のメンカラが同じ色になるので、外側を黒にする
黒白文字+黒+白外側を白にすると黒いうちわの上でも輪郭が出る
金・銀黒文字+白フチ+金/銀印刷では金属の光沢は出ない。光らせたいときは型紙でラメシートを切る

家庭用プリンターでは、黄や水色のような明るい色は画面より薄く見えることがあります。気になるときはフチを少し太くするか、型紙で色画用紙やカッティングシートを切り抜く方法にすると、色をそのまま出せます。型紙の使い方は分割印刷と貼り合わせ・型紙の使い方を参照してください。

フチの太さの目安と、文字の大きさへの影響

フチの太さは、文字の大きさに比例させずmmで決めるのがおすすめです。文字の大きさを変えても「白フチ4mm」の見え方が変わらないので、ほかのうちわとそろえやすくなります。目安は次のとおりです。

  • 白フチ(1重目):3〜5mm。細すぎると印刷のずれで切れて見え、太すぎると文字が小さくなります
  • メンカラ(2重目):5〜8mm。いちばん目立つ色なので、白フチより少し太くすると色が伝わります
  • 3重目(黒など):3〜5mm。切り抜くときの切りしろも兼ねます

規定サイズの目安(縦29×横26cm)に「手振って」を横書きで入れたとき、文字の大きさはフチなしで約5.9cm、白フチ6mmの1重で約5.6cm、白4mm+メンカラ6mmの2重で約5.3cm、合計11mmの3重フチで約5.3cmでした。2重を3重にしても合計の太さが同じなら大きさはほぼ変わらず、フチを1cm足すと文字は約5mm小さくなります。ほかの文言での大きさはうちわ文字のサイズ目安にまとめています。

よくある質問

うちわ文字の定番の配色は何ですか?
「黒文字+白フチ+メンカラ」の2重フチです。白フチが文字とメンカラの境目をくっきり分けるので、照明が暗い会場や遠くの席からでも読みやすくなります。うちわの地の色を問わず使えるのも定番になっている理由です。
白フチは何mmくらいがいいですか?
3〜5mmが目安です。うちわ文字メーカーの定番の型では、白フチ4mm、その外側のメンカラ6mmにしています。細すぎると印刷や切り抜きのずれで白が途切れて見え、太すぎると文字そのものが小さくなります。
黒いうちわに合うフチの色は?
いちばん外側を黒にすると、切り抜いたときにはみ出しや切り残しがあっても目立ちません。「メンカラ文字+白+黒」や「白文字+メンカラ+白+黒」の3重フチがよく合います。
メンカラが黄色だと文字が読みにくいです。
黄・水色・オレンジのような明るい色は、文字色にすると白フチとの差が小さくなって読みにくくなります。文字は黒にし、黄色は外側のフチに回してください。印刷で色が薄く出るときは、黄色の色画用紙やカッティングシートを型紙で切り抜く方法もあります。

この記事で紹介したツール

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