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トーナメント表のシードと不戦勝の決め方|試合数・回戦数の計算と作り方

参加者が8人や16人ちょうどならトーナメント表は簡単ですが、6人・10人・12人のように中途半端な人数だと、不戦勝をどこに置けばいいのか迷います。この記事では、トーナメントの試合数と回戦数の計算、枠の大きさと不戦勝の数、強い人同士が早く当たらないシードの位置、3位決定戦や総当たりとの使い分けをまとめます。

トーナメントの試合数は「参加人数−1」

勝ち抜き戦(シングルエリミネーション)のトーナメントでは、1試合ごとに必ず1人が負けて脱落します。優勝者以外の全員がちょうど1回ずつ負けるので、試合数は参加人数−1です。不戦勝があっても、この数は変わりません。3位決定戦をするなら1試合増えます。

参加人数枠の大きさ不戦勝の数回戦数試合数3位決定戦ありの試合数
5人833回戦(決勝まで)4試合5試合
6人823回戦5試合6試合
8人803回戦7試合8試合
10人1664回戦9試合10試合
12人1644回戦11試合12試合
16人1604回戦15試合16試合
20人32125回戦19試合20試合
24人3285回戦23試合24試合

枠の大きさは、参加人数以上でいちばん小さい2の累乗(2・4・8・16・32・64…)です。足りない分が不戦勝で、不戦勝になった人は1回戦がなく2回戦から出ます。回戦数は枠の大きさが2の何乗かで決まり、8枠なら3回戦、16枠なら4回戦、32枠なら5回戦で決勝です。

シードの位置は「1と2が決勝まで当たらない」ように置く

シードは、前回の成績や実力の高い人を、強い人同士が早い回戦でつぶし合わないように配置するしくみです。標準的な配置では、シード1を一番上、シード2を一番下に置き、1と2は決勝まで、1〜4は準決勝まで、1〜8は準々決勝まで当たらないようにします。8枠と16枠の、上から順のシード番号は次のとおりです。

枠上から順のシード番号1回戦の組み合わせ
8枠1, 8, 4, 5, 2, 7, 3, 61−8、4−5、2−7、3−6
16枠1, 16, 8, 9, 4, 13, 5, 12, 2, 15, 7, 10, 3, 14, 6, 111−16、8−9、4−13、5−12、2−15、7−10、3−14、6−11

どの1回戦も、組み合わせの番号を足すと「枠の大きさ+1」(8枠なら9、16枠なら17)になっているのがポイントです。上位と下位が当たるので、順当に勝ち進めば準決勝は1−4と2−3、決勝は1−2になります。この並びは、枠を半分に分けて番号を「1と枠+1−1」「2と枠+1−2」…とペアにしていく作業を繰り返すと作れます。

不戦勝は上位シードから順に入れる

人数が枠に足りないときは、空いた枠を不戦勝にします。不戦勝の位置は、上の表のシード番号のうち参加人数より大きい番号の場所です。つまり、上位シードの1回戦の相手が空き枠になり、シード1から順に不戦勝が与えられます。

参加人数8枠の上から順の並び(—は不戦勝)不戦勝になる人
5人1, —, 4, 5, 2, —, 3, —シード1・2・3
6人1, —, 4, 5, 2, —, 3, 6シード1・2
7人1, —, 4, 5, 2, 7, 3, 6シード1
  • 不戦勝が上下のブロックに均等に散るので、片方の山だけ試合数が多くなることがない
  • 12人(16枠)なら不戦勝は4人で、シード1〜4が2回戦から出る
  • 10人(16枠)なら不戦勝は6人で、1回戦を戦うのは4試合8人だけになる
  • 不戦勝が多すぎると感じたら、人数を枠に近づける(敗者復活を入れる・予選リーグを置く)ことも検討する

同じチームや同じ学校の人を早い回戦で当てたくない場合は、名前一覧の並び順を入れ替えて、上のブロックと下のブロックに分かれるように調整します。シードの位置は名前の順番で決まるので、並べ替えるだけで表を作り直せます。

トーナメントと総当たり、どちらにするか

トーナメントは試合数が少なく短時間で優勝者が決まる一方、1回負けたら終わりなので、遠くから来た参加者が1試合で帰ることになります。総当たりは全員が同じ数だけ試合をできますが、試合数が人数の2乗で増えます。8人で比べると次のとおりです。

トーナメント総当たりグループリーグ+決勝トーナメント
8人の試合数7試合(3位決定戦で8)28試合4人×2組の総当たり12試合+各組上位2人の4人トーナメント3〜4試合
1人の最低試合数1試合7試合3試合
順位優勝・準優勝・ベスト4…全員の順位がつくグループの順位と最終順位
向いている場面時間が限られた大会、人数が多い大会練習会、少人数、全員の順位が必要交流と真剣勝負を両立したい大会

総当たりの試合数や試合順の作り方は総当たりの試合数と試合順の作り方、グループリーグの順位の決め方はリーグ戦の順位の決め方で解説しています。何人かを1人に絞るだけなら、じゃんけんの確率の記事で紹介しているように、トーナメント形式にするとじゃんけんの回数も減らせます。

対戦表メーカーでトーナメント表を作る

  1. 1

    「トーナメント表」を選び、強い順に名前を入れる

    名前一覧の上から順にシード1・2…になります。2人から128人まで対応しています。

  2. 2

    固定するシードの人数と、残りをくじにするかを決める

    画面に「○人なら○の枠で、不戦勝が○人」と表示されます。くじにした場合は「組み合わせを作り直す」で抽選し直せます。

  3. 3

    3位決定戦をするか決める

    オンにすると、準決勝の敗者同士の試合が決勝の前に入り、試合番号もその順につきます。

  4. 4

    勝った人の名前をタップして勝ち上がらせる

    勝者の線が色つきで伸び、最後に優勝者が表示されます。印刷すると、試合番号つきの一覧と表をまとめて出せます。

1回戦の前にくじ引きで並び順を決める場合は、あみだくじの作り方を使って番号を割り当て、その番号順に名前を並べても構いません。

よくある質問

トーナメントの試合数はどう計算しますか?
参加人数−1です。1試合ごとに1人が負け、優勝者以外の全員が1回ずつ負けるからです。10人なら9試合、3位決定戦をするなら10試合になります。
トーナメントで6人のときの不戦勝はどこに入れますか?
6人は8枠になり、不戦勝が2つできます。標準の配置では、シード1とシード2の1回戦の相手を空き枠にし、2人が2回戦から出ます。1回戦は4−5、3−6の2試合です。
トーナメントは何回戦まであるかどう計算しますか?
参加人数以上で一番小さい2の累乗(枠の大きさ)が2の何乗かで決まります。8枠なら3回戦、16枠なら4回戦、32枠なら5回戦が決勝です。12人や10人は16枠なので4回戦です。
シードはどこに置くのが正しいですか?
シード1を一番上、シード2を一番下に置き、1と2が決勝まで、1〜4が準決勝まで当たらないようにするのが標準です。8枠なら上から1、8、4、5、2、7、3、6の順に並べます。
3位決定戦はいつ行いますか?
準決勝の負けた2人で行い、決勝の前に行うのが一般的です。3位を1人に決めず、準決勝の敗者2人を両方3位とする大会もあります。

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