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うちわ文字をA4で分割印刷して貼り合わせる方法|型紙・左右反転の使い方

うちわ文字は、規定サイズのうちわならA4の紙1枚に収まりますが、ジャンボうちわや連結うちわの大きな文字はA4に入りきりません。家庭のプリンターでも、何枚かに分けて印刷し、重ねて貼り合わせれば大きな文字を作れます。この記事では、分割印刷した紙の貼り合わせ方、実寸で印刷できたかの確かめ方、インクを使わない型紙での作り方、色画用紙やカッティングシートに写すときの左右反転、切り抜いてうちわに貼るまでの手順をまとめます。

分割印刷が必要になるのはどんなとき?

家庭用プリンターは紙の端まで印刷できないことが多いので、うちわ文字メーカーでは用紙の端から10mm内側を印刷範囲にしています。A4(21×29.7cm)の印刷範囲は縦向きで19×27.7cm、横向きで27.7×19cmです。これより大きい文字は分割して印刷します。

作るものA4の枚数(目安)
規定サイズの目安(縦29×横26cm)に横書き1行1枚(A4横)
規定サイズの目安に縦書き1列1枚(A4縦)
ジャンボうちわ(縦42×横37cm)に横書き・縦書き2枚
連結うちわ・規定サイズの目安(1文字約21cm)1文字1〜2枚
連結うちわ・ジャンボうちわ(1文字約32cm)1文字2〜4枚

分け方は、A4縦向きと横向きのうち枚数が少なくなるほうが自動で選ばれます。文字の大きさとうちわの関係はうちわ文字のサイズ目安、連結うちわの枚数は連結うちわの作り方で詳しく扱っています。

実寸で印刷する設定と確かめ方

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    用紙をA4にする

    印刷画面の用紙サイズがA4になっているか確認します。レターサイズのままだと、上下が切れたり縮んだりします。

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    倍率を100%(実際のサイズ)にする

    「用紙に合わせる」「ページに合わせて縮小」が選ばれていると、数%小さく印刷されます。分割した紙の大きさがずれると、貼り合わせたときに継ぎ目が合いません。

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    1枚目だけ試し刷りして5cmの目盛りを測る

    紙の右下に「この線が5cmなら実寸」の目盛りが入っています。定規を当てて5cmなら、残りの紙も印刷します。

印刷が小さくなる原因と、ブラウザ・スマホごとの設定は印刷すると小さくなる原因と直し方にまとめています。コンビニのネットプリントで印刷する場合は、用紙ごとに「1枚目をPNG保存」で画像を保存し、A4・等倍(拡大縮小なし)で登録してください。

分割した紙を貼り合わせる手順

分割した紙には「2列×1段に分割した 1段目・左から2列目(重ねしろ10mm)」のように、どの位置の紙かが印刷されます。隣り合う紙は10mmずつ同じ絵柄が入っているので、そこを重ねて合わせます。

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    紙を位置どおりに並べる

    印刷された「何段目・左から何列目」を見て、机の上に並べます。2段以上ある場合は、上の段から並べると分かりやすくなります。

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    2枚目以降を赤い点線で切る

    左の列や上の段と重なる側に赤い点線があります。2枚目以降の紙はこの線で切り落とします。1枚目(1段目・左から1列目)は切らずにそのまま使います。

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    絵柄を重ねて位置を合わせる

    切った紙を、左(または上)の紙の重ねしろの上に乗せ、文字やフチの線がぴったり続く位置に合わせます。光にかざすか、窓ガラスに当てると下の絵柄が透けて合わせやすくなります。

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    マスキングテープで仮止めしてから貼る

    位置が決まったら裏からマスキングテープで仮止めし、ずれていないことを確かめてから、のりやテープでしっかり貼ります。表にテープを貼るとツヤが出て目立つので、裏から貼るのがおすすめです。

型紙(線だけ)と左右反転の使い方

印刷した紙をそのまま貼るほか、紙を型紙にして色画用紙やカッティングシート、ラメのシートを切り抜く作り方もあります。プリンターでは出せない光沢やラメを使え、明るいメンカラも色画用紙ならそのままの色で出せます。

印刷の設定印刷されるもの使いどころ
ふつうの印刷文字とフチを色つきでそのまま切り抜いてうちわに貼る
型紙(線だけ)文字・フチの境目だけを細い線で色画用紙やシートに写して、層ごとに切る。インクをほとんど使わない
型紙+左右反転左右を反転した線色画用紙・カッティングシートの裏側に写して切る

カッティングシートや片面だけ色のついた紙は、裏側に線を写して切ると、表に線が残りません。ただし裏側から見た形は左右が逆になるので、「左右反転して印刷する」をオンにして印刷します。オンにし忘れると、表から見たときに文字が鏡文字になります。

切り抜いてうちわに貼るコツ

  • 切り取り線を使う:いちばん外のフチが白だと、白い紙のどこで切ればいいか分かりません。「切り取り線(外側の細いグレーの線)を入れる」をオンにすると、切る位置が見えます
  • 細かい所はデザインナイフで:ハサミで外形を大まかに切ってから、文字のすき間や角はデザインナイフとカッターマットで切ると、フチの太さがそろいます
  • 厚紙に貼ってから切る:コピー用紙のままだとうちわに貼ったときに波打ちやすくなります。画用紙や薄いボール紙に貼ってから切ると平らに仕上がります
  • スプレーのりや両面テープで貼る:水分の多いのりは紙が波打つ原因になります。全面にむらなく付けられるスプレーのりや、薄い両面テープが向いています
  • 透過PNGを使う:アプリやパソコンで背景のデザインと組み合わせたいときは「文字だけを透過PNGで保存」で、フチまで含めた文字だけの画像を書き出せます

貼る前に、うちわの上に置いて余白のバランスを見てください。縁から1.5cm前後空いていれば、角の丸みにかかりにくくなります。フチの色の選び方はうちわ文字のフチと配色の決め方を参照してください。

よくある質問

A4より大きいうちわ文字はどうやって印刷すればいいですか?
何枚かのA4に分割して印刷し、貼り合わせます。うちわ文字メーカーでは、隣の紙と10mmずつ重なるように分割し、どの位置の紙かと切る線(赤い点線)を一緒に印刷します。2枚目以降を赤い線で切り、左や上の紙に重ねて貼ってください。
分割した紙の継ぎ目がずれてしまいます。
印刷の倍率が「用紙に合わせる」になっていて、紙ごとに少し縮んでいる可能性があります。倍率を100%(実際のサイズ)にして、紙の右下の5cmの目盛りが正しく5cmになっているかを確かめてください。重ねるときは光にかざして下の絵柄に合わせると、ずれにくくなります。
カッティングシートに写すときは左右反転が必要ですか?
シートの裏側(台紙側)に線を写して切る場合は必要です。裏から見た形は左右が逆になるため、反転せずに切ると表から見て鏡文字になります。「型紙(線だけ)で印刷する」と「左右反転して印刷する」の両方をオンにしてください。
コンビニでうちわ文字を印刷できますか?
できます。用紙ごとにPNGで保存し、ネットプリントにA4・等倍(拡大縮小なし)で登録してください。画像はA4の大きさに合わせて作っているので、「用紙に合わせる」を選ばなければ実寸で印刷されます。印刷したら右下の5cmの目盛りで確かめてください。

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