連結うちわの作り方|1文字ずつ同じ大きさ・同じ配色でそろえる手順
連結うちわは、1枚のうちわに1文字ずつ入れて、何枚か並べてひとつの言葉にするうちわです。1枚に何文字も入れるより1文字をずっと大きくできるので、遠い席からでも目立ちます。そのかわり、文字の大きさや配色が1枚ずつばらばらだと並べたときに目立ってしまいます。この記事では、連結うちわの文字の大きさの目安、そろえて作る手順、印刷に必要なA4の枚数、友だちと分担して作るときのコツをまとめます。
連結うちわとは:1枚に1文字で、並べて読ませる
連結うちわは、たとえば「手」「振」「っ」「て」の4枚を横に並べて「手振って」と読ませる作り方です。1人で4枚を持ち替えたり、友だちと1枚ずつ持って並んだりして使います。
| 作り方 | 規定サイズの目安での1文字 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 1枚に全部(横書き4文字) | 約5.3cm | 1人で持つ・近い席 |
| 1枚に全部(縦書き4文字) | 約6.4cm | 1人で持つ・中くらいの距離 |
| 連結うちわ(1枚に1文字) | 約21cm | 複数人で並ぶ・遠い席・一瞬で読ませたい |
1枚に1文字にすると、同じうちわでも1文字の大きさが約4倍になります。ジャンボうちわ(縦42×横37cm)なら約32cmです。1枚に全部入れる場合の大きさはうちわ文字のサイズ目安で比べています。
全部の文字を同じ大きさにそろえる理由
文字は形によって幅や高さが違います。「振」は枠いっぱいに広がりますが、「っ」や「ー」は枠の一部しか使いません。1枚ずつ「うちわにいちばん大きく入る大きさ」にすると、「っ」だけが巨大になったり、「ー」が太い棒になったりして、並べたときに読みにくくなります。
うちわ文字メーカーの「1文字ずつ(連結うちわ)」では、全角1文字の枠(1em四方)がフチごとうちわに収まる大きさを全部の文字に共通で使います。字の形によって大きさが変わらないので、小さいかなは小さく、漢字は大きく、ふだんの文章と同じバランスで並びます。
連結うちわを作る手順
- 1
文言と枚数を決める
1文字が1枚なので、文字数がそのままうちわの枚数と持つ人数になります。4〜5文字(手振って・ピースして)が並びやすく、6文字以上は並ぶ人数をそろえるのが大変になります。
- 2
「1文字ずつ(連結うちわ)」を選んで文字を入れる
空白や改行は無視されるので、「手振って」と入れれば4枚分が作られます。横書き・縦書きの切り替えは、縦に並べて持つときの「ー」や「〜」の向きに影響します。
- 3
書体・配色・フチを決める
並べて読ませるので、全部の文字を同じ配色にします。遠くから読ませる連結うちわは、極太ゴシックに「黒文字+白フチ+メンカラ」が定番です。配色の考え方はフチと配色の決め方を参照してください。
- 4
うちわの大きさと余白を合わせる
全員が同じ大きさのうちわを使う前提で、規定サイズの目安・ジャンボうちわ・測った大きさを選びます。うちわの大きさがばらばらだと、文字の大きさもそろいません。
- 5
印刷して1枚ずつ貼る
大きい文字はA4を2枚に分けて印刷されるので、貼り合わせてから切り抜きます。手順はA4で分割印刷して貼り合わせる方法にまとめています。
印刷に必要なA4の枚数
うちわいっぱいの大きさにした連結うちわは、1文字がA4にぎりぎり収まるか、はみ出す大きさになります。規定サイズの目安(余白1.5cm・2重フチ)で計算した枚数は次のとおりです。
| 文言 | うちわ | 1文字の大きさ | A4の枚数 |
|---|---|---|---|
| 手振って(4枚) | 規定サイズの目安 | 約21cm | 4枚(1文字1枚・A4横) |
| 大好き(3枚) | 規定サイズの目安 | 約21cm | 5枚 |
| ピースして(5枚) | 規定サイズの目安 | 約21cm | 6枚(「ピ」だけ2枚に分割) |
| 手振って(4枚) | ジャンボうちわ | 約32cm | 8枚(1文字2枚) |
| ピースして(5枚) | ジャンボうちわ | 約32cm | 12枚 |
同じ大きさでも、横に広い字や濁点・半濁点のある字は分割が必要になることがあります。文字の大きさを自分で決めた場合は、小さい文字を1枚のA4にまとめて詰めます。「手振って」を1文字10cmにすると2枚、6cmなら4文字が1枚に収まります。
よくある質問
- 連結うちわの1文字の大きさはどれくらいですか?
- 規定サイズの目安(縦29×横26cm)で、余白1.5cm・2重フチにした場合、1文字は約21cmです。ジャンボうちわ(縦42×横37cm)なら約32cmになります。1枚に4文字入れる場合の約4倍の大きさです。
- 連結うちわは何人で持つのがいいですか?
- 文字数と同じ人数になります。4〜5文字(手振って・ピースして)が並びやすく、6文字以上になると並ぶ場所や人数をそろえるのが難しくなります。1人で持ち替えて使う場合も、4枚程度が扱いやすい枚数です。
- 連結うちわの文字の大きさがそろいません。
- 1枚ずつ「うちわいっぱい」にすると、「っ」や「ー」のような小さい字だけ大きくなってしまいます。全角1文字の枠を基準に、全部の文字を同じ大きさにそろえてください。うちわ文字メーカーの「1文字ずつ(連結うちわ)」では自動でそろえます。
- 友だちと同じデザインで作るにはどうすればいいですか?
- うちわ文字メーカーの「このデザインのURLをコピー」で設定を入れたURLを送ってください。文字・書体・配色・フチの太さ・うちわの大きさが同じ状態で開けます。印刷するときは全員、倍率を100%(実際のサイズ)にしてください。
この記事で紹介したツール
あわせて読みたい
うちわ文字をA4で分割印刷して貼り合わせる方法|型紙・左右反転の使い方
うちわ文字は、規定サイズのうちわならA4の紙1枚に収まりますが、ジャンボうちわや連結うちわの大きな文字はA4に入りきりません。家庭のプリンターでも、何枚かに分けて印刷し、重ねて貼り合わせれば大きな文字を作れます。この記事では、分割印刷した紙の貼り合わせ方、実寸で印刷できたかの確かめ方、インクを使わない型紙での作り方、色画用紙やカッティングシートに写すときの左右反転、切り抜いてうちわに貼るまでの手順をまとめます。
記事を読む →ファンサうちわの文言一覧|定番・文字数別と、読みやすく作るコツ
ファンサうちわは、ステージやトロッコの上の推しに「してほしいこと」を数秒で伝えるためのうちわです。遠くから一瞬で読める文言を選ぶことが、そのまま気づいてもらえるかどうかにつながります。この記事では、定番のファンサ文言を文字数別の一覧にまとめ、文字数とうちわに入る大きさの関係、読みやすくする言い換え、作る前に確かめておきたい会場のルールを解説します。
記事を読む →うちわ文字のサイズ目安|文字数・横書き/縦書き別に何cmになるか
うちわ文字を作るとき最初に迷うのが「1文字を何cmにすればいいか」です。大きさは、うちわの面の大きさ、縁から残す余白、フチの太さ、そして文字数と並べ方で決まります。この記事では、規定サイズの目安(縦29×横26cm)とジャンボうちわ(縦42×横37cm)に定番の文言を入れたとき、1文字が何cmになるかを横書き・縦書き別の表にまとめ、余白やフチで大きさがどれだけ変わるか、大きく見せるための工夫を解説します。
記事を読む →